実家の子犬(5ヶ月)が炎症性腸炎という難病になりました。
やたらと下痢と嘔吐を繰り返し、その都度病院に行っていたのだが、
『お腹になんかあるっぽい』
ってな事で体力があるうちに開腹手術を勧められた。
最初は獣医さんも『腸重積かなあ?』という事だったが、早いほうがいいとの事で速攻手術をお願いした。
開けてびっくり、腸全部が真っ赤でボコボコで訳のわからん状態になっていた(写真見た)。先生も涙目。
(それを見て常日頃胃弱の私ものらりくらりかわしている胃カメラをのむべきか悩んでしまった)
が、開腹試験手術の決断→発見が早かった為、現在はステロイドとか療法食でとても良好。
療法食を喜んで食べるので良かった。
嫌がって食べない犬猫もいるそうで…
うちの犬は薬も嫌がらないし指定の療法食を食べてる限り普通の犬と変わらないので(ちょっと普通より体力が無いが)、
有難い事にあまり難病らしくない。
大変な犬猫はホントに大変らしい…。
獣医さんがおっしゃっていたが、ペットの『開腹手術』というと
『手術は可哀想』という理由で手術をだらだら引き延ばす飼い主が多いそうな。
そしてどんどんペットが弱ってしまい飼い主が決断する頃には手遅れ…ってな事も多いらしい。(←このような手遅れだった症例をいくつか聞いたが、正直ドン引きました。ペット苦しめるだけじゃないか?)
ペットの手術を勧められて手術迷ってる方はとっととやった方が良いと思います。(ヤブ医者じゃない限り)
うちの場合は試験開腹だったので即日帰宅→翌日には普通に歩き→翌々日には散歩に連れていけとまで回復しました。人間が思うほどそんなに難しいもんじゃなかったです。
あとステロイドも非常に嫌がられている存在だが使うべき時には使うべきだと思います。
個人的に単純に『脱ステ!副作用怖い!自然がやさしくて一番!』と喚く人には正直疑問を抱きます。
自然はあんまりやさしくないだろう…
個人的には『なんちゃってオーガニック』くらいが丁度良いと思います。
私もあれこれアレルギーがあるので最初に叩くのに、たまにステロイドに世話になります。
私は『脱ステ』して痒みでイライラして周囲に迷惑を撒き散らす方がごめんです。
なんとなく脱ステしてる人はイライラや精神を病み気味の人が多い気がします。
ちょっと違う話だがPMSを理由に周囲にあたり散らす女も増えている。私はごめんです。
PMSってガタガタ言い訳(失敬)するんなら
とっとと婦人科行ってピルもらうなりその他もろもろ治療してこい。
敷居が高いとか言うな。周囲が迷惑だ。(って言うと大抵『副作用が怖い』とか言うんだよな…治す気ないんかい)
閑話休題。
ペットの病気、
優柔不断は命取り。