美嚢川橋の下に名前のわからない堰がある。
魚が懸命に遡上しようとしている。カワムツかオイワカか?(7月)
私も川を遡上しながら散策しようか。。。(季節がバラバラですが)
しばらく行くと「亀井堰」がある。堰の歴史は1816年に初代の堰ができたようだ。
現在は「近代式頭首工」というものに改修されている。(9月)
ゴロゴロした河床を上っていくと、雨が降ってきた。何やら小鳥の少数の群れが。。。
「コムクドリ」の群れだ。
桜にコムクドリ。晴れていたら絵になるなぁ。(4月)
また少し進むと、少し前まで多くのカモがいたが、今は少なくなってきている。
「ヨシガモ」がいるな。
・・・よく見ると1羽は「アメリカヒドリ」。(4月)
河川敷で色々な鳥の声や姿を見つつ、次に見えてきたのは立派な「太郎兵衛井堰」。
(2007年7月)
先に進もう。
「石野下石野井堰」
を過ぎ改築中の
「西這田花尻井堰」(2006年2月)まで来た。
周辺一帯でよく見る「ミサゴ」がダイブ! お見事!
魚を捕えたようだ。ギンブナ?(10月)
「和田井堰」付近まで来ると人が増えたような気がする。
「美嚢川大橋」を過ぎ
「鳥町井堰」(9月)
に来るとさらに人が多くなった。
さて、市街地に入ったようだ。「美嚢川リバーサイドパーク」がある。
「末広橋」に近づいた時、どこからか「テケテケ」の音色が聞こえてきた。
いつの間にやら8月の夕刻だった。どうやら近くで「盆踊り」があったようだ。
「高木井堰」「福有橋」、「城山橋」を過ぎたころ、通称「神戸電鉄」の車両が目の前を通過した。
通勤通学には必要な交通機関だ。(9月)
・・・気がつけば11月になっている。少し河川から寄り道してみよう。
余談ですが、現在の「さつき台」にある「二位の谷池」や「三木山総合公園」(運動公園)下にある「福田池」などが昭和7年7月の豪雨で決壊。鉄砲水(土砂流)が発生し、芝町・平山・滑原などの一部に甚大な被害をもたらしたそうだ。
さて、美嚢川に戻り散策再開。
「上津橋」「久留美大橋」
「六ヶ井堰」(9月)を超えて来た。
「スッポン」が甲羅干し?。(9月)
更に進むと河川敷に何やら・・・
土嚢とか色々積まれて点在している。また、オフロード車のタイヤの跡の様に見えるものまで。
これって?
・・・多分、土嚢土塁は「サバイバルゲーム」の跡。
チドリ類の繁殖期などにはやめてほしい。(4月)
という気分になりつつ、先に進む。
あっ、「弁慶の足跡」を見忘れた。
「長久橋」を超えると美嚢川・志染川の合流地点だ。
美嚢川、志染川、どちらに行くか迷う。
美嚢川(4月)を進めば
すぐに「美嚢川のおう穴」があるのだが、
一度「慈眼寺裏山」(10月)に登って考えよう。
結局、志染川を行くことにした。
志染川の井堰
「岩宮井堰」(9月)を超え、
「永久橋」に来たころ、「モクズガニ」や「ギギ」に襲われる?
「三ヶ井井堰」(9月)に着き、
「ムカゴ」を食べて体力を回復させた。
「長早橋」「藤木橋」「志染大橋」「杉下橋」まで来る。
ここから「御坂新橋」まで見通しは利かないが直線的な河川形状なのだ。
途中には「安福田井堰」「窟屋大橋」「御高橋」がある。
「杉下橋」の次は有名な「御坂サイフォン橋」。
サイフォン橋を過ぎると志染川・淡河川合流部。
今回は迷わず、志染川を。目的地は「呑吐ダム」だから。。。
さっきまでの直線的な河と違って今度は「クネクネ」と進む。
上空では色々な猛禽も。
あ、「ソウシチョウ」もいるなと思いつつ、「みのり橋」「鼓橋」「中ノ講橋」
「三津田橋」(10月)を超え、
さぁ、「呑吐ダム」へ。。。。
・・・・登れない!・・。
なんとかしてダムへたどりついた。
4月だからなのかダムの水が少ない。
高速道路の橋脚部も土砂が流出し杭が見えてる。
見晴らしの良いところで辿ってきた所を振り帰って見よう。
かすんで見えない。
黄砂・・・だ。
(つづく)