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月の豆知識

月についての豆知識をご紹介。もっとも身近な月のことあなたはどれくらいご存知ですか

月のプロフィール

2012-08-08 | 月の詳細
の大きさは、地球の約4分の1.


因みに、太陽は、地球の約100倍もの大きさがあります。


だけど、地球から、月や太陽を見た大きさって、ほぼ同じに見えますよね。


それは、なぜか?というと単に、”地球からの距離が違う”からなんです。


具体的に言うと、地球から月までの距離は、約38万km。


それに対し、地球から月までの距離は、約1億5000万km離れているんです。


つまり、太陽は、月よりも約400倍も地球から離れたところにあるわけです。


結果、地球の100倍ある太陽の大きさも、地球の4分の1しかない月と地球から見れば同じに見えるというわけなんです。


地球⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒⇒太陽


また、月を見たとき表面が暗いところと、明るいところがありますが、暗い部分には、昔水があったと考えられています。


そのため、そのくらい部分の呼称には、海にちなんだ名前がつけられていたりします。


例えば、嵐の太陽、雨の海、晴れの海、静かの海・・・と言う具合。

こんな感じ↓


また、月で一番高い山は、3500メートル以上あると言われています。


月の誕生について

2012-07-30 | 月の詳細
月はどうやって出来たのか?


気になりませんか?


諸説、色んな説があるのですが、一番有力視されているのが”ジャイアントインパクト説”なんです。


このジャイアントインパクト説について説明しますと、


約46億年前、地球が誕生したわけですが、そのすぐ後に、
地球の半分ほどの大きさの天体が地表をえぐるようにぶつかったと。


その衝撃により、その天体は粉々になり、宇宙に飛び散ったその物資が、やがて集まり固まって、月になった!!


これが、ジャイアントインパクト説。


なぜこの説が有力かというと、月が他の衛星に比べて母天体に対する大きさが大きく、また、密度や成分が地球に似ているという事や、水やガスなどの蒸発する成分が月には少ないということ、それらの説明が上手く出来るからです。


こういうお話をすると、じゃー地球は?宇宙の誕生は?となってきそうですが、今回は、月の誕生についてだけお話させていただきました。


それらのお話については、いずれまた機会があればとします。

月のクレーターについて

2012-07-23 | 月の詳細
月のクレーター(月表面のくぼみのこと)って、どうして出来たか?をお話します。


月のクレーターは、隕石などの衝突によって出来たもので、それが、月表面にいくつもあるクレーターと呼ばれる”くぼみ”となったのです。


このクレーターは、実は地球にもあるんです。


例えば、アメリカのパリンジャー・クレーターなどは、有名で、直径1.2kmのクレーターで、約5万年前に出来たものと推測されています。


因みに、このクレーターを実験的に作ってみたければ、公園などの砂場などに行き、野球のボールくらいのサイズの石を、おもいっきりその砂場にぶつけます。


すると、そこにクレーターが再現できます。


ただし、公園などの砂場などは、小さい子などが遊んでいたりしますので、とても危険。誰もいない安全な状態が確保できた時のみにしてくださいね。


そうそう、月には、あれほどクレーターがあるのに、そのぶつかった隕石って、見かける事が無いですよね。・・・そもそも、月の表面を見る機会がないからわからない!!といわれてしまえばそれまでですが・・・


これ実は、月にぶつかった隕石というのは、クレーターだけ残して、後はバラバラに砕け散って跡形もなくなっちゃうからなんです。


だから、月にはクレーターのボコボコだけしか残っていないと言うわけなんです。

月の温度や引力について

2012-07-10 | 月の詳細
月には、空気が殆どありません。


当然、雨や風もなく、生物もいない世界が広がります。


また、月にも当然のことながら太陽の光が射しますが、地球のような青空になりません。


それはなぜか?というと、そもそも地球の青空とは、”大気”によって作り出されているからです。殆ど大気のない月では、青空が無いと言うわけです。


また、月の地面は、白や黒のチリに覆われている為、そこに広がるのは、モノトーンの白黒の世界となります。


月の温度についてですが、先程も申し上げたとおり月には殆ど空気が無いため、太陽の光が当たっている場所は、温度が上がりますが、それ以外の部分は、全くと言って良いほど温度は上がりません。


その結果、月では、昼と夜との温度差が激しく、昼は130度夜はマイナス170度という環境になります。


月の引力について】


まず、引力についてですが、引力は、物質の重さ(質量)に応じて引き合う力のことですが、月の質量は、地球の80分の1になりますので、引力もそれに応じ、地球にある重さを月にもっていくと6分の1の重さになります。

地球で、60kgの人なら、月に行くと10kgの体重になるという事です。


地球から月までの距離は、こんなものです!!

2012-07-07 | 月の詳細
以前の記事でも少し触れましたが、月と地球の距離について、さらに詳しくお話したいと思います。


月と地球の平均距離といういのは、38万4100kmになります。


これ光の速度で言うと、月から地球までは、光の速さで、1.3秒かかることになります。


これは、宇宙空間で光が1秒間にどの程度進むのか?という計測を基準にしており、宇宙空間では、光は1秒間に30万km進むということからです。


因みに、他のもので地球から月まで行くにはどのくらいかかるのか?という面白い想定数値のデータがあるので、ご紹介したいと思います。


ジェット機(時速1000km)だと、月までは、約16日。


新幹線ののぞみ(時速300km)だと、月までは、約35日と10時間。


もし、人が歩いて月まで行けるとしたら、(平均歩行時速4km)計算で、約11年。


となります。


因みに、地球から太陽までは、約1億4960万kmという距離がありますので、光の速度に換算すると、8分19秒かかることになります。


ですので、地球から太陽の光を見ている私たちは、8分19秒前に太陽から放たれた光を見ている事になります。


ついでなので、光年という単位についても少しお話すると、光年とは、光が1年間に進む距離(約9兆4600億km)を1単位としているんですよ。