ほぼ一週間ぶりの更新です。
今日は、朝から仕事で山間部に出かけていました。
南国市では毎年「棚田のお米学校」という事業が行われており、今年で8年目を迎えています。都市部のご家族を対象に南国市北部の某集落に残る棚田で「入学式・田植え」「草刈」「稲刈り」「玄米手渡し・卒業式」と、米作りの過程を概ね3回体験してもらい、最後は育てたお米を玄米でお渡しするという事業です。
今日はその入学式・田植えが行われ、私は地元側の受入集落の支援を兼ねて参加しました。
この集落、昔は30戸程の戸数もあり、棚田も15ha程あったそうなのですが、過疎化・高齢化により現在は7戸。そのほとんどが後期高齢世帯ですし、棚田も山の高いほうから徐々に荒れていき、現在では4ha程に減ってきています。
この地域に限らず、高知市のすぐ隣で県下第2の人口を持つ南国市でさえも、山間地域を中心に過疎化・高齢化が進んでおり、農業や林業では後継者不足となっています。
いや、それよりも、集落機能そのものの維持が深刻となってきています。
話を戻して、この事業ですが、毎年10組の参加者を募って行われていますが半数程度は毎年参加しているリピーター組です。
ただ、事業の目的が「都市と農村の交流促進」というのを第1にしていますので、正直8年間、事業の手法はあまり変わっていないように思います。
上記の3回の作業(イベント日)に都市部の参加者に「楽しんでもらう」ための場を提供するというスタンスです。
ただ、地元の方々もこの事業を始めてからでさえ、8年目。顔ぶれは変わりませんので殆どが後期高齢者となってきました。とはいえ、まだ現役ですけど・・・。
「なかなかお世話も出来づらくなってきている」等のお声も聞かれるようになりました。
自分たちの(生活のための)水田もありますし、この事業の水田の日常の管理も地元が行っています。また、こうした作業イベント当日の昼食の用意等も地元と市役所のスタッフが用意しているわけですから、やはり「しんどい」と感じるのは理解できるような気がします。
そこで、一歩進めた取り組みが出来ないかなあと最近考えています。
さきほど書いたとおり、この事業の参加者は半数以上がリピーターです。こうした方々には、これまでの「楽しむ」から一歩進んで「手伝う」という関わりを持ってもらえないかと思うのです。
これらの参加者にサポーターになってもらい、例えば「来週の土・日に、草刈したいので手伝ってもらえないか」と気軽に声が掛けられるようになると随分地元も助かるのではないか・・・と。もちろん無償というのではなく、一定の取り決めはしないといけないと思いますが。
こうした「援農」の仕組みに繋がっていかないかなあ・・・と個人的には思っています。
最近、休耕田などを活用した貸農園や指導付きの貸農園等も数多くありますが、貸してしまえば、世話をしない人が借りれば、その土地は荒れてしまうことにもなりかねません。意図的に、政策的にも、こうしたのどかな棚田の風景を残すためには、「貸す」という手法ではなく、まずは、こうした「援農」の仕組みが必要なのではないかと感じています。
といいながらも、とりあえず今日の田植えは無事終了しました。次回は7月後半に「草刈」が予定されています。
午後は、GTROC仲間のセンチネラーさんが久し振りに出品している「プラモデル展」を観に「いの町」の某所に行ってきました。(といっても、センチネラーさんの作品はプラモデルではなく、大型のガレージキットなのですが・・・。)
約400点の出品は、自動車、バイク・飛行機・戦車・ガンダム系と幅広かったのですが、ガンプラ系のなかでは、センチネラーさんの作品は群を抜いて大型。ひときわ目立った存在でした。なんでも、製作は毎日約7時間を4ヶ月以上とか・・・。はっきり言って「職業」です(爆)
私は、センチ邸の模型部屋で事前に実物を見てたのですが、他のプラモ作品と並べて見ると、改めてその凄さが分かります。(模型部屋では、あまりに他の作品も凄すぎて、違いが良く分からない(汗))
でも、一緒に連れて行った”ツインズ兄”が一番興味を持ったのは、「ケロロ軍曹」のキャラクター5体だったことは、偽りのない事実です(爆)
「今週のGT-R」コーナーは、今日は小雨が少しぱらつきましたし、明日も雨の予報が出ていますので、今週は早くもお休みということになりそうです。あしからず、ご了承ください。
今日は、朝から仕事で山間部に出かけていました。
南国市では毎年「棚田のお米学校」という事業が行われており、今年で8年目を迎えています。都市部のご家族を対象に南国市北部の某集落に残る棚田で「入学式・田植え」「草刈」「稲刈り」「玄米手渡し・卒業式」と、米作りの過程を概ね3回体験してもらい、最後は育てたお米を玄米でお渡しするという事業です。
今日はその入学式・田植えが行われ、私は地元側の受入集落の支援を兼ねて参加しました。
この集落、昔は30戸程の戸数もあり、棚田も15ha程あったそうなのですが、過疎化・高齢化により現在は7戸。そのほとんどが後期高齢世帯ですし、棚田も山の高いほうから徐々に荒れていき、現在では4ha程に減ってきています。
この地域に限らず、高知市のすぐ隣で県下第2の人口を持つ南国市でさえも、山間地域を中心に過疎化・高齢化が進んでおり、農業や林業では後継者不足となっています。
いや、それよりも、集落機能そのものの維持が深刻となってきています。
話を戻して、この事業ですが、毎年10組の参加者を募って行われていますが半数程度は毎年参加しているリピーター組です。
ただ、事業の目的が「都市と農村の交流促進」というのを第1にしていますので、正直8年間、事業の手法はあまり変わっていないように思います。
上記の3回の作業(イベント日)に都市部の参加者に「楽しんでもらう」ための場を提供するというスタンスです。
ただ、地元の方々もこの事業を始めてからでさえ、8年目。顔ぶれは変わりませんので殆どが後期高齢者となってきました。とはいえ、まだ現役ですけど・・・。
「なかなかお世話も出来づらくなってきている」等のお声も聞かれるようになりました。
自分たちの(生活のための)水田もありますし、この事業の水田の日常の管理も地元が行っています。また、こうした作業イベント当日の昼食の用意等も地元と市役所のスタッフが用意しているわけですから、やはり「しんどい」と感じるのは理解できるような気がします。
そこで、一歩進めた取り組みが出来ないかなあと最近考えています。
さきほど書いたとおり、この事業の参加者は半数以上がリピーターです。こうした方々には、これまでの「楽しむ」から一歩進んで「手伝う」という関わりを持ってもらえないかと思うのです。
これらの参加者にサポーターになってもらい、例えば「来週の土・日に、草刈したいので手伝ってもらえないか」と気軽に声が掛けられるようになると随分地元も助かるのではないか・・・と。もちろん無償というのではなく、一定の取り決めはしないといけないと思いますが。
こうした「援農」の仕組みに繋がっていかないかなあ・・・と個人的には思っています。
最近、休耕田などを活用した貸農園や指導付きの貸農園等も数多くありますが、貸してしまえば、世話をしない人が借りれば、その土地は荒れてしまうことにもなりかねません。意図的に、政策的にも、こうしたのどかな棚田の風景を残すためには、「貸す」という手法ではなく、まずは、こうした「援農」の仕組みが必要なのではないかと感じています。
といいながらも、とりあえず今日の田植えは無事終了しました。次回は7月後半に「草刈」が予定されています。
午後は、GTROC仲間のセンチネラーさんが久し振りに出品している「プラモデル展」を観に「いの町」の某所に行ってきました。(といっても、センチネラーさんの作品はプラモデルではなく、大型のガレージキットなのですが・・・。)
約400点の出品は、自動車、バイク・飛行機・戦車・ガンダム系と幅広かったのですが、ガンプラ系のなかでは、センチネラーさんの作品は群を抜いて大型。ひときわ目立った存在でした。なんでも、製作は毎日約7時間を4ヶ月以上とか・・・。はっきり言って「職業」です(爆)
私は、センチ邸の模型部屋で事前に実物を見てたのですが、他のプラモ作品と並べて見ると、改めてその凄さが分かります。(模型部屋では、あまりに他の作品も凄すぎて、違いが良く分からない(汗))
でも、一緒に連れて行った”ツインズ兄”が一番興味を持ったのは、「ケロロ軍曹」のキャラクター5体だったことは、偽りのない事実です(爆)
「今週のGT-R」コーナーは、今日は小雨が少しぱらつきましたし、明日も雨の予報が出ていますので、今週は早くもお休みということになりそうです。あしからず、ご了承ください。