今日のセミナー

2007-01-13 11:38:48 | セミナー
Wang, M., Vijayraghavan, S. and Goldman-Rakic, P. S. : Selective D2 receptor actions on the functional circuitry of working memory. Science, Vol.303, No.5659, 853-856, 2004
Abstract 日本語要約

Prefrontal のD1およびD2受容体の役割の違いについて論じた論文です。
persistent activityはD1agonistで抑制され,その一方で,saccade-related activityはD2 antagonistで抑制されるという報告でした。澤口俊之先生によって口火が切られた一連のドパミン研究の締めくくりと位置づけられる論文のようです(ちなみに最初も最後もScience誌)。

それはそうと,当論文発表前にP.S.Goldman-Rakic先生は鬼籍にお入りだったとは,セミナー発表者も知りませんでした。この場を借り,慎んで先生のご冥福をお祈りします。

韓国からのお客様

2007-01-11 16:53:31 | 徒然
今日までの3日間,韓国のデジュン(大田)にある忠南大学医学校から,研究者3名が学部間交流協定に関係して研究室を見学に来ました。
3人のうちの1人は東京大学に留学していたらしく,日本語が比較的堪能で,他の2名も聞き取りには問題がないみたいでした。
3人の研究発表を聞いたのですが,当然のごとく英語も堪能で,ひるがえって自分のことを鑑みるに,情けなく恥じ入ってしまいます。
研究者たるもの語学にも堪能でなければいけませんね。

とりあえず自分のことは棚の上に上げっぱなしにしておきますけど。

(北村)