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日々是”口実”2

約17年間利用してきた某ブログの終了に伴い2022.7に移行しました。
よろしくお願いします。

今日は仕事でした。

2007年06月02日 | 仕事関連
 ほぼ一週間ぶりの更新です。
 今日は、朝から仕事で山間部に出かけていました。

 南国市では毎年「棚田のお米学校」という事業が行われており、今年で8年目を迎えています。都市部のご家族を対象に南国市北部の某集落に残る棚田で「入学式・田植え」「草刈」「稲刈り」「玄米手渡し・卒業式」と、米作りの過程を概ね3回体験してもらい、最後は育てたお米を玄米でお渡しするという事業です。

 今日はその入学式・田植えが行われ、私は地元側の受入集落の支援を兼ねて参加しました。
 この集落、昔は30戸程の戸数もあり、棚田も15ha程あったそうなのですが、過疎化・高齢化により現在は7戸。そのほとんどが後期高齢世帯ですし、棚田も山の高いほうから徐々に荒れていき、現在では4ha程に減ってきています。

 この地域に限らず、高知市のすぐ隣で県下第2の人口を持つ南国市でさえも、山間地域を中心に過疎化・高齢化が進んでおり、農業や林業では後継者不足となっています。
いや、それよりも、集落機能そのものの維持が深刻となってきています。

 話を戻して、この事業ですが、毎年10組の参加者を募って行われていますが半数程度は毎年参加しているリピーター組です。
 ただ、事業の目的が「都市と農村の交流促進」というのを第1にしていますので、正直8年間、事業の手法はあまり変わっていないように思います。
 上記の3回の作業(イベント日)に都市部の参加者に「楽しんでもらう」ための場を提供するというスタンスです。

 ただ、地元の方々もこの事業を始めてからでさえ、8年目。顔ぶれは変わりませんので殆どが後期高齢者となってきました。とはいえ、まだ現役ですけど・・・。
 「なかなかお世話も出来づらくなってきている」等のお声も聞かれるようになりました。

 自分たちの(生活のための)水田もありますし、この事業の水田の日常の管理も地元が行っています。また、こうした作業イベント当日の昼食の用意等も地元と市役所のスタッフが用意しているわけですから、やはり「しんどい」と感じるのは理解できるような気がします。

 そこで、一歩進めた取り組みが出来ないかなあと最近考えています。
 さきほど書いたとおり、この事業の参加者は半数以上がリピーターです。こうした方々には、これまでの「楽しむ」から一歩進んで「手伝う」という関わりを持ってもらえないかと思うのです。

 これらの参加者にサポーターになってもらい、例えば「来週の土・日に、草刈したいので手伝ってもらえないか」と気軽に声が掛けられるようになると随分地元も助かるのではないか・・・と。もちろん無償というのではなく、一定の取り決めはしないといけないと思いますが。
 こうした「援農」の仕組みに繋がっていかないかなあ・・・と個人的には思っています。

 最近、休耕田などを活用した貸農園や指導付きの貸農園等も数多くありますが、貸してしまえば、世話をしない人が借りれば、その土地は荒れてしまうことにもなりかねません。意図的に、政策的にも、こうしたのどかな棚田の風景を残すためには、「貸す」という手法ではなく、まずは、こうした「援農」の仕組みが必要なのではないかと感じています。

 といいながらも、とりあえず今日の田植えは無事終了しました。次回は7月後半に「草刈」が予定されています。

 午後は、GTROC仲間のセンチネラーさんが久し振りに出品している「プラモデル展」を観に「いの町」の某所に行ってきました。(といっても、センチネラーさんの作品はプラモデルではなく、大型のガレージキットなのですが・・・。)

 約400点の出品は、自動車、バイク・飛行機・戦車・ガンダム系と幅広かったのですが、ガンプラ系のなかでは、センチネラーさんの作品は群を抜いて大型。ひときわ目立った存在でした。なんでも、製作は毎日約7時間を4ヶ月以上とか・・・。はっきり言って「職業」です(爆)

 私は、センチ邸の模型部屋で事前に実物を見てたのですが、他のプラモ作品と並べて見ると、改めてその凄さが分かります。(模型部屋では、あまりに他の作品も凄すぎて、違いが良く分からない(汗))

 でも、一緒に連れて行った”ツインズ兄”が一番興味を持ったのは、「ケロロ軍曹」のキャラクター5体だったことは、偽りのない事実です(爆)

 「今週のGT-R」コーナーは、今日は小雨が少しぱらつきましたし、明日も雨の予報が出ていますので、今週は早くもお休みということになりそうです。あしからず、ご了承ください。

仕事が終わらない

2007年03月02日 | 仕事関連
 更新をサボり気味ですね。
 やはり、年度末ともなると、いろいろと溜まっていますもので・・・。

 これといってネタになるような出来事もなく、ひたすら仕事を片付けている状況なのですが、処理スピード以上に仕事が入ってくる。(泣)
 しかも、春はイベント時期でもあり、仕事でお付き合いのできた集落のイベントに誘われて・・・。3月は日曜日がすべてふさがっています。しかも同日に複数の集落からイベントに誘われているんです。

 もちろん、こうしたお誘いへの参加は基本的に「業務扱い」ではないのですが、かと言って完全に「楽しむ」わけにもいかず・・・。
 新たな展開ができないか自分なりに課題を探ったり、どのような進め方をしているのか、あるいは、裏方さんとして、どのような方々が関わっているのか等をこんな時に把握し、今後のコミュニティ組織の強化に繫げていくという、仕事上のネタ探しをする必要もあるんです。だから、顔では楽しんでいる振り(?)をしながら、実は、細かいところをいろいろとチェックしているので結構疲れます。

 まあ、土曜日にイベントを行うところは少ないので、明日は休めますけど、デスクワークがかなり溜まっているので、来週あたりからは土曜日も家で残務整理(聞き取り調査結果のとりまとめ等)をしなければならないかな?って考えています。

 というわけで、心を入れ替えた(笑)1月・2月に比べるとブログの更新頻度が落ちると思いますが、決して体調を崩しているとかいうわけではないので、気長にお待ちくださいね。

ショック

2007年02月16日 | 仕事関連
 更新が遅くなりました。
 少々ショッキングな事があり、更新することができずにいました。

 と言いますのも・・・
 実は、今週の水曜日(14日)夕方に、私が今、席を置かせていただいている某所で、一番お世話になっている職員さんが「くも膜下出血」で亡くなりました。

 この職員さんとは、今週日曜日(11日)にも一緒にお仕事をしたところでした。
 この日は、先日書いた「ハガキでごめんなさい全国コンクール」の表彰イベントがあり、このイベント運営の支援をお互いにしました。

 当日朝、集合時間までデスクワークをして、そろそろ出かけようかと思っていた時、「荷物もあるので車で行くけど、一緒に乗せていこうか?」と声をかけてくださり、イベント終了後も荷物の片付けをお手伝いして「よっしゃあ。終了!お疲れ様でした。」「お疲れ様でした。」と声を交わしたのが最後になりました。

 この職員さん、私が見る中では職場の中で一番重要なポストに居て、一番多くの、しかも重たい仕事も担当されていたのですが、我々の仕事の特殊性(?)を一番ご理解くださり、窓口として、時には、我々サイドに立って職場内を調整してくださいました。
 この方がいなかったら、多分、今のような環境で仕事をすることはできなかったでしょう。

 ただ、最近お疲れの様子は、随所に垣間見えていました。昨日(15日)に大きな仕事のヤマ場を迎える予定だったようで、「15日を過ぎたら、少し楽だけど・・・」というようなお話は伺っていました。

 非常に残念です。と同時に、これから仕事をしていく上で、大きな”よりどころ”を急に失ったショックもあり、気が抜けてしまっています。

 今夜がお通夜でしたが、職員の方も多数いらっしゃると思い、ご遠慮させていただきました。明日のご葬儀には参列させていただき、これまで約2年間お世話いただいたことへの感謝をしたいと思っています。 

ハガキでごめんなさい

2007年01月09日 | 仕事関連
 今日は、南国市後免町にお住まいの方々で構成する「ごめん町まちづくり委員会」主催の第4回「ハガキでごめんなさい」コンクールの第1次審査が行われました。
 
 このコンクールですが、この後免町で小学校時代を過ごしたアンパンマンの作者でおなじみのやなせたかし氏が、後免町の商店街に活気がなくなっていくのを見て、何か活性化を・・・と「ごめん」という珍しい地名にちなみ、「人には誰にでもいままで「ごめんなさい」と言えなかった出来事があるはずだ。これをハガキに書いて送ってもらってはどうか」と提案いただいたものを平成15年度から同委員会がコンクール形式で募集しているものです。

 こういったコンクールでは、福井県丸岡町の「一筆啓上賞」俗にいう「日本一短い手紙」が有名で、圧倒的に応募総数も多いのですが、行政主催ではなく、住民組織が主催する(若干の行政補助はありますが)コンクールとしては、この「ハガキで・・・」も手づくり感のあるいいコンクールになってきました。

 昨年の応募総数は2,500通あまり。過去3回の応募総数も7,000通を越えてます。この中には、ホロリと涙を誘うもの。思わず笑ってしまうもの。本当に長い間、胸につかえていたんだろうなあと思うものなど、7,000のそれぞれ違った「ごめんなさい」が溢れています。

 今年の応募は約2,300通強。今日はその第1次審査として約300通まで作品を絞り込みました。このコンクール「手づくり感がある」と前述しましたが、第1次審査・2次審査は、後免町の住民が審査します。審査日時と場所を街角に掲示して「審査員」を募り、その時間に会場に来た住民が1枚1枚手にとって読んで、自分の感性で徐々に絞り込んでいきます。とはいえ、全員が全枚数に目を通すことは出来ませんので、1次審査では、3人~4人が1組になっての数百枚の相互チェックを繰り返します。

 2次審査では、選んだ約300枚全てを机上に並べ、1枚1枚読みながら、良いと思う作品に無記名の投票札を置き、得票の多い順に絞り込みを掛けます。この2次審査までで約30通まで絞込みますが、「あと数枚」になってからは何度も投票を行い30作品を確定して、最終審査をやなせたかし氏にお願いしています。
 
 最優秀賞が1点 5万円と副賞の盾、ごめん町への1泊旅行、優秀賞が5点 1万円と副賞の盾、その他市長賞や郵便局長賞等がありますが、賞金額も最近のコンクールにすればそれほど大きな金額ではありません。最優秀の副賞旅行もごめん町で開催される表彰式イベントへの招待を兼ねています。でも、これらの賞金や副賞も全て、やなせたかし氏のポケットマネーからご提供いただいているんです。(副賞の盾はやなせ氏の手づくりですので、凄く価値があります)

 この手づくりのコンクールイベントが軌道に乗るように支援するのも私の仕事の一つです。明日は午後から、この2次審査があります。

 ところで、昨年12月15日に、この過去3年間の作品 約7,000通の中から131作品を厳選して収録した「言えなかったごめんなさい」という本が竹書房から発売されました。



 やなせ氏が審査するということもあってか、応募作品には文字(文章)だけでなく多彩なイラストや視覚に訴える効果的な文字表現などもあり、この本も活字ばかりではなく、一部は応募ハガキをそのまま写して収録した作品等も収掲されており、一気に読んでしまえる本に仕上がっています。
 それでいて、読んだあとに心温まるような、なんともいえない心地よさに浸れるような一冊です。

 興味のある方は是非とも読んでみてください。書籍の帯書(おびがき)は高知出身の広末涼子が書いてくれてますので、書店でもわかりやすいと思います。
(あとがきは、もちろん、やなせたかし氏です)

 ちなみにお値段は1,260円(税込)です。

文章がうまくなりたい!!

2006年10月05日 | 仕事関連
 最近、更新頻度が高まりつつあったのに、また、期間が空いてしまいました(汗)

 というのも、ここ2週間ほどかなり多忙です。
 現在、仕事をさせていただいている市で6月から集落単位毎に生活環境や町内会活動、ごみ収集など行政サービスの状況、行事やイベントの進め方等をお聞きしてきたのですが、過疎化・高齢化が激しい山間部をひと通りお聞きし終えたので、結果を取りまとめ、課題やその改善策を考えて報告書を作成しています。が、うまく文章がまとまらず、四苦八苦です。

 元来、理屈っぽい性格から(笑)、「言いたいこと」については「全て」をあますところなく書き尽くしたい。しかも、そう考える理由についても、具体例をあげながら伝えようとするため、ダラダラと長くなり、余計に分かりづらくなってしまうのです(爆)

 「簡潔に書け!」ということは理解しているのですが・・・
 報告書を読む方々が、その状況を分かっているのであれば、要点だけで大丈夫なのですが、報告しようとする相手は、ほとんど実態を知りません。(知らないから「調べてみたい」と依頼されたのもあるんですけど・・・)
 だから、ついつい、実情・実態を伝えたいと思い長くなってしまいます。(泣)

 で、一昨日もかなり遅くまで職場でパソコンに向かって、文章と格闘!!
 おかげで、最近では一番楽しみにしてた「アンフェア」を見逃してしまいました。(笑)
 誰か、ビデオやDVDに録画してないかなあ・・・。(こんなに遅くなると思ってなかったので、録画していないんです)

 ところで、皆さんは文章を書く時、どんな書き方をしますか?
 私はパソコンで書き始めてからは、まず、思いついたフレーズやキーワードを書き連ねて、それらを「○○して」とか、「・・・・する。」等の表現(本当に「○○」や「・・・」という表現を使います)で繋ぎ、場合によっては「( )書き」で「○○」や「・・・」に入れる言葉のイメージや意味を書いておいて、文章の体裁を見て、最後に、この「○○」の部分や「・・・・」の部分に適切な言葉(というより熟語)を入れて、読み直していきます。こういう点では、パソコンって便利ですよね。いつでも修正がききますし、一度書いたフレーズは「コピペ」で移動や分離が可能ですから・・・。
 もっと、文章を書くのがうまくなりたいと思う今日この頃です。

 いつも長文・乱文にお付き合いくださり、ありがとうございます(笑)

 さて、この忙しさですが、今月一杯くらいは続きそうです。これが一段落すれば今度は平野部や海岸線の集落に調査は移っていく予定です。お聞きする項目は、行事やイベントの進め方など、主に町内会の活動に絞り込む予定ですが、残りは約250位。もちろん、集落の一つ大きな単位(例えば、校区や市立公民館の単位)での地区活動なども補完して調査しますので、いつ終わることやら・・・。頑張ります!!

 あっ、そうそう。
 「確かに読みづらい」なんていうコメントは、私が更に凹む原因になりますから、どうぞご遠慮くださいね!(自爆)