最近の論調を見ていると、結果が先にあってそれに導くような記述が目立つ地元紙
そこには幾つかの理由があると思う
まず、記者自身が勉強不足であり、事実の背景や捉え方が一面的なことが多く、大局的な報道はほとんど無いこと
モノの真理は表裏両面あり、片方がメリットであれば、当然他方はデメリットになる
本来、両論併記の上で自らの主張を行うのが社会の常識だと思うが、自らの主張にある面しか主張(記述)しない
これを意図的に行っているのであれば、かなり悪質な知能犯ということになるんだろうけど、どうも記事を読んでいる限り、多方面の考察に至っている形跡は無い
原稿〆切に追われる日々では、勉強しろということ自体ナンセンスなのか
蛇足だが、汗をかいて情報を得るのが記者の仕事のはずだが、最近は抽象的で裏のとれない事象に対する質問でも平気で当事者へ投げてくる傾向にある(当然答えないけどねw)
それと毎回不思議に思うのが、識者ということで取り上げられる人が本当にその道の大家であるか全く読者に分からない状況が多い
経歴を列挙するか、予めこのジャンルについてはこの人に聞くみたいなリストを用意すべきではないか
酷いケースでは誰の意見かも明かさないこともある(「○○に詳しい関係者の話では…」)
次に、物事の取り上げ方や見出しが、よりセンセーショナルに捉えられる傾向にあること
○○部の記者は体力勝負なので、比較的若い人が多いと聞くが、会社に入ったばかりで社会の全体像も分からないような
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