達人の言葉！

東京から富山へと慌ただしい日々が続いた後
自宅でひと息ついた途端に、気が緩んだせいか
無気力状態。

家事は里帰り中の娘にまかせ、
ボイストレーニングもストレッチもお休みし
ここ数日、怠惰な生活を送っていました。

そろそろ氣合いを入れて、シャキッとしなくては！
と思っている時、たまたまテレビで人形作家の
故・川本喜八郎さんの映像が流れていました。

人形一筋の人生を送られた川本喜八郎さんに対する
「あなたにとって人形はどのような存在ですか？」
との問いに
「人形は家族のようなものですか？　とよく言われますが、
人形は自分にとって神、お仕えするものです！」
と答えられているシーンをみて、ハッとさせられました。

そして、私の中で悶々としていた答えが
見つかったような気がしました。

歌手は、自分の全身全霊を賭けて唄うもの。

自分自身を「歌」に預けてしまわなければ　
人を感動させる歌手にはなれません。

テクニカル的に「上手な歌手」になりたかった
訳ではないのに、最近、何か
見当違いの努力をしていたような気がしています。

「歌」が私の魂に入ってくれるように　
歌にお仕えできるよう、心機一転
器を磨いてゆきます！！

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