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月の豆知識

月についての豆知識をご紹介。もっとも身近な月のことあなたはどれくらいご存知ですか

あのブツブツは、お月様のニキビ?

2012-11-15 | 月のあれこれ
の表面には、地球から見たとき、一見ブツブツした凹凸がありますよね。

あれって、ニキビ?なーんて、思う人はいないですね。

そう、あのブツブツは、クレーターとよばれるもので、
あれは昔、お月様に沢山の小天体がぶつかってできたものと言われています。

なんか、怖いですね。

ところで、このクレーターって、お月様にだけあるものじゃなくて、
実は地球にもあるものなんですよ。

例えば、メキシコのユカタン半島には、6500万年前に小惑星が
地球に激突して出来たものと見られるクレーターが発見されているんです。

そのクレーターの大きさですが、地質調査などによっても、直径200km弱にもなる
巨大なものだそうです。

あっそうそう、誤解の無いように、クレーターってえ、ぶつかった跡なので、
実際にぶつかったものというのは、当然ながらもっと小さなサイズのものになりますからね。

例えば、砂場の砂にボールをぶつけると、ボールが直接ぶつかった場所はもちろんのこと
そのボールの周りも円を描いてボコッとへこんでいる感じになるでしょ?クレーターの大きさというのは、あれとおなじ理屈で出来た大きさ。

だから、さっきお伝えしたメキシコのクレーターでいえば、クレーターのサイズは直径200km弱でも、実際、ぶつかった天体の大きさは、直径約10km程度と推測できるんです。

まっ、それでも、十分な大きさかなと思いますけどね。

因みに、恐竜もこういう天体が地球に衝突した影響で絶滅したのかも?と推測される意見があります。

なぜ地球に天体が衝突したからって、生物が死ぬの?と思われるかもしれませんね。

もちろん、天体がぶつかったところにたまたま恐竜が皆集まっていて、その天体にペチャっと押しつぶされちゃったから、恐竜が絶滅したと考えられるわけじゃないですよ。

理屈はこうです!


1.地球に惑星などの天体がぶつかる。

2.その衝突のため、塵や土が大量に巻き上がる。

3.熱風で燃え上がった森林のすすなどが飛び、それらが厚い雲となって地球を覆う。

4.すると地球はその厚い雲に何年も覆われた状態がつづき、その間、太陽の光が遮断される。

5.太陽の光がとどかないから、地表の温度が下がる。

6.地表の温度が下がり、寒い状態の星になると植物がかれる。

7.植物がかれると、それをエサにしてた草食系動物がなくなる。

8.草食系動物がいなくなると、肉食系恐竜の食べる物がなくなる。

9.餓えと寒さで恐竜さんたちは亡くなってしまう。


・・・っと、まぁ、最終的に、こういう食物連鎖的影響も受けて恐竜が絶滅されたと
考えられるわけです。


というわけで、今回は、月のお話から脱線しましたが以上となります。


それではまたよろしくです。








月とガリレオ・ガリレイ

2012-08-08 | 月のあれこれ
皆さんガリレオ・ガリレイ(1564-1642)という人をご存知でしょうか?


「近代科学の父」とまで、呼ばれる人です。


ガリレオの生きていた時代というのは、キリスト教の教義に関する様々な悪しき影響で、月の表面はツルツル、地球の周りの星は、地球を中心に回っているというような「天動説」が一般的とされており、その教義にそむく事は、事実であっても認められないという愚かな時代でした。


ガリレオ自身は、望遠鏡を作り(はじめて望遠鏡をつくったのはオランダのめがね職人)
天体観測し、月の表面がデコボコしているスケッチをしっかり残しています。

さらにガリレオは、金星の満ち欠けや、太陽の黒点などもスケッチしているんです。



また、ガリレオの有名なセリフとしては、「それでも地球は動いている」と言う言葉があります。


これは、ガリレオが天体観測により発見した、地球も太陽を中心として、太陽の周りを回っていると言う「地動説」を唱えた事により、愚かなキリスト教の教えに背くとして宗教裁判にかけられ、地動説は間違いと認められさせられた時に、つぶやいた有名な言葉なんです。


おろなかキリスト教により、ガリレオは裁判に負けましたが、彼の考え方というのは、今日の私たちに受け継がれているものなのです。


因みに、地動説そのものは、ガリレオが生まれる20年前にコペルニクスによって唱えられた説です。


もちろん、これもキリスト教の教えに背くと言う理由で、受け入れられなかったものです。


キーワード:月 プレゼント

月と太陽は1時間に15度動くんです!!

2012-08-03 | 月のあれこれ
月も太陽も一時間に15度動きます。


月の場合は、だいたい午後6時くらいから、東の方角から昇り、西の方角に午前5時ごろ沈みます。


実は、太陽も同じで、東から昇り、南を通って、西に沈むわけです。


先程も、申し上げたとおり、月も太陽も1時間に15度ずつ移動すると・・・


おや?


これまでの記事をご覧になられている方なら、お気づきかと思いますが、月と太陽は、地球からの距離が全然違います。


なのに、同じ1時間に15度移動すると・・・


なぜだか?お解りになりますか?


実はこれ、自転と公転が関係します。


小学校時代の理科の復習になりますが、自転とは、地球自らが回転する事。


公転とは、別の星の周りを回ること。


地球が自転で1周するのにかかる時間は、24時間、つまり1日ですね。


地球は、丸いわけですから、つまり円。


円の角度は、360度。


だから、1時間あたりの角度をだそうと思うと、


360度÷24時間=15度


すなわち1時間に15度づつ自転しているわけです。


あっ、前提のお話をわすれていました。


そもそも、月や太陽が動いて見えるのは、地球が自分で回っている(自転している)から
、ちょうど1時間に15度づつ動くペース。


だから、同じ地球の位置から、月や太陽を見ると、自分ではなく、見ている月や太陽が動いているというふうに見えてしまうわけなんです。



因みに、新聞をよく見てみると、毎日の月の形と月の入り、月の出が掲載されていますよ。