【2006.06.13】
東京で入り浸っていたレコーディングスタジオのすぐそばには本屋さんがあります。
えらっそうな美術書とかがばーっとある、いわゆる偏差値高めの。
間違っても少年ジャンプは置いてないの。
気取ってんじゃねーよ、なぁ?
と、不良少年ぽく言ってはみたものの、実は僕は嫌いじゃないのそういう本屋さん。つか好きな方。
そこではヒカルや俺や照實さんが入れ代わり立ち代わり、時にはばったりなんてこともあったり。
絶妙な息抜きスポットだったわけです。
ある日ふと目に留まったのがゲーテの「色彩論」。
買おっかなどうしよっかな、と思いながらも手ぶらで店を出た。
その1時間後ぐらいにスタジオに入ってきたヒカルの手には例の本屋の紙袋。
あぁ、オチが見え見えの書き方だな、ちくしょう。
ま、そういうこと。
ヒカルは色彩論を買ってきたのよ。
で、1冊あげる、ということでタダでゲット。
なんでハナから2冊買ってあるのか?ヒカルの本の買い方に疑問を感じつつも、貰えたから良しとする。
彼女とスタジオで話すだらだらトークでも、「色」「光」「闇」という単語はとても印象に残ってる。
その3つは、彼女の中では大切なものなんじゃなかろうか?という気もする。
そこから独特の風景が見えてんだろな、きっと。
テーマから逸れたな、見事に。俺が連想するのは、いままで人類が想像を巡らせてきた宇宙の色。
黒に限りなく近い藍みたいな。
おきた
聞けてちょっと得した気分です☆
ゲーテに色彩論なんていう本があるんですね!
要チェックや!
宇宙は秘密の箱っていう感じを抱くな。
素敵ですよね☆
今度の ワールド・ツアー は
スティビーがみえる 色彩の世界を
具体的に 見える色にして やるみたい。
目の見えない人の ULTRA BLUE
どんなに見えるのかな。 気になる !!
黒ももちろん白に近い青も超青かと。
色彩表で紫に近い青も超青だったり。
一つではない超青。
ゲーテを学んでいたルドルフシュタイナーの色彩学もそこにありそうですね。。
黒板絵もあるかも。これ宇宙を感じるメッセージです。
ブルーは、ラピスラズリや藍とか天然にある濃いめの色を私もイメージします。
(村上 龍さん)
発言と本の題名。
それだけだけど…。
どっちもきれいだよね。
今度、新宿にでも行った時に、早速、買うっす!!!
「光と闇は良く似た双児。彼等の間に交わされる色彩は互いの心を知るための言葉なのでしょう?あの心から出た青い言葉の濃密さを未だ感じきれないのは、その声があまりに臆病でか細い心から出たものだからでしょうか?それとも私が聞こえない振りを決め込んでいるだけなのでしょうか?」
と、ちょいとゲーテぶってみました。でも、俺から見るとそんな感じなんです。あの色は。
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