猛吹雪・・・続編その3

夕方になるにつれ、天気はどんどん回復していった。
15:30に友人コシャポンがスクールを終え、戻ってきたので最後にどのくらい上達したか、一緒にリフトに乗って滑った
その時乗ったリフト降り場あたりから撮った写真。浅間山がきれいに見えました

コシャポンを先に滑らせ、見てみると・・・うんうん、上達してた
木の葉落としもマスターしてたし、そんなに思ったほど転んでないし。
やっぱり最初はスクールに入るのが一番いいよね・・・つか、その方が確実に早く滑れるようになるもんね
本人もかなり満足してた様子で楽しかったとの事。
よかった、よかった～
まぁ、私は微妙なフラストレーションがたまりましたが、コシャポンが楽しかったって言ってくれたので、今回アタシはそれでよしとする。

ホントは温泉に入って帰る予定だったが、移動した為、時間が遅くなってしまうので残念ながら今回はそのまま帰宅する事にした・・・

軽井沢から碓氷峠へ。
頭文字Dでも登場する碓氷峠・・・まぁ、だからといってあんな走りは出来ませんけどね
とにかくカーブが多い（当たり前だけど）道幅も狭いしね。
と、数メートル先で道を何かが横切ってる訳。近づいて気付いた・・・猿の群れ
子供のお猿も入れて、20匹はいたなぁ。いやいや、びっくりしたよぉ。
ちょうど後ろから走ってくる車もいなかったんで、車を停めてちょっと観察しちゃった
つか、お猿もこっちを見てるんでちょっと怖かったな
写真だって思い、慌てて携帯カメラで撮ったが、見えますかねぇ

まさか、碓氷峠で猿の群れを間近で見れるとは思ってなかったよ～
一瞬、『アレ．．．ここ日光だっけ』って思っちゃった。笑
にしても、碓氷峠・・・対向車があまりいなくて走りやすかったなぁ。。。

帰りは途中から高速にのって帰ろうかと思ったが、温泉にも入らなかったし、凄い渋滞にも巻き込まれず、流れもスムーズだったので高速にのらずそのまま下みちで東京へ。
21:30頃、コシャポンを駅で降ろして、更にそこから私は2時間ちょっとのドライブ

今回のスキーは・・・一番ひどかったが、これもいい経験だったと思う。
なにげに猛吹雪の中の運転も前の車のおかげで楽しく運転出来たし。苦笑
猿軍団にも会えたし、浅間山はキレイだったしね

ただ、車が半端なくバッチくなった・・・洗車しなくちゃなぁ。。。
洗えばキレイになって気持ちいいけど、やっぱり面倒だな・・・。

猛吹雪・・・続編その2

猛吹雪を抜けて、とりあえず長野県軽井沢スキー場へ行ってみる事にした。
鬼押出しルートで長野県に入る事にした。やはり山超えという事で標高が上がっていくとまたちょっと吹雪状態になった。（まぁさっき程じゃないけど）
コシャポンはすっかりローテンション。私が思うにたぶんこの時点で諦めモード突入してたな
吹雪状態も一時だったが、相変わらずの強風。。。
途中、立木の折れた枝が飛んで来てフロントガラスに直撃これにはちとビビる・・・つうか、窓ガラスにヒビ入ったら泣くっすよ

そんなこんな走り続け、軽井沢スキー場に到着
あ～、やっぱりシケたスキー場だ・・・つうのが正直な感想。
来た事はなかったけど、というかいまだかつて来ようと思った事もなかったっつうか、あえてこのスキー場は絶対選ばないというか。
コースがまずダメやし、標高があきらかに低いから雪質の悪さも行かなくともわかるしね

でも、今回ばかりはそんな事も言ってらんないからね・・・。
せっかく友人のコシャポンが張り切ってきたのに、散々な目にあった上、滑らずに帰らすような事だけはさせたくなかったからさぁ。

もうすでに12時をまわっていたが、幸いな事に風も思っていたほどじゃないし、雪も止みつつあったし、せっかくなので滑る事にした。
コシャポンは初めてのスノボーって事でボードとブーツはレンタルして、スクールに入るとの事でスクール開始まで1時間半ほど時間があるっつうので、とりあえず私はスノボーもスキーも持ってきたので、ボードを履いてほんの少しの時間だったがスノボーを教えてあげた。
写真はゆる～い斜面の初心者用ゲレンデにて、手前のSTUSSYのステッカーが貼ってあるボードが私、隣がコシャポンでっす
まぁ、正直申すとスノボーで怪我して以来、何時間もまともに滑ってないからねぇ・・・。ホント、最初の基礎しか教えられませんでしたが・・・。(^_^;;;
しかも、私の滑りも微妙で
でも、コシャポンったら思った以上に鈍クサくない事が判明
初めてなのになかなかいい感じなんですわ

そんな私のレッスンもあっちゅ～間でコシャポンはスクールへ。
もちろん、私はスキー板に履き替えてリフトに乗って滑ってましたさ。
あまりのコースのつまらなさといい、コースの距離は短いし、緩斜面ばかりだし、リフトは低速だし、なんつっても雪質の悪さが天下一品1時間滑るのが限界。あっという間に飽きちゃいまして、仕方ないのでコシャポンのスクールが終わるまでゲレンデ脇に置いてあるイスに座って待つ事に。

続編3に続く・・・

猛吹雪・・・続編その1

しか～～～し、更に悪夢が私達を襲う　

とにかく視界が悪くすぎてまず駐車場の出口がわからない訳だ吹雪の切れ間を狙って何とか出口から出れたが、マジで道が・・・まったく見えない。
猛吹雪で視界ゼロに近い状態・・・助手席にいるコシャポンはもうビビりまくりで大騒ぎ
徐行すら出来きない状態で止まっては少し走り、止まっては少し走り・・・を繰り返し、ようやくスキー場ゲートまで辿り着く。
更にその先の道路がまったく見えなくて、私もさすがにちょっと危機感を感じたっす
スキーを始めて20数年・・・こんなん初めてですわありえへん状態っすよ。

で、動けなくて立ち往生してたら、ラッキーな事に私のを抜いて行く車がおりまして、『待ってました～』ってここぞとばかりに私がその車の後ろをついて行ったのは言うまでもなく。
車間距離を適度にあけながら、慎重に走る。時折、猛烈な吹雪でその前の車すら見えなくなったりもした。そんな中、徐行だけどよくまぁ走れるなぁ～とちょっとその車に感心したりして。。。

と、思ってた矢先の出来事・・・突然、前の車が滑って半回転したのだ
いや～、ちょっとビックリした　もちろん、車間距離も十分にとってたので私は大して焦る事ありませんでしたけど。それに今まで何度もこういうのに遭遇してますんで。
で、その瞬間を見ていた友達はというと・・・更にギャーギャー騒ぎまくり（苦笑）
たぶん視界が悪くて道がよく見えず、カーブだったのに気付くのが遅れて急にハンドルを切った事によるスピンだな。（思いのほか冷静だった私の分析である）
スピンしたせいもあり、その車もかなり用心深く走るようになり、時折、視界ゼロになる度に止まってやり過ごすようになった。やはり反対車線にも進めなくて立ち往生していた車がいた。
よっぽど窓を開けて教えてあげようと思ったが、窓なんて開けられる状態じゃないっす




いやいや、ホント・・・もう春スキーなのに・・・なんなんこの猛吹雪は
タイヤだってスタッドレス履いてますけど、まさかこの時期にこんなに大活躍するとは思ってもいませんでしたわよ。

山道を下って行くと少しづつ視界もよくなってきて、雪も粉雪程度になった。
国道に出た時は路面はまったく積雪なしだし、ちょっとホッとした・・・。
そして、私たちは軽井沢に向かった。。。

以下、続編2に続く・・・。

猛吹雪・・・

木曜の夜から東京経由で友人コシャポンを乗せ、春の嵐ん中、群馬県パルコール嬬恋スキー場へ向かった
出発から東京地方はすでに土砂降りの雨・・・
まぁ、天気予報だと明日は回復するような感じだったんで、晴れる事を願って突進
雲がまとまってないせいか、雨は小やみになったり、土砂降りになったりと繰り返し、途中やんでた場所もあったが、渋川伊香保を超えたあたりからまた更に雷を伴った豪雨・・・。
嬬恋村に入り、国道からスキー場への山道を上っていくと、途中からみぞれに変わり次第に雪に変わっていき、路面も真っ白状態。
なんとかスキー場に到着。この時すでに強風・・・つうか、吹雪
車を停めて、仮眠をとる。風の音がかなりして熟睡出来ず・・・ふと気付くと車の窓、全面が雪に覆われ外が見えない状態になってるではないか
大した雪も積もらないだろうと甘くみてた私は車のワイパーを立てずにいたので、猛吹雪の中、慌てて外に出ててワイパーを立てた。思った以上に車に雪が積もっててちとびっくり。。。もちろん車のまわりにも・・・。少々、不安を感じつつ再びウトウト。8時過ぎ、起きて外を見ると・・・そりゃ～もうとてつもない猛吹雪。しかも、タイヤが10cmくらい雪に埋もれてると言う事に気付き、慌てて車を若干移動させる始末。

トイレに行く為にスキーセンターハウスへ行くが、そこまで行くのも必死っすよ・・・
なぁ～んかイヤな予感はしてたが、トイレにいるとアナウンスが流れ「本日、強風の為、リフト・ゴンドラ全ての運行を見合わせております」との事。
あ～、やっぱりなぁ・・・って感じでしたが、ちょっとゲレンデ入り口まで様子を見に行ってみた。
それが上の写真。まるっきし、見えませんし、超猛吹雪。

そりゃ～、こんなんじゃ無理だろうってのが誰が見てもわかる状態でして　天気が回復するようにはまったく見えないし、どうみてもヤバそうだし、待ってても仕方ないと思い、とりあえずスタッフの人に聞いてみた・・・ら、やはり今日は1日中運休する可能性が高いとの回答。
軽井沢辺りも強風だけど、かろうじてリフトが動いてるというのを教えてもらい、せっかくここまで来たんだからとりあえず移動しようという事に。

しかし、これまた車を運転出来る状態にするまでが大変だった訳よ
なんせ猛吹雪の中の除雪。そりゃ～もう寒いわ、手は痛いわで・・・。だって、ガラス全面に雪が凍り付いちゃって剥がすのに一苦労。ワイパーもタイヤも凍り付いてるし、車の前後は氷柱だらけだし
でも、全部振り払わないと動けないしで、ヤケくそ状態だったな。やっとの思いで除雪して、ひと休みしたい所だったが、すでにまた雪が張り付いてきていたので、すぐに出発

以下、続編に続く・・・