姉さんパロロワなんたら

某GR2のあの人のブログ2代目ー今度こそロワの雑感などかなりゆるくーいきますー。後は自分ロワは公開しますですー

姉様

2009-04-25 01:09:59 | 雑感
執筆中ですよっと。
GR2の担当パート絶賛私のターーン。
いえーいw

コレは終われば余裕が出来るから……ラノルタに移りたい所。
がんばろーーー

とうかっと

2009-04-22 00:29:16 | 雑感
2日遅れだけどラノルタ投下したのですー
千鳥かなめ登場話。
そんで上条さんと北村。

世界観の繋がりとチーム再編。
うまくできたかな?
まぁ後は暫くはGR2に集中っと。

ここが正念場。
がんばるぜよw

両手には飛び立つ希望を/両手には終わらない諦観を

2009-04-18 23:09:27 | 雑感
大変お待たせしましたーw第32話ー。
雑感は後でw
感想お待ちしておりますです




【両手には飛び立つ希望を/両手には終わらない諦観を】


―――所詮


こんなものなのだろうか?


所詮。


この世などこんなものなのだろうか。



「籠の中の鳥は所詮籠から出れない……そういう事なのでしょうか」


思わず呟く。


結局は何も変わらない。


籠が変わっただけだ。


古いしがらみから……終わらない殺し合いが行われる小さな島に変わっただけ。


「ふぅ……」


溜め息が漏れる。

結局は逃げられないという事か。



「……ふ……ふふふ」


ええ、本当に



本当に―――



「下らない」






◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇






「はぁ……はぁ……やっと抜けたか」

月明かりの元、深く樹が茂っていた森を走り抜けた銀髪の男――国崎往人――が息を切らせていた。
休憩無しで全速力で走りぬけたのだ、無理もなく往人は疲れ膝に手を付き全身で息をしていた。
原因は先程の事。
色素の薄い髪を二つで結んだ少女に撃たれた時の事だった。
殺される。
そう思って逃げ出した。
誰もが死ぬのは惜しいから。

「ああ、そうだ、逃げ出した……俺は」

そう言って往人は憑き物が落ちたよう草が広がる地面に座り込んだ。
何も間違った事はしていない。
なのに、どうしても空虚に感じてしまう。
苦しげな少女を見捨てた。
その事が今になって往人の心に襲い掛かる。

「……ちっ」

往人は舌打ちをし大きく溜め息を付いた。
何ら問題は無い。
殺されそうになったから逃げた。
あのまま、易々と死ぬ気は往人は全く無かった。
だから、正しいと言える選択肢を取っただけ。

「そうだ……それだけだ」

何も、何も悪い事はない。
生きたい。
そう願う事は普通の事だ。

「それでいいはずなんだ」

ここは殺し合いが行われている島だ。
人を救う。
そんな事なんてできる訳がない。
なのに。
それなのに。

「……畜生!」

往人は苛々しく声を荒げる。
どうして。
どうして。
あの女の子の事が気になるのだろう。

泣いていた。
往人の命を狙ったというのに。
苦しそうに声を上げていた。

なのに見捨てて逃げた。
あの時声をかけていれば彼女は変わったのだろうか。
何かを変えることができたのだろうか。

「……知るか」

首を振って否定する。
そんな事。
そんな事解る訳ないのだ。
選び取らなかった選択肢の結末など解る訳が無い。
だから考えていても仕方ないのだ。

なのに。
往人が思い浮かぶのはあの笑顔。

居候先に住んでいたあの少女、神尾観鈴の笑顔。
満面の笑顔。
彼女は笑っていた。
どんな時でも笑っていた。
往人の傍で。
往人の人形劇を見ていて笑っていた。

往人はそんな笑顔を見るのが好きだった。
人の笑顔を見るのが好きだった。
誰かが幸せであるように。
母親に教えてもらったように。
笑わせる為に。
だから往人は笑わせていた、その人形劇で。

もし。
もしだ。

あの子に声をかけていたら。
あの子を笑顔に出来たのだろうか。
あの子は笑顔になったのだろうか。

あの子は……

「知るか……出来なかった!……知るかよ!……できなかったんだよ!」

往人は叫びとともに地面に拳を叩きつける。

出来なかったのだ。
まだ死ねなかったから、往人は。

往人には目的があったから。
翼を持つ少女を見つけるという目的が。
母親から託された願い。
そんなあても無い目的を果たす為に旅をしていた。

それを果たすまで……死ねなかった。
だから、助けるという選択を考えなかった。

「そうだよ……まだ、俺は死ねない……何が悪いんだ……くそっ」

だから、選んだ選択肢は間違いじゃない。
そのはずなのに。
ただ、空しくて。
ただ、悔しくて。
往人は拳を叩き続けた。

答えは出ず。

ただ、暗い空と同じく往人の心も暗くなっていく。

生きたい。
それだけのはずだったのに。
何故か。
途轍もなく苛ただしいのだ、自分が。

そんな自分自身に折り合いが付かない時の事だった。


「何ですか? 騒々しいですね」

凛とした声が響いたのは。
往人が顔を上げると近くの樹の背後から現れた長いくすんだ赤色の髪をして、右手には木製の薙刀をもった少女。
その少女――藤原雅――はベージュを基調とした制服にブルーのチェックのスカートを穿いていた。
雅がポニーテールの髪を掻き揚げ、端整な顔を不快感で歪め往人を睨んでいた。
往人はまさか人が居るとは思っていなく、雅の姿に驚くばかりであった。

「お前は……」
「まず其方から名乗るのが礼儀でしょう? 礼儀も知らないのですか?」
「……国崎往人だ」
「藤原雅です」

雅は棘のある言い方をして往人を一瞥をした。
そして興味なさそうに溜め息をつきもう一度往人を睨み

「それで――貴方はまさかこの愚かな殺し合いに参加しようとでも考えているのですか?……もしそうならば救えないですね」

往人の顔面に薙刀を付けつける。
往人はそれを呆然に見つめていたがやがて

「……そんなつもりは無いさ」
「そうですか。死ねないと言ってた割には違うのですね」
「……まぁな」

往人は首を振って否定した。
元より乗るつもりなどなかったのだから。
やがて雅はさっと薙刀を翻し手元に戻し、再び往人を睨む。

「……それで貴方はこんな所で何をしてるんですか?」
「お前はどうなんだよ」
「……私ですか。私の事はどうでもいいでしょう」
「先に聞いてきたのはお前だろ」
「……ちっ。別に何もしてませんよ。こんな下賤で愚かな悪趣味には付き合ってられません……全く下らない」
「そうか……俺は……俺は何をしてるんだろうな」

往人はそういって空を見上げる。
相変わらず空は暗くて闇が広がっていた。
何をしたいのかわからず、ただ空を見上げていた。

「…………貴方は何をしたんですか? 全く話が見えません」

雅が腕を組みを始めて態度を緩め往人に問い掛ける。
往人はゆっくり雅の顔を見てやがて憑き物が落ちたかのように話し始めた。

「お前と会う前に1人の少女に会ったんだ……殺されそうになったんだ」
「へぇ……」
「でも、あの子は突然攻撃を止めた。良く憶えてないが……泣いていたんだと想う」
「……」
「俺はそれを見捨てて逃げてきたんだ! 命が惜しくて! 救う事もせずに!……俺は!……俺は!」

まるで自身を責めるように往人を叫ぶ。
あの少女を救えなかった事。
それを悔いるように。
ただ、叫んでいた。
贖罪を願うかのように。
ただ、ひたすらに。

雅は静かに聴いていたが不意に顔を歪ませる。
それは紛れも無い嫌悪感。

「………………下らない」
「……はっ」
「下らないと言ったんです。ええ、本当に下らない」
「なんだと……!」

往人は思わず立ち上がり雅につめよる。
雅はつまらないそうに往人を睨んで言う。

「喧しい……自分を殺そうとした人間に情けをかけるなど……お人好しを通り越して愚かですよ。貴方はただの愚か者です」
「……っ、でも……そうじゃないかも」
「お黙りなさい。それで殺されたら?……話にもなりません」
「……そうかも……な」
「解りましたか……?……全く下らない」
「……でもな」
「……?」

でも。
でもと往人は言う。
それでも往人は言う。

「あの子を笑わせたかもしれない。救えたかもしれないんだ。その可能性は……あったんだよ。なのに俺はそれをしなかった……それが途轍もなく……悔しいんだ」

笑わせる事ができたしれない。
救える事ができたかもしれない。

それなのに何もしなかった自分自身が。

ただ、悔しかった。

ただ、それだけ。

そんな往人に

雅は。


「……あは……あははははは」



嗤った。


「……可笑しいですね……救えない……全く救えない。下らない。本当に下らない」


雅にとって往人が余りにも救えなくて。

余りにも下らなくて。


「唯の偽善者です。貴方なんて。こんな籠の中で。救って見せると? 笑わせて見せると? 逃げ出したのに? 
 下らない! 救えない! 貴方みたいな口だけの偽善者……ええ、本当に……心の底から大嫌いです」


往人を

心の底から嫌悪した。

可笑しくて。
可笑しくて。


雅は嗤い続けた。



でも。
往人は言う。


「……ああ。だから決めた」


今度は。
今度こそは。


「笑わせて見せるさ。救って見せるさ。もう……後悔はしない」


やってみせると。

雅を見据えて。

強く。
強く。

そう言った。


雅は


「へぇ……本当に……貴方は馬鹿ですね。愚か者です……それでも救って見せると言うのですか?……ならば」


沢山の嫌悪感と。


「笑わせられると言うのなら……救えるというのなら……それを私に見せてなさい。この籠のような殺し合いの島でも……それができると。見せ付けなさい。この……愚か者」


ほんの少しの期待を胸に。


往人を睨んで。


強く。
強く。

そう告げた。



往人は笑い。


「ああ、付いて来い、見せ付けてやるさ」


雅に向かってそう意地が悪そうに言った。


「ふん……期待なんてしませんよ……戯言は所詮……戯言なんですから」


雅は冷たく。

だけどどこか寂しげに。


そう呟いた。


二人が見上げる空には星がかすかに輝き二人を照らしていた。




【F-3 南東部/1日目 黎明】

【国崎往人@AIR】
【装備:マカロフPb サイレンサー付属(8/8)@現実】
【所持品:支給品一式×1、9㎜×18マカロフ弾x32、不明支給品(0~2)】
【状態:健康】
【思考・行動】
基本方針:誰かを救い笑わせてみせる。
1:雅と行動。

【備考】
※参戦時期未定。
※双樹の外見を見ただけなので彼女の名前は知りません。






◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇






下らない。
そんなの唯の戯言だ。

所詮。

籠の中でどれだけ激しく動こうと出られないものだというのに。


それなのにこの男は偽善を言う。


救いなんて。


どれだけ望んでも。
どれだけ願っても。


誰も。
誰も。


助けてくれなかった。


だから。

私は籠に囚われたまま。


誰も気付いてはくれない。


所詮。


救いなんて。


戯言だ。



下らない。



本当に


――下らない。



【F-3 南東部/1日目 黎明】

【藤原雅@Memories Off ~それから~】
【装備:競技用の木製の薙刀】
【所持品:支給品一式×1、不明支給品(0~2)】
【状態:健康】
【思考・行動】
基本方針:特になし。
1:往人を確かめる為にともに行動。
2:本当に下らない……

【備考】
※共通ルートから参戦

なんとなーく

2009-04-04 23:13:21 | 雑感
Kの惨状に何となく思いついた妄想スパロボの参加作品を並べてみようw

機動戦士Ζガンダム
機動戦士ガンダムΖΖ
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
機動戦士ガンダムF91
機動戦士クロスボーン・ガンダム
新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
ブレンパワード
無敵超人ザンボット3
勇者王ガオガイガー
マシンロボ クロノスの大逆襲
フルメタル・パニック!
勇者ライディーン
六神合体ゴッドマーズ
宇宙の騎士テッカマンブレード
新世紀エヴァンゲリオン
ラーゼフォン
超重神グラヴィオン(ツヴァイ含む)
蒼穹のファフナー
ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU
百獣王ゴライオン
闘将ダイモス
マジンガーZ
グレートマジンガー
UFOロボ グレンダイザー
ゲッターロボG
真ゲッターロボ

<プロローグ>

AC180年……表向き、国境が意味を成さなくなった時代。
人が宇宙へと進出を果たして2世紀近くのときが過ぎ去ったとき、それは起こった。

――セカンドインパクト。
南極で起こった原因不明の大爆発によって海面が急激に上昇。
人類は大規模な被害を受け、そのしわ寄せはコロニーにも経済負担という形で現れる。
そしてそれと時を同じくして突如現れた未知の侵略者MUとシリコン生命体・フェストゥム。
現行の兵器が一切通じない彼らに危機感を抱いた地球連邦政府は、
新兵器の開発をはじめとした軍備の拡大を急がせる。
だがその行動はコロニー居住者たちにとって、頭上に吊るされたダモクレスの剣にしかなり得ず、
経済負担による不満とあわせ、反地球感情を急速に育てていった。

そしてAC188年……コロニー指導者・ヒイロ・ユイの暗殺をきっかけに、ザビ家率いるジオン公国が宣戦を布告。
後に『一年戦争』と呼ばれる事となるその戦いによって、双方は多数の死者を出し、
人は争いあうことの愚かさを知ったはずであった。


……だがその僅か7年後、またしても人は過ちを繰り返す。
地球至上主義者たちの集まりであるOZティターンズの横暴。
コロニーから送られたガンダムにのったテロリストたち。
そして地球圏に舞い戻ったアクシズ、と再び大規模戦闘へと突入する人類。
更には天才科学者Drヘルの反乱、地底より出でし恐竜帝国の侵略も起こり、
人類は未曾有の危機を迎えていた。

だが前者は独立部隊ロンドベル隊を中心としたエゥーゴによって、
後者はマジンガーZ、ゲッターロボといったスーパーロボットにより一応の平穏を取り戻した。


だが続けざまに起こったフェストゥムの再来や
妖魔帝国、百鬼帝国、ミケーネ帝国といった異人類の宣戦布告。
更には使徒、ゾンダー、ラダムといった異形の者たちの出現により、その僅かな平穏すら打ち砕かれてしまう。

それに加えて水位の上昇によって発見された海底遺跡オルファンを占拠したリクレイマーの反乱、
三輪防人長官やコルベット准将の元、再び力を取り戻しつつあるティターンズ。
更には赤い彗星の帰還とバートン財団の肩入れ、コスモ貴族主義の台頭によって力を取り戻しつつあるネオジオン連合。
更には各地で頻発するテロ……そう、人類同士でさえ争いを激化していった。

だから誰も知らない。
だから誰も気づかない。
宇宙の果てから青い地球を狙う、何者かの存在に……

(※プロローグははr(ry……ウッカリデス氏作成です。有難うございます!)

うーん普通にありそうな面子になってしまったw
無難かつベーシック。
続きはウッカリデス先生にきた(ry

ちょっとー

2009-04-03 03:23:31 | 雑感
執筆から離れて色々プロット整理中。
GR2も週末から書き始めに成りそうだし……今のうちにしておきましょうと。
さてさてがんばろうっとw