区切り

先日、楽団のコンクールが終わりました。
上位５団体が上の大会に進める条件で、うちの団体は６位でした。

５位の団体との点数差は１０点ぐらいあったそうです。

そして、コンクールが終わって私は楽団を辞めました。

今の自分には続けられないと思いました。
それぐらい、楽団に対して熱意とか楽しさみたいなものが感じられなくなっていました。
理由はとても子供っぽいことだし、人によっては
「なんだあの去り方は」と思われても仕方がないと思う。
お世話になった人、仲良くしてくれた人のほとんどに挨拶していないし
先生にも結局何も言えなかった。

頭のどこかで勝手に「いつかまた戻れたらいいな」という思いも正直あって
なんだかどこまで話したらいいのかわからなかった。

だけど、正直いって本番はすごく楽しかった。

ピンと張り詰めた緊張感とか、先生が魂込めて指揮を振っている様子を見て泣きそうになったりとか
ブアッと音が飛んでいくようなかんじとか、気持ちだけ熱くなって思うように回らない指とか。

今まで出たコンクールで一番汗かいたし、終わったあとはなんだかぼんやりしてしまった
本番後、しばらくたってパートの子としゃべってたら
「やっと目が普通になってきましたね、終わった直後は本当に無気力てかんじだったから少し心配しました」って言われた。
そんな風になったことがこれまであったかな。多分なかったと思う。

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うちのパートは団内でもダントツで出席率が悪くて
はっきし言って多くの人に迷惑をかけていたと思う。
団のお荷物パートみたいに思っていた人もいたと思う。

思うのは勝手だ。
でも、そういう噂っぽいのだけ耳に入ると
だんだん被害妄想みたいのばっかり大きくなって
なんとかしなきゃなって思ってはいたけど、次第に何も考えたくなくなった。
パートのみんなはいい人ばかりだったけど、いい人なだけじゃだめなんだなとも考えさせられた。

でも、それなりに忠告というか助言みたいのができなかった。
来れないみんなの気持ちや理由とか色々考えると、どうするのがいいのかわからなかった。
今思えば、そういうのをいろんな人に早く相談すればよかったんだけど
なんか言えなかった。もういい大人だし、そんなん自分でなんとかしろやって思われる気がした。

そんで全部面倒になって楽団に行くのが嫌になった。
いろいろ思い返すと、そんな流れだ。
文字に起こすと実に子供っぽい理由だなと思うけど、、

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楽団がなくなって、今後は土日は好きに過ごす。
楽団があっても、割と好きに過ごしていたと思うけど。。

そしてなんだかまとまらなくなってしまったけど
とりあえず楽器生活は一区切りです。