この曲を作った背景は、「キツネは何と鳴くのだろう」という疑問から着想したらしい。
ノルウェー語や英語ではキツネの鳴き声のオノマトペを持っていなかった。「情報7daysニュースキャスター」で、イルヴィスに日本語では「コンコン」と鳴くということを教えた時の反応を見せていた。
「Ring-ding-ding-ding(リンディンディンディン)」、「Hatee-hatee-hatee-ho(ハーティーハーティーハーティーホウ)」など、適当に作った擬音っぽい言葉を歌詞に入れている。「Joff-tchoff-tchoffo-tchoffo-tchoff(ヨフチョフチョフォチョフォチョフ)」はキツネの鳴き声に近い感じがして、ノルウェー語っぽいでもあるから、キツネの鳴き声を実際に聞いてみてそう聞こえたのかな?
あと、アイヌ語のキツネの鳴き声は「パウパウ」(ウィキペディア「キツネ」より)だから、「Wa-pa-pa-pa-pa-pa-pow(ワパパパパパパウ)」も似ていると言えるね。
古代の日本語ではキツネの鳴き声は「キツキツ」と表現していて、「きつね」の語源は鳴き声の「きつ」に接尾辞の「ね」が付いたものだ。近代になってから「コンコン」が定着したという。
「狐」という漢字も鳴き声に由来する。音読みは「コ」で、右側の「瓜」は鳴き声から当てられた。
西洋より東洋のほうがキツネとのなじみが深いのかな?
ユーチューブでキツネの鳴き声を聞いてみた。鳴き方には種類があって、「コンコン」と鳴いていたり「アオー」と鳴いていたりした。
キツネはイヌ科ということもあって、犬とよく似ていて、キツネと言われなければ映像を見て犬と思ったはず。鳴き声もある程度犬に近い感じで、「コンコン」は犬の「ワンワン」と似た感じもするし、「アオー」は犬の「ワオーン」っていう遠吠えみたいな感じ。
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