Knitting Academy

編み物と音楽を中心とした趣味の記録です。

Millie Hat

2015-01-31 19:57:50 | 編み物

久しぶりに編み物の話題です。

先週の週末、帽子を編みました。以前、街で見かけた人が被っていた帽子のデザインが気に入り、それっぽいのをRavelryで見つけて編んでみた訳です。ちょっと女性向けっぽいですけどね。まあ、良いんです。糸は以前、Gwendolineを編んだ時に余ったRowan Tweed Aranを使っています。針は輪針、4本針、ともに8号です。編み出し糸と、かぎ針8号くらいも必要になりますので、お忘れなく。

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これを編んでいた時は良かったのですが、と言うかただの躁状態だったらしく、完成した日曜の午後から墜落しました。1週間ほとんど仕事を休みまして、危険な衝動と戦っておりました。何をしているのやら。今は少し回復し、写真を撮る元気などが湧いてきたといったところです。

ちなみに帽子の台になっているのは、知ってる人は知っている美味しいものです。


DT 990 PRO購入とヘッドホンアンプ(ベース入力あり)の製作

2014-01-12 19:38:44 | Weblog

昨年の話になりますが、Beyerdynamicのヘッドホン、DT 990 PROを買ってみました。ネット上では実売2万円以下のヘッドホンとしては結構評価の高い製品のようです。それまでAudio-technicaのATH-A900というのを使っていたのですが、ちょっと低音が物足りない感じ。あと、ATH-A900は密閉型、DT 900 PROは開放型なので、その違いを聴き較べてみたかったというのもあります。結果的には当たりの買い物でした。開放型にも関わらず低音もしっかり出ていて、かと言って極端にバランスが悪いということもありません。馬鹿にされがちではありますが、私はドンシャリ系の音が好きなのです。

さて、このDT 990 PROはインピーダンスが250Ωと高めです。この値が高いとiPodなどの携帯プレーヤーでは駆動力が小さいため、このヘッドホンの性能を十分に発揮させることが出来ません。そこで、ヘッドホンアンプを作ることにしました。以下、その備忘録です。実は以前にも同じようなものを作ったことがあるのですが、何ぶんにも素人が理屈も分からず他人様のサイトに発表されている回路図を、そのまま全部ならともかく部分部分寄せ集めて作るので、ちょっとおかしなものになっていた感があります(一応、音は出ますが)。今回は勉強も兼ねて一から設計してみました。結果としてきちんと綺麗に音が出ていますし、出来上がりに問題は無いのではないかと思います。

ヘッドホンアンプはChu Moy式もしくはその亜種を筆頭に多くの方が自作され、ウェブ上に発表されていますが、ベースやギターなどの入力を備えたものを発表されている方はあまり多くありません。余計な機能を付けなければ良いのでは、と言われそうですが、せっかく作るのなら耳コピとかにも使えた方が便利ですし、別々に作るのは邪魔だし面倒くさいというのもあります。

音源をミックスするためには加算回路が必要となり、必然的に反転増幅回路を用いる事になるのですが、多くの方は非反転型を採用しています。何故なのかはっきりとは分かりませんが、反転型では入力抵抗の値をある程度上げてやらないと入力コンデンサとハイパスフィルタを形成した際、カットオフ周波数が可聴域に入ってしまい、低音側の再現性が劣化する。しかし、音質のためには入力抵抗を下げたい(?)、というジレンマがあるそうです。また、位相を反転させたまま出力するのは、たとえ音に影響は無いと分かっていても気分的によろしくないので、もう一段反転回路を設けることになります。そのため、回路が複雑になり、小型化にも影響が出る、というのもあるのではないでしょうか。

今回製作したアンプは、いつ何のために買ったのか定かではないけれど部品箱に入っていた4回路入りオペアンプ、LME49740NAを左右チャンネルそれぞれの加算および増幅(増幅率5.1)に用いました。また、楽器からの入力には初段に2SK30ATMのドレイン接地回路を設け、インピーダンス変換を行っています。楽器側の音量は楽器のボリュームで調整することにしました。また、電源における仮想グランドの作成には抵抗による分圧ではなく、TLE2426というICを使ってみました。ちなみに基板は秋月の片面紙エポキシ・ユニバーサル基板 Cタイプ(72x47mm)(25 x 15 ホール)です。結構キツいです。ところどころ裏配線してます。

ひねりの無い設計ですが、ご参考までに。いつもの事ではありますが、これを見て作ってみようという方は自己責任で。最後になりましたが、同じような機能+チューナー&メトロノーム機能が付いたもの(TU-88)が、市販されています。私は作ってから知りました。

 

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追記:一応、レイアウト図も載せときます。左側の方は現物合わせでやったため、実物とは少し違うかも。あくまで目安程度に考えてください。

 

HPA ver.2 layout


Gwendoline完成

2014-01-05 12:34:20 | 編み物

遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。

これまた遅くなりましたが、Gwendolineが完成しましたので、お披露目です。

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まあ、何と言いますか、もっさりしたカーディガンって感じですか。見た目あったかそうですが、スカスカなので本当に寒い日に屋外で着るのはキツそうです。指定糸&使用糸はRowan Tweed Aranです。前にも書いたかも知れませんが、この糸、よりが甘いせいかすぐに切れます。編んでる時はほぼ問題ありませんが、作り目の時とかは要注意です。綴じ接ぎに使うのはほぼ不可能。別に丈夫な糸が必要です。

ところで、このGwendoline、何かに似てませんか?私には筵(むしろ)に見えてならないのですが。


夏前に編んだもの

2013-09-03 21:25:26 | 編み物

今更なんですが、6月くらいに編んだものをアップします。Bergere de France - Tricot magazine 166の、Robe Top Downです。名前の通り、上から編みます。フランス語編み図2作目&初トップダウンで少々手間取りましたが、何とか編み上げました。ちなみにフランス語編み図1作目は最後の仕上げが気に入らず、お蔵入りしかけています。なんとかせねば。

6月のニットカフェに持って行ったら、いたく気に入ってくださる方がいらしたので、そのままお嫁入り。まあ、色々あって7月のニットカフェで着画を撮らせていただきました。しかし今度は自分の撮影技術が気に入らず、闇に葬ってしまえとの声も聞こえ始めたのですが(冗談です。幻聴はありません)、気を取り直してこの度お披露目させていただきます。

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モデルさん、遅くなってごめんなさい。


Brassmaster もしくは Black Cat Bass Octave Fuzz

2013-04-28 22:01:36 | Weblog

昨日の午後から、少しだけ調子が良くなっています。正常な状態は貴重なので、この時間を使って以前から作ろうとしては気力が続かず先延ばしにしていた、BrassmasterというFuzzを製作しました。本当はBlack Cat Bass Octave Fuzzを作りたかったのですが、回路図が公開されていません。しかし、Black Cat Bass Octave FuzzはBrassmasterの復刻版とのことなので、こちらを作れば同じだろう、となりました。

Brassmasterの回路図はウェブ上で簡単に見つかります。レイアウトは少し前に調子が良かった時に作っておいたのですが、やはり本調子ではないためか、よく見るとコンデンサーが1個抜けてました。危ない、危ない。最終的なレイアウト図は、こんな感じ。

Black Cat Bass Octave Fuzz

秋月電子のユニバーサル基板Cタイプ上に無理やり載せています。ダイオードとトランスの接続部分は少しズルをしてますが、ご勘弁を。

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ケースはタカチのTD10-13-4Bを使っています。デザインは、はい、Black Catのパクりです。猫がいないだけ。猫、欲しい。関係ないけど、リアル猫も欲しい。

音出ししてみましたが、ギュインギュイン歪みます。Octaverとして面が強いのか、音域がギターと丸かぶり。取り敢えず、今のバンドの中での使いどころは思いつきません。1人で遊んで弾くには面白いんだけどね。


Congratulations

2012-10-29 22:25:16 | 編み物

相変わらずGwendolineが完成していないのですが、実はそれには訳があるのです。

私が所属する部署の女性が今月限りで寿退社されることになりまして、その方にプレゼントを編んでいたのです。ご結婚と同時に米国の北東部に行かれるとのこと、それは寒かろうと思いましてFingerless Mittsを突貫工事で編み上げました。色は彼女が良く身に付けているブルーを選びました。今日の昼休みにお渡しし、ついでに着画を撮らせていただきました。

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ご覧の通り、使用糸はREGIA Color 4-plyです。本当、この糸は良いです。編みやすいし、耐久性も抜群。配色のセンスについては賛否両論あるかとは思いますが、華は無いなぁと思いつつも私は結構気に入ってます。そうそう、PatternはHedgerow Mittsです。Ravelryで探せば見つかります。ちなみに、Free patternです。


新プロジェクト開始

2012-08-07 21:47:33 | 編み物

昨晩、English Yarnsに注文していた毛糸が届きました。Rowan Tweed Aranで、色はArncliffeです。 DSC_0253 

手前の『Tweed』に載っているGwendolineを編みます。丁度『毛糸だま』の秋号も買ったんだった。今号のニット男子はドイツの方でした。以前、市ヶ谷のニットカフェでたまたまお会いしたことがあったのですが、もしかしたら、打ち合わせとかだったのかも。

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今日、早速COしたんですが(なんと職場の昼休み!)、ちょっとびっくり。糸、切れ易くないですか?こういうモノなの?確かに撚りは甘いけど、こんなにスッと抜けるように切れてい良いの?ビクビクしながら編んでます。

途中から針の号数が変わるんだけど、ちょうど良い輪針が無かったので、帰りに買ってきました。いつもの様にクロバーの「匠」にしようかと思ったのだけれど、コード部分が相変わらず固いのと、針とコードの接合部が滑らかじゃないのでやめました。その代わりに、チューリップ株式会社のcarry Cという切り替え式の輪針を買ってみました。使ってみますと、針先が結構鋭いです。僕は結構気に入ったのだけれど、好みが分かれそうではある。あと、針部分が結構短めだと思いました。ご参考まで。

冷房があれば、この季節の冬糸にも耐えられそうです。目標は9月中に完成でしょうか。


青のカーディガン、完成

2012-06-01 22:37:46 | 編み物

ピンクのcamisoleとほぼ時期を同じくして編み始めた紺色のカーディガンが完成しました。これもかぎ針編み。

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かなり、たっぷりしています。ゲージを編まずに始めたら、仕上がりが少し大きくなってしまったのです。棒針の時は手がキツいのに、かぎ針の時は緩いようです。おかげで最後になって糸が足りず、1玉買い足しました。

下の写真の方が、見栄え良く撮れた気がする。左下に写っているのが、例の6弦ベースです。とは言ってもベースにはフォーカスが合ってないので、どんなものは分かり難いですね。ご興味のある方は、SR5006Eで検索してみてください。

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糸:オリムパス プルメリア 色番8  針:6/0

プルメリアは正直申し上げて、少々編み難かったです。とにかく糸を引き抜く時には絶対と言って良いほどひっかかります。それがちょっとストレス。色目はとても綺麗なので、この点を解決していただけたらと思います。オリムパスさん。

 


camisole、お嫁入りしました

2012-05-24 02:26:35 | 編み物

先日、完成のご報告をしたcamisoleですが、おかげさまで親が心配するまでもなく早々にお嫁入り先が決まりました。私が所属しているバンドのvocalの方が興味を持ってくださり、お持ち帰りしてくれました。下の写真はご試着時の写真を撮ってきて頂いたもので、許可を得て掲載しています。ご要望の多かった着画、ご覧あれ。

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さて、編み物とは全然関係ありませんが、バンドと言うと私、遂に6弦ベースに手を出してしまいました。4弦もろくに弾きこなせないのに多弦ベースとは、ちゃんちゃらおかしいというご意見もあろうかと思いますが、以前から興味があったし、いつか始めるなら早い方が良いよね、ということで購入。思い立ったが吉日なのです。なんでもやれる事はやれるうちにやっておかないと気持ち悪いしね。

それで昨日、店から受け取って来たのですが、自宅で弾いてみると。。。すごく良い音で大満足!!!ちょっと今回、大奮発してかなり上位のモデルを買ったのですが、私のようなものが聞いても音の良さが分かります。外見はこれまでの4弦と同じシリーズなので大方似てますけど、木目なのがより美しくて高級感があります。次の編み物作品の撮影小物として登場させるかもしれません。


sakura-colored camisole 完成

2012-05-01 07:43:01 | 編み物

camisole完成しました。撮影小物は私が弾いているベース、IbanezのSR500になります。

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糸はパピーのコットンコナ、針は5号です。

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もう少し拡大すると、こんな感じ。一応、胸元にコサージュが付いています。

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玉編みのサイズさえ調節出来るようになれば、そんなに難しくないパターンなので、楽しく編めました。ただ、細かいところまで綺麗に編めれば、もう少し印象は違うはず。なんかモサモサした感じがしますね。一回、水通ししてみるかな。

この色だと嫁入り先に困るのではないか、と少し心配な今日この頃。