錬金術、それは「等価交換」の原則のもと、物質を理解、分解、
そして再構築する、この世界で最先端の学術である。
この錬金術において、最大の“禁忌”とされるもの「人体錬成」。
亡き母親を想うがゆえ、禁忌を侵し、全てを失った幼き兄弟。
巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。
機械鎧(オートメイル)をまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、エドワード・エルリック。
二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。
兄弟は「賢者の石」の真実に近づくにつれ、大きな陰謀の渦中へと突き進んでいく。
暗躍する人ならざる者たちの存在。
徐々にその本性をむき出しにする軍事国家アメストリス。
虐げられた民の果て無き憎しみと復讐の念。
錬金術がもたらす幾多の悲劇。
点在する悲劇は、やがて線になり、人を、民を、そして国すらをも巻き込んでいく。
兄弟は絶望と希望の狭間の中、それでも前に進む--。
以上、番組HPから引用
4月から「鋼の錬金術師」のアニメ新シリーズが始まりました。
アニメや漫画見ない人も数年前に作られたアニメがちょっとしたブームになりました
から聞いたことのある人も多いのでは。
私はアニメになる前から原作が好きだったんですよ。
少年漫画のくせにテーマが重たい。
このマンガのテーマ「何かを得るためには、それ相応の対価を支払わなければなら
ない」なんて、実人生において“それ相応の代償”を支払ったことがある人でないと、
その重さと真実が理解できませんよ(しないほうがいいかも…苦笑)
この物語は、その重い部分を核に含みながらも、とにかく「面白く」見せていくのがうまいです。
キャラクターも各人にいろいろな語り口で「重い物」を背負わせてるのに、基本的には
軽妙に描写。そこが読者や視聴者にキャラクターの奥行きを感じさせてくれるんですよ。
子供から大人まで男女関係なく幅広くヒットするはずです(ちょっとは見習えよ、天地●)。
私は、ギリギリの感情で生きてる人間を描いてるくせに、(だからこそ)滑稽な描写も
入れて描く描写が大好きですから、余計にたまりません。
こういう描写をドラマで入れてるのは、最近だと勘助と「セクシーボイス・アンド・ロボ」
ぐらいですかねえ。
で、新アニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」も今日で4話目。
今のところ前のアニメより原作準拠…て、鉱山のエピソードがセリフで終わったのは
少しビックリ。先を急ぎまくりですね。
それから今日は、スカーと(これからやっかいな上司のために苦労する)マスタングの部下が出てきました。
スカーの声が変わってたのは少し残念。
…そして、今日はニーナの話ですか。
この物語の核となる錬金術を語る上で大事なエピソードです。
この話は何回見ても重いなあ。
オチを知って見ると余計に。
とても少年マンガのエピソードとは思えん。
でも、ここまで重いからこそ「鋼」はすごいし好きです。
今回もアニメもこのエピソードがちゃんとやれてたので、この先も安心して見れそうです。
あと、OPとかでヒューズさんの顔を見るたびに今でも「懐かしい」と思ってます。
まだ新アニメでは●●されてないんですけどね。
彼については声が変わってなかったのもうれしいですし。
でも、友人が彼については「原作より悲惨になって、視聴者を泣かす気マンマン」と
言ってました。
えー、激しく同意です。
物語の姉ちゃん率が減るのを防ぐためにラストの退場も原作と変えるべきだとも言ってましたが、
動物好きの私としては原作で最近いい味出してるキメラおっさん軍
団を原作どおりに出すのを優先してほしいです←どんだけ動物好きなんだ、お前は?
あと新アニメシリーズについては、YUIのOP主題歌がお気に入りです。
物語の内容にも合ってるし。
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