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鳩とかっこうの鳴き声の話

「時の記念日」の6月10日、報道ステーションの天気予報のコーナーで、「鳩時計の鳩は本来、鳩ではなくかっこうで、鳩時計と呼ぶのは日本だけ」という話をしていました。

私もユーチューブで鳩の鳴き声を聞いたりして、思いをはせました。

かっこう(郭公)は「カッコーカッコー」という鳴き声がそのまま鳥の名前になりました。英語ではcuckoo(ククー)で、鳴き声もそのまま「cuckoo」。日本で言う鳩時計は英語では「cuckoo clock(ククー・クロック)」(かっこう時計)と言います。
かっこうは別名「閑古鳥」とも呼ばれ、これも鳴き声に由来し、昔の日本人は「かんこかんこ」とも聞こえたそうです。日本では景気が悪いことを表す「閑古鳥が鳴く」という慣用句があるため縁起が悪いとして、かっこうではなく鳩を用いた「鳩時計」になったとのこと。

鳩は「ククク」とか「クルックー」と鳴くそうで、「鳩」という漢字は鳩が「ククク」と鳴くことから「九+鳥」で「鳩」になったという話はよく聞かれます。
あと、メキシコの歌で『Cu Cu Rru Cu Cu Paloma(ク・ク・ル・ク・ク・パロマ)』というのがあって、palomaはスペイン語で鳩、「cu cu rru cu cu」は鳩の鳴き声ね。

『はとぽっぽ』という歌があるように鳩は「ポッポ」と鳴くイメージがあるけど、鳩時計の鳩は本来かっこうということで、「ポッポポッポ」イコール「カッコーカッコー」で、鳩は「ポッポ」とは鳴かないのかなとも思いました。

調べてみると鳩の種類によって鳴き声が違うようで、ユーチューブで聞いてみました。

カワラバト:クルックー
キジバト:ホーホーホッホー(ホーホーポッポー)
アオバト:アーオ

「ホーホーホッホー」っていう鳴き声はよく聞きます。今回調べて鳩だと知ったけど、知らなかったら「ホーホー」だからふくろうかなと思ったはず。「ホッホー」の部分が「ポッポー」と表現されることもあるとのこと。
アオバトは名前の由来が色からなのか鳴き声からなのか微妙。

かっこうの英語「cuckoo(ククー)」(鳴き声も同じ)っていうのは、鳩の鳴き声にも似た感じですね。外国のかっこう時計が日本で鳩時計になったこともあるし、かっこうの鳴き声と鳩の鳴き声は(鳩の種類や鳴く時の状況によっては)似ているのかしら?

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