8月21日
マイナンバーのトラブルの話です。
今朝見たネットニュースの中に記事がありました。
「昔の消えた年金問題と同じ」だとの見解でした。
最大の理由は政府のこの種の認識の甘さでしょう。
要は、「IT(情報技術)の認識不足やガバナンス確立の欠如です。」
① ガバナンスの欠如がもたらした問題・・・基本構造が欠けている
例、氏名の漢字には「本人確認以外判明しない」ものがあります。
キーボードで入力できない漢字があります。
現場の判断で置き換えてしまうことが多くほとんど処理したのです。
(データー不一致の元凶)本人確認が必要だが・・行わない。
② タイピングミスは 0.7%は防止できない。
対策:「ペリファイ」2人で同じ作業で照合する。「99.99%以上」
③ 年金紐付は預金制度の「よみがな」戸籍制度の「ふりがな」の欠如
預金制度では「漢字ではなく、カタカナ」です。
戸籍制度では「ふりがなは無し」です。
つまり、制度を改造しておかないと照合は不可能だったのです。
結果、とんでもない日本のITのレベルの低さが露呈したと言えます。
国が検討した際、問題提起があったはずです。(IT関係者当前のこと)
国の強行な実施で引き起こした問題。(構造的な問題を無視した)
健康保険証、戸籍、住民票、年金、免許証などなど一括するには無理なのです。
他の国がIT化が進んでいようとも長い年月をかけている訳です。
日本だけ遅れているのは国が政治がそこに着目しなかっただけの話です。
今更、これを取り返そうとする国や政治が焦った結果なのです。
他国が10年掛ったならば5年でやろうでもいい筈です。
ここは焦らず、マイペースで進めることですね。
マイカード一本化より、個別にオンライン化して統合すべきでしょう。
抜本的な解決策を講じながら修復は無理でしょうね。
一旦立ち止まって「仕切り直し」が必要でしょう。
これ以上、誰かを悪者にしないためには・・・。
素人の私でも判りますよ、これくらいのことなら・・・。
同時に日本の政治家が時代に遅れているかの現われでしょう。
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