コロモッグルの生態

書きたいんです「王様の耳はロバのみみ~!」っとな!

2011-03-19 23:59:42 | Weblog
昨年の3月11日まで娘が住んでいたアパートや集落は、流されてしまい。
娘の先輩が、ご遺体でみつかりました。
3月11日以降、数日間、心配しつづけていた結果です。
言葉が見つからず「でも、みつかっただけでも良かったね・・」
・・・と言った後で・・人の死って、そんな軽いものでは無かったはず、3月10日までは・・・
と、気付きました。

人の心というのは、なんと軟らかいものなのでしょうか?
どんなに凄惨な状況をも、心の形を変えて受け入れてしまうような気がします。

自然災害であるからこそ、地球上に生きている動物として、それを受け入れられるのでしょうか?
今、この大変な局面を乗り切るため、皆、心の器を大きくしています。
人間の素晴らしさを目の当たりにしてる気がします。

想定外の出来事をも、受け入れることができる人間のしなやかな強さ・・
人は、それに救われるのでしょうね・・
でも、また状況が変われば、心もその器の形を変える・・・・
命、ひとつひとつの重さをあらためて知るのは、これからの様な気もします。

天災の中に、見え隠れする人災・・・・
それも、また・・・心の器に収まりきれなくなるかも知れません。

心は変われても・・起こった事実は変わらない。
起こった事実を受け入れるためには、心を変えるしかない・・
さまざまなことを受け入れるために、心の器をさまざまに変えながら、乗り越えていくしかないのですよね。

あまりにも衝撃的な現実の前に・・こんなことしか思い浮かびませんでした。

被災され亡くなられた、お一人、お一人の命のご冥福を祈ります。
愛する者にとって、かけがえのない命だったと思います。

そして、被災された皆さまの環境が少しでも、改善されるようにと願います。