さくらパレ-ド

わが町には日本に3つしかない造幣局がある。
わが家から歩いて行ける距離で、毎年この時期
造幣局の中に植わっている八重桜の公開イベント『花のとおり道』がある。
それに合わせて日曜日に大通りを片側通行止めにして『さくらパレ-ド』がある。

われわれ秋祭り保存会の俵みこしにも参加のオファ-があり、
小雨の中、俵みこしを担いでパレ-ドに参加した。

ワシは特別にその俵みこしを担ぐ際の音頭取りの一人に任じられ
他の先輩歴々がおられる中、遠慮がちに歌わせて貰うたのよ。
大通りの大観衆の中で、大声で拡声器を使わずに歌うのは気持ちのええもので
臨時の屋台の店を手伝うとる女性から大声で表に出て両手を挙げて
『キャ-！　○○さ～ん！　頑張ってぇ！　○○さ～ん！』と個人名で応援され、
いささか照れ申した（苦笑）。

担ぎ手の仲間からは冷やかされるし、打ち上げの席でも
『やっぱし○○さんは女性に人気があるのぉ・・・』
『あの女性は誰なん？　あの人も大観衆の中、度胸があるねぇ』
と冷やかされ、話題の中心に・・・。
控えめなワシはずっと恐縮しとりました。