<日本シリーズ>ロッテの苦労人2選手も出場
毎日新聞 10月31日(日)23時8分配信
補正予算案提出 早期成立へ小沢氏招致を急げ(10月30日付・読売社説)
民主党は、小沢氏の衆院政治倫理審査会への出席を野党に打診したが、肝心の小沢氏の了承が得られていない。岡田幹事長は小沢氏に会談を要請しているものの、拒否されている。異常な事態だ。
自分の意に沿わない相手と一切会おうとしないのは、小沢氏の長年の性癖とはいえ、重要な補正予算審議の足を引っ張っているという自覚はあるのだろうか。
小沢氏は9月の党代表選で敗れた後、「一兵卒として民主党政権を成功させるために頑張る」と発言したはずだ。
小沢氏が「政治とカネ」の問題について国会で説明責任を果たさないことを、多くの国民が問題視している。民主党の自浄能力も厳しく問われよう。
小沢氏が今後も岡田氏との会談さえ拒み続けるのなら、菅首相は自ら、小沢氏の証人喚問の実現に積極的に動くべきだろう。
「政治とカネ」の問題に対する民主党の動きは鈍い。野党は世論の反発を恐れて、補正予算審議を引き延ばせまい、と考えているなら、政権党として無責任だ。
菅首相は所信表明演説で、「熟議の国会」の実現に向けて野党に協力を呼びかけた。衆参ねじれを打開し、政治の停滞を防ぐ一義的責任は、あくまで政府・与党側にあることを忘れてはなるまい。
日中首脳会談 「中国異質論」強めた10分懇談(10月31日付・読売社説)
首脳外交を取りやめるにしてはあまりにもお粗末な理由と言わざるを得ない。中国国内の対日強硬派の反発を恐れて、理由にならない理由を並べて会談を避けた、とみられても仕方あるまい。
今回の会談拒否は、結果的に、中国が扱いにくい国であるとの印象を強めることになった。
中国も、10分とは言え、会談に応じたのは、正式な首脳会談を拒否したままでは“中国異質論”がますます広がり、国際的に孤立すると<RB>危惧</RB><RP>(</RP><RP>)</RP>したのだろう。
11月中旬には、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、胡錦濤国家主席が訪日する。
中国は、今回のような事態を繰り返してはならない。正式な日中首脳会談を開き、一方的に中断したガス田条約交渉の再開や、レアアース(希土類)輸出の正常化など、具体的な行動で「互恵」を示してほしい。
日本は、いつでも対話に応じる姿勢を維持し、冷静に対処することが肝要だろう。
海保乗員をモリで突く!“石原発”尖閣ビデオ憤激の中身
2010年10月27日17時00分 / 提供:ZAKZAK(夕刊フジ)
沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像が27日、ようやく国会に提出されたが、国民が激怒しそうな未確認情報が流れている。「海上保安庁の巡視船乗組員が海に転落し、それを中国人がモリで突いていた」というものだ。石原慎太郎都知事がテレビ番組で「側聞(=人づてに聞くこと)だが」として語り、ネットなどで一気に広まった。政府・民主党は中国を刺激するとの懸念から、非公開の秘密会での視聴などを想定しているが、全面公開を求める声が高まりそうだ。
石原氏は24日、フジテレビ系「新報道2001」で、こう語った。石原氏はかつて、海上保安庁を所管する運輸相を務めた人物。あまりに衝撃的な発言に、司会者は「情報を確認する必要があります」といい、話を打ち切った。