自然相手なので仕方ないが、新燃岳の影響による宮崎キャンプの中止、雪による2度のTRM(1月30日 vs U-18、2月12日 vs 大分)中止
集中して実施すべき練習や選手間の連係、実戦で得られる感覚や連係など、例年に比べて、いや、他チームと比べて、どれ位影響を受けているんだろうか
どのチームもキャンプを行うのは、寒さへの対策もあるが、やっぱり、その効用を重視してのことだと思う
幸いにも20日から関西でミニキャンプを張るみたい(昨日リリース)
もし遅れがあるのならば、ここで一気に取り戻して欲しいね
開幕が近づくにつれて、些細なことも含めて気がかかりなことが増えてくるのであったw
今季2回目のTRM(vs 熊本)を観に行った
45分×4セットで行われたが、俺が観たのは1・2本目
全体的な印象では、2試合目ということもあって選手間の連係はまだまだ
でも、前への積極的な仕掛けなど新しいチームの息吹を感じさせる場面も随所にあった
特に、新加入の松浦とミンジェのスピードに乗ったドリブルは観てて気持ちが良かったね
ミンジェはクロスの精度が上がれば、ナカジの抜けた穴を十分にカバーしてくれそう
ケンタロウは荒削りながら、攻守ともに随所に顔出して存在感を示してたし、成岡も視野の広さとパスセンスは評判どおり抜群
2セット終わってスコアは1-1だったが、ポゼッションでは蜂が熊本をかなり上回っていた(エジミウソンが下がった2セット目はほぼ蜂が支配)
一方で、不安な点は高さへの対応かな
熊本の2トップが大きかったせいもあるけど、選手が並んで入ってきたとき感じたのは「うちってチビッ子チームだな~w」ってことw
流れの中で競り負けるシーンは少なかったが、失点シーンは完全に高さにやられたもの
コーナーキックからヘッドで折り返されて押し込まれた
高さへどう対応していくか、今後を注視していきたいと思う
アト城後が元気なかったのが気になるがw
アジア杯、2大会ぶり4度目の優勝
戦術うんぬんは抜きにして、今大会では選手一人ひとりが躍動してたと思う
昨年のWカップでの経験がベースになっているのかもしれないが、初戦は固さが目立ったものの、残りの試合はみんなが臆せずチャレンジしていた
先制されても諦めずチャレンジし、リードしてても守りに入るのではなくチャレンジ
こうしたステップを通してチーム全体がレベルアップしていくのだと思った
優勝という結果に喜びつつも、次のステップに向けて着実に成長することが大事
代表選手を有するチームと戦う蜂にとっても、いろんな面で楽しみな結果だ
次は蜂からも是非代表入りを!
今年の移籍に関しては、いろいろと物議をかもしてるけど、冷静に考えれば当たり前のことだと思う
選手たちは、当初想定していなかった昇格という極めて高い目標をクリアしたわけだから、クラブへ高い評価を求めるは当然
一方、クラブは経営基盤の安定化に向けて正に努力中だから、今年と然程変わらない限られた予算の中で、試合数の増など、来期の運営のことも考えて年俸交渉を行うわけで、選手が求める評価に応えることが出来ず、合意に至らないケースも出てくる
だから、選手が出ていったとしても誰が悪いわけでも無い
昨年からクラブの状況が劇的に好転しているわけぢゃない
今年、確かに蜂は変わった
経営陣が変わり、フロント、選手、サポーターがひとつの方向を向いたことが躍進の原動力であったことは間違いない
みな、当初予想もしなかった蜂の躍動に酔いしれ、昇格という栄冠を勝ち取った
でも、夢から醒めた今、クラブの現状があらためて目の前に露呈したということ
外人が居なかった今年同様、来季に向けて大型の補強は無理だろう
入団するときは未知数だったマチやスエ、ゲンキのような将来性のある選手を補強して、成長させながらチーム力で闘っていくしか無いのだ
J1というステージが如何に過酷かは身をもって知ってる
でも、クラブの現状をベースに闘っていくほかない
だからこそ、蜂に関わる全ての人が「自分に何が出来るか」を考えて行動し、ひとつになって力の限り応援することが絶対に必要だ
少しずつでもクラブと僕らが変わっていかなければ、これまでの過ちを繰り返すだけ
来季は我慢の年
目先の結果に一喜一憂せず
覚悟を持って臨もう!
同点弾を放った石川選手は何の迷いもなく、ゴール前で競った後のルーズボール(浮き球)に走りこんでボレーを突き刺した
けして簡単なシュートではなかったと思うが、抑えの利いた良いシュートだった
ややもすればジャストミートしないか、フカしてしまいそうなシチュエーション
そこを何事も無かったように決める能力の高さ
これがJ1なんだと逆に納得してしまったw
アビスパは本当にカラダを張って守り、ワンチャンスを狙って相手裏に抜ける攻撃を繰り返していた
J2と違って球際の寄せが速い相手に対してパスが上手くつながらないシーンもあったが、ワンタッチでボールを廻し、チャンスを演出出来ていたと思う
先制点もとって、92分30秒まではアビスパのプランどおりだったと思うのだが、冒頭記述したとおり、個の、石川選手の能力に力尽きた
しかし、例年移籍や来年のビジョンを巡って混沌としているこの時期にアビスパの試合が観れる幸せは何物にも代えがたいと感じた
今回の敗戦がJ1を闘う上での糧となるか
もう既に来期に向けた闘いは始まっている