さて、英語では月の名前をJanuary, February, March...というふうに数とは関係ない言葉で表すが、数字で表すことがないわけではなく、3月14日を「3.14」、「3/14」のように表記することもある。基本的には「3」を「March」と読み替えるが、話し言葉で月日を言うとき「three fourteen」と言うこともあるらしい。でもある月が何番目の月か聞かれてもすぐに答えられないという人もいる(特に年配の人)。
アメリカでは普通「月・日・年」の順。
March 14, 2019
3-14-2019
イギリスでは普通「日・月・年」の順。
14 March, 2019
14-3-2019
最近はイギリスでもアメリカ式に「月・日」の順で言うこともあるかな?英語版ウィキペディアでも「March 14」になっているから。どっちが月でどっちが日か紛らわしくなることもあるので、なるべく数字ではなくアルファベットで月を書いた方がいいとも言われている。
あと、英語圏でも日本と同じように「2019/3/14」と「年・月・日」の順に書かれた表記もある。
数字で表すのはヨーロッパでもある。
日本語の「一月、二月・・・」は中国の太陰暦と同時に伝わった。3月を「弥生」というような別名は後から作られた。
日本語のように月の名前を数詞で言う言語は少数派らしい。
日本語の「1月、2月・・・」は異なる暦法(旧暦、イスラム暦など)にも万能に使えるが、英語のMarchなどはあくまでも太陽暦に対する呼び名であり、他の暦法には1st month, 2nd monthのように言う。でも日本の旧暦は1年12か月で太陽暦(グレゴリオ暦)と似ているから、例えば旧暦2月を「February of the lunar(Chinese) calendar」と言う人もいそうな気もする。
アジアでは古来の暦に代わって近代に導入された太陽暦の月名を英語などからの外来語で言う言語も多い。
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