簡単に先のリストのコメントなどを紹介します。-その2-
【タカ目・キジ目・ツル目・チドリ目・ハト目-44種】
■写真■について。
野鳥写真家・写真専門家ではないので写真の構図とか写真撮影技術は専門的にはわかりません。
写真撮影は適当です。撮影している時は熱くなる時がありますが、今は写真構図や技術にこだわる時ではないので。
普通のデジタルカメラだったり、望遠鏡にデジカメを当てて撮影したり、1眼カメラだったり様々です。
しかし、今後の課題としてはやはり調査流域内での写真に統一するべきです。
また、鳥類写真として鮮明で良い写真も残していくべきでしょう。
【コメント・メモ】
□タカ目タカ科
・ミサゴ (Pandion haliaetus)
準絶滅危惧(NT)・兵庫Aランク
留鳥。流域全域で確認。近隣含めよく見られる。
2008年10月美嚢川では同時に8個体以上を確認。
繁殖に関しては不明。
美嚢川・12月
・ハチクマ (Pernis apivorus)
準絶滅危惧(NT)・兵庫Aランク
夏鳥。数ペアが繁殖。
参考:徳島県・6月
・オオタカ (Accipiter gentilis)
準絶滅危惧(NT)・兵庫Bランク。
留鳥。数ペアが繁殖。
窟屋・7月
・ツミ (Accipiter gularis)
兵庫Bランク
留鳥。広い範囲で偶に見られるが、繁殖は不明。
参考:福井県・5月
・ハイタカ (Accipiter nisus)
準絶滅危惧(NT)・兵庫Bランク
冬鳥。秋~春、山地・耕作地~市街地など広範囲で見られる。
参考:大分県・3月
・ケアシノスリ (Buteo lagopus)
冬鳥。文献等による。稀。
・ノスリ (Buteo buteo)
兵庫Cランク
冬鳥。成鳥より幼鳥が多く感じる。
幼鳥・美嚢川・1月
撮影日前後して(12月中旬~1月中旬)同エリアにてケアシノスリ情報が入ってきたが、ケアシノスリは見つけられず。
・サシバ (Butastur indicus)
絶滅危惧Ⅱ類(VU)・兵庫Cランク
夏鳥。数ペアが繁殖。
安福田・6月
非繁殖個体?
・クマタカ (Spizaetus nipalensis)
絶滅危惧ⅠB類(EN)・兵庫Aランク
留鳥。現在、留鳥というより迷鳥と考えられる。繁殖未確認。
参考:福井県・2月
・ハイイロチュウヒ (Circus cyaneus)
冬鳥。稀に雌タイプが確認される。越冬かどうかは不明。
・チュウヒ (Circus spilonotus)
滅危惧ⅠB類(EN)・兵庫Bランク
稀に越冬。
□タカ目ハヤブサ科
・ハヤブサ (Falco peregrinus)
絶滅危惧Ⅱ類(VU)・兵庫Bランク
留鳥。通年を通して確認されるが、繁殖は不明。
・コチョウゲンボウ (Falco columbarius)
冬鳥。越冬年や個体数にバラツキがある。
参考:島根県・3月
・チョウゲンボウ (Falco tinnunculus)
冬鳥。田園部~隣接部で見られる。
美嚢川・11月
□キジ目キジ科
・ウズラ (Coturnix japonica)
準絶滅危惧(NT)
冬鳥。文献等による。
・ヤマドリ (Phasianus soemmerringii)
兵庫 注
留鳥。
・キジ (Phasianus colchicus)
留鳥。
志染川・4月
□ツル目クイナ科
・クイナ (Rallus aquaticus)
兵庫Cランク
冬鳥。美嚢川などで観察される。
・ヒクイナ (Porzana fusca)
絶滅危惧Ⅱ類(VU)・兵庫Bランク
留鳥・漂鳥。美嚢川などで観察される。
・バン (Gallinula chloropus)
留鳥。
福井奥池・9月
・オオバン (Fulica atra)
留鳥。
福井中池・12月
手前はヨシガモ。
□チドリ目タマシギ科
・タマシギ (Rostratula benghalensis)
留鳥。河川敷や田園部で見られる。
□チドリ目チドリ科
・コチドリ (Charadrius dubius)
兵庫 注
夏鳥・漂鳥。
美嚢川・4月
・イカルチドリ (Charadrius placidus)
留鳥。
美嚢川・11月
水面に映るものと実体に少し驚いた。
・ダイゼン (Pluvialis squatarola)
旅鳥。文献による。
・ケリ (Vanellus cinereus)
留鳥。
美嚢川・9月
・タゲリ (Vanellus vanellus)
冬鳥。
美嚢川・11月
□チドリ目シギ科
・トウネン (Calidris ruficollis)
旅鳥。
・オジロトウネン(Calidris temminckii)
兵庫Bランク
旅鳥。稀。
・アオアシシギ (Tringa nebularia)
旅鳥。
美嚢川・9月
・クサシギ (Tringa ochropus)
冬鳥。冬鳥に分類されるが、7月末には確認される。
6月頃に見られなくなる程度でほぼ通年見られる。
美嚢川・7月
・タカブシギ (Tringa glareola)
旅鳥。稀と言うほどではないが少ないのか見つけづらい。
・キアシシギ (Heteroscelus brevipes)
旅鳥。稀と言うほどではないが少ないのか見つけづらい。
・イソシギ (Actitis hypoleucos)
兵庫Cランク
留鳥。
美嚢川・10月
右はハクセキレイ。
・ソリハシシギ (Xenus cinereus)
兵庫Bランク
旅鳥。
参考:三重県・10月
手前のカモはキンクロハジロ。
・ヤマシギ (Scolopax rusticola)
兵庫Bランク
冬鳥。なかなか見つけられない。
・タシギ (Gallinago gallinago)
兵庫Bランク
冬鳥。美嚢川では良く見られる。
□チドリ目セイタカシギ科
・セイタカシギ (Himantopus himantopus)
絶滅危惧Ⅱ類(VU)・兵庫Bランク
旅鳥。文献による。
□チドリ目カモメ科
・ユリカモメ (Larus ridibundus)
冬鳥。美嚢川。
美嚢川・1月
・コアジサシ (Sterna albifrons)
絶滅危惧Ⅱ類(VU)・兵庫Cランク
文献による。
□ハト目ハト科
(・カラスバト 文献による。1つは1960年代の1例で神戸市、流域内か外かは不明であるが可能性は無きにしも非ず。もう一つの文献は三木市内での記録と言うことだが詳細が不明であり、留鳥という。これはおそらくドバトの事ではないかということで記録からは除外した)
・キジバト (Streptopelia orientalis)
留鳥。
美嚢川・2月
・アオバト (Sphenurus sieboldii)
留鳥。漂鳥。
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