はい、こんにちは。
昨日、天気予報に反して天気が結構頑張ってくれたので、奈良県は大和郡山へ金魚の旅に行って参りました。
この地は、ツレの強い要望によるものです。
ご存じていらっしゃるでしょうか?
「全国金魚すくい選手権大会」というチャンピオンシップの存在を。
毎年8月第三日曜に行われるそうで、
☆協議はすべて3分間に1人一枚のポイで何匹すくえるかで競います。
☆ポイは柄の部分を持って下さい。円の部分を持つのは反則です。
☆3分以内であっても、金魚がすくえない状態までポイが破れた場合は、審判員から協議終了の判定があります。その後、金魚がすくえないポイの枠で金魚を引っかけてすくおうとするのは動物愛護の精神に反しますので、失格になります。
等々、なかなか侮れないルールがあるですよ。
見て下さい、全国の金魚共が大和郡山を狙っているポスターを!
ああ、祭りだねえ~<・)))彡
さて、便利なもので、地下鉄竹田を下りたら、急行樫原神宮行きが待っててくれて、普段見ない景色を愉しみながら一路奈良へ。
あ! あるだろーなーと思っていたものがあったよ(^○^)
も ちろんがっかりでなくて、再度の怪みたく予定調和で、見つけた時は嬉 しかったさ。
さすが金魚の町!
焦らすように、先ずは大和郡山城へ向かったよ。
ワシ等がガクショーの頃、スイカとかタバコとか呼んでいた雑草が目に嬉しく、やっぱ土の地面はイイねえ(o^^o)と下ばっかり見ながらとほとほ。
すると。
電車からも見えたけど、結構すぐ城は出てきた。
…でっかーっっっっっイ!
往時はもっともーーっとデカかったんだけど、今でも城郭がこんなに立派なのはウレシイ限りだ!
流石は豊臣秀吉の異父弟が、100万石をひっさげて興した街であるよ。
知的でやさしい殿様と評判だったそうで、お墓があったお寺が荒廃した為、住職や街の有志が供養塔を建てた程の人だったらしい。
士民仲良しだったみたいだ。
素晴らしい…ヤマトダマシイ…ブシドー…ああ…(o^^o)
で、城中に市民会館があった。
なんと珍しい!
というわけで激写。 明治?大正?ココはどこ?な建物で、レトロスペクティヴ!
こんなんダイスキー!\(^_^)/
裃の御武家様がソフトクリーム舐めながら観劇に通うようなイメージだ。
ワシ的には、ですあくまでも。
こちらのお城は石垣でも有名で、野仏やお地蔵様を多く石組みに使用しています。
お祀りされていたのが「さかさ地蔵」。
壁面にお地蔵様が!てのじゃなく、割れ目からのぞき込んだらお地蔵様(・O・;なんてこと!ってな。
このお地蔵様の周りには、区画整理や都市開発で放置された数多の仏様が側に持ち寄られて一種独特な雰囲気を醸し出していた為、映像は自粛させて頂きます。
是非行って拝んで差し上げて下さい。
さて。
野を越えやっまこっえ永慶寺も越え~♪(^○^)
ちゃーんと弁天様の背後に池が作庭されてて、大切に楽しそうにお祀りされていらっしゃいました(^○^)
黄檗宗の境内も初めてで、目に新しく、今度は黄檗万福寺も行くダ!と決意。
閑話休題。
金魚ですよ!
秀長公の塚も拝んで、一路めざせ金魚!チョ金魚!
コレ!
コレがみたかったのよーウ!(^o_o^)
金魚の養殖池だス。
ココに、日本有数の数多の金魚が小山のようにィ!
と覗いたら。
…いーひん…☆∝∝∝∝§(⊃_⊂。)
いてヨ!
きんぎょやーいとずんずん進むと、だんだんチラホラ出てきて、出目金の池やこれぞ縁日!な金魚も出始めて、だんだん盛り上がって参りました!池からはみ出てるぜ金魚!
極めつけは金魚資料館! ワシ等的にメインエベントだ。
いろんな金魚がいたが、ズバリ!
グロテスクと紙一重ヂャ!
りゅうきんとか東錦とか、関取のような名を冠した素晴らしいお金魚様が累々といらっしゃった。
でも。でもね。
当たり前だけど、死んでる金魚もいた。
予想以上…(゜_゜;)
金魚は死にやすいけど、ああまで大量にハラを見せて死んでるのを見ると辛いね。
こっからはサクサク参りましょう。
街に戻って、左に行ったら神社、右に行ったら洞泉寺。
へえ~二股で選べるのね。
と面白く撮影したが、どちらも由来はご立派だよ。
源九郎稲荷は、義経の家臣に化けて危地を救ったおいなり様、洞泉寺は、かの光明皇后が、富める者も貧しき者も均しく病人を看護したと言われる風呂があるのです。
特に光明皇后の風呂!
漫画「日本の歴史」で何度も読んだ、餓鬼んちょの頃から親しんだ逸話が目の前にと思うとたまらず、どーんとぶつかってみましたとも!
お寺自体は改修したばかりで新しい木造建築だったんだが、風呂は古式ゆかしくステキなたたずまいだ。
京都に住まうと、平安京以後の縁の寺社が多いけど、奈良は万葉の、神さびた縁を持つ場所が多くて、ふと行き当たると胸がばくばくしますな。
その後、薬園八幡神社で猫みくじを引き、 旅は終了したのでした。
名物とか調べてなかったせいか、ご飯は不二家で済ませるていたらくだったのが心残りだ。
おわり。