ジーファー（沖縄かんざし）にまつわるエピソード

10月20日は「頭髪の日」。

「頭髪の日」にちなんで、「ジーファー」と呼ばれる沖縄のかんざしの話をしたいと思います。

ジーファーはマドラーと形が似ている。そのため、ジーファーをマドラーだと思って食器棚に納めてあったり、実際にマドラーとして使ったりする例もあるらしい。
「遺留捜査6」というテレビドラマでも、マドラーと思って使っていたのがジーファーだったというシーンがある。

昔の沖縄では、女性は「からじ」、男性は「かたかしら」と呼ばれる髷を結っていて、髷にジーファーを差して髪飾りとした。
かたかしらについては左右対称なのに「かたかしら」という記事で、左右対称に結われているのに片方に寄って結われているかのような呼び名が付いている点とそのいわれについて述べたが、あえて右と左で形が違うところを言えば、せいぜいジーファー（横に差して使い、飾りの部分と差す部分とで形が違う）の部分だけである。

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