Je suis moi

今日は、きっと素敵な一日。明日は、きっと今日よりもっと素敵な一日。
今日も明日も、わたしは、わたし。

氷室饅頭

2020年07月01日 | 日記

今日から7月。
新しい月の始まりです。
今年は、4月も、5月も、6月も、何もしないうちにいつの間にか過ぎ去っていったというような気がします。

氷室饅頭を買ってきました。

金沢では、7月1日に氷室まんじゅうを食べると、夏場を無病息災で乗り切れるといわれていて、数日前から、金沢市内外の和菓子店では氷室饅頭を買い求める多くの人でにぎわいます。
昨日、おとといと和菓子を扱うお店やデパートの中を歩いてきたんですが、
あちらこちらで「氷室まんじゅう」ののぼり旗がでていたり、カラフルなおまんじゅうが並べられている様子が見られました。

氷室饅頭のルーツは、加賀藩5代藩主の前田つなのりの時代に、金沢の菓子職人が将軍家の献上していた氷にヒントを得て考案したのがはじまりといわれています。
明治時代に売られてた氷室饅頭は、色のついていない白まんじゅうだったそうですが、
今ではピンクや緑色のものもおなじみになってきています。
金沢では、この時期に氷室饅頭を、娘の嫁ぎ先に届けたりする風習も残っています。

小麦粉で作った皮で餡を包み込み、蒸し上げる麦饅頭の、氷室饅頭。
金沢では、お店ごとにすこしずつ味や食感が違うことから、お気に入りのお店の氷室饅頭を選んで買うのを楽しみにされているかたも多いようです。

そういう私も、お気に入りのお店があって、
甘すぎない餡のそのお店の氷室饅頭を毎年買っています。

去年は、だーりんのお母様の入所する施設へ持って行って、施設内のカフェでお母様と一緒に食べたことを思い出します。
今年はコロナの関係で、面会ができず、お届けもできないのが残念です。

まずは仏壇にお供えして、残りは家族でいただきます。
季節のお菓子を家族みんなで仲良く笑顔で「おいしいね、おいしいね」と言いながら食べる。
そんな姿がきっとご先祖様にとっても一番うれしい光景なんだろうなと思います。

無病息災を願う季節のお菓子。
今年は、いつもの年以上に、無病を願って、じっくりあじわって食べたいなと思うのです。

 

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