Androidとセキュリティソフト

Androidのセキュリティソフトのマルウェア（不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコード、ウィルスもこれに分類される）の検出率が異様に低いそうです。
フリーのもので最高32%だいたい10%。有料ソフトにおいては50%だとか。

無料のウイルス対策・セキュリティアプリは無能なのか

[PDF]検査結果

スマートフォンは携帯電話ではなく、モバイルパソコンと考えたほうがいいでしょう。
Androidマーケットにトロイの木馬が公開されていたらしいですし。
ゲームアプリや便利ツールを装って公開されていて、インストールするとSMS（携帯電話同士で短い文字メッセージを送受信できるサービス。国内のSMSとしてはNTTドコモの「ショートメール」や、auの「Cメール」などがある）を勝手に送信するアプリもあるそうです。
もしダウンロードしたマルウェアにキーロガーの機能があればパスワードやクレジットカード情報を入力すると、リアルタイムで押したボタンの情報を送信されてしまいます。

最近のゲームアプリはネットに通信するのが当たり前ですから、実はマルウェアで個人情報を送信しまくってもなかなかバレません。
Android端末を手に入れたら、有料のセキュリティソフトをインストールするのが気休めですがいいと思います。

CNETのサイトで、マルウェアの対策が書かれています。
スマートフォンを守る4つの極意--悪質・不正なアプリを排除する方法