椿れい、58歳歌手デビュー

椿れい、58歳歌手デビュー。
登から、愛の伝説を、ロマン歌謡で皆様へ

婚約発表ではございません!

2013-11-30 02:42:53 | 日記
写真は、在チェンマイ日本人会主催でのディナーショー中に
会場のホテルシュリパンナーのジェネラルマネージャーから
薔薇の花束のプレゼント記念写真でございます。



前半、テレサテンのカバーを歌い、後半は私のオリジナルを歌い
アンコールは。円陣を組んで皆でで繋ぎ、
「ふるさと」の大合唱でエンディング!!
曲紹介を交えなから、たっぷり1時間30分のステージ!
もしかしたら私がいちばん楽しんていたかも。。。
と思うくらい楽しかった!!
うさとさんのシルクのドレスと生花の蘭の髪飾りで、
エネルギーいっぱい頂いたせいかも知れません。
感謝!感謝!感謝!です。

テレサテン 想い出のメイピンホテル

2013-11-30 02:38:59 | 日記
写真の男性は、インペリアルメイピンの最上階にある
スウィートルームの専属スタッフのビリーさんです。



テレサが、恋人のPaulと共に、この1502号室に停泊していた当時、
ビリーさんは8名の専属の中で最年少スタッフとして抜擢され、
このVIPの階で働いていました。

年若いビリーさんに、テレサはいつも優しい言葉をかけていたそうです。
また、日本語を勉強中だったビリーさんに、テレサは日本語で話しかけてくれ、
ビリーさんは、テレサにタイ語で話し、お互い語学を教え合っていたそうです。

現在では、当時のスタッフはビリーさん1人となり、
ビリーさんは、テレサが息を引き取る寸前まで暮した1502号室と
テレサテンを見守るためにこのフロアで働いています。

現在では、チェンマイ市内の至るところに外資系の五つ星ホテルが点在していますが、
テレサがチェンマイに訪れていた18年前には、
このメイピンホテルとロイヤルプリンセスホテルの2店鋪が主たるホテルでした。

日本語の堪能なビリーさんと、テレサを偲び語り合いました。
ビリーさんから、特別に非公開の貴重なテレサテンの写真や、
インタビューが出来ましたので、
来年2月に発売予定の著書「恋はチから」の中でご紹介したいと思っています!

チェンマイ ランナーイープン祭

2013-11-30 02:37:40 | 日記
今年1月に開催されたランナーイープン祭の
次年度祭が繰り上げになり、11月24日に開催されました。
前回に引き続き、私は、テレサテンメドレーで出演しました。

今回は、神津善行氏率いる六華仙による豪華演奏で幕開け!
西洋楽器と琵琶やお琴でのチャルダッシュ他の演奏、
タイの民族舞踊、炭坑節の盆ダンスなど、
今回も盛り沢山のイベントで賑わいをみせていました。



すっかり仲良しになった、日本人駐在員の八重子夫人と
「JAPAN」のハッピで、気分はビートルズ!


今からチェンマイに向かいます!

2013-11-22 13:09:32 | 日記
今年の1月に開催された、在チェンマイ総領事館と チェンマイ市役所の共催事業、
ランナーイープン祭が、今月24日に開催されます。
前回に引き続きまして、今回もテレサメドレーで出演させて
頂けることになりまして、今からチェンマイに飛びます。
テレサが定宿にしていたメービンホテルのスタッフで、
ボランティアで日本人会のお世話役もされている光明さんのご尽力で
ディナーショーも企画して頂いており、今回も精一杯に歌って
まいります。

ということで、29日の帰国まで、ブログはおやすみさせていただます!
戻りましたら、またチェンマイの様子をブログに書かせて頂きますね~!!

そうそう、このブログを管理して頂いている、出版社の小堀社長から
写真を撮ってくるように仰せつかりました。
メチャ写真撮るのがヘタな私の重大ミッション!さて、どんな写真が撮れますやら。。。

あなたが教えてくれたこと

2013-11-21 00:29:29 | 日記
デビューCD「能登の一夜星」の中に
「あなたが教えてくれたこと」
というピアノ伴奏で歌っている曲があります。

この歌は、愛する人を突然亡くし
絶望のどん底にいた主人公が、月日の流れに癒されながら、
悲しみを優しさに変えて生きてゆこう!
と立ち上がってゆく姿を歌詞にしたものです。

[先逝く人が残された者に死を通して教えてくれていること]

この歌で、希望を見出してくださった一人の男性がいました。
その男性、K氏は、愛妻を亡くされて傷心の日々を送っておられました。

夫婦2人、苦労して二人三脚でがんばって、ようやく事業も軌道に乗った頃、
愛妻がK氏を遺して、天に旅立ってしまわれたのです。

まだ50代のK氏の顔からは、笑顔が消えてしまい
愛妻の死を正視する事が出来ず、
仏壇にお参りすることもできないほど、
悲しみに打ちひしがれた歳月を送っておられたそうです。

3年前、そのK氏が恩師から手渡されたのは、私のデビューCDでした。
K氏は、「あなたが教えてくれたこと」を聴いて 悟られます。

「ああ自分は、嘆いてばかりいた! 
 愛する妻の分まで、人生を謳歌しなくては!
 妻の分まで、いのちを輝かせて生きなくては!
 それが何よりの供養だ!」

以来、K氏に笑顔が戻り、人生に希望を見出そうと歩き出します。
そして、偶然が幾つも重なって、初恋の女性と再会し、再婚されます。

再婚が決まったとき、「椿さんの、あの歌のお陰です!」 
口下手なK氏が涙を浮かべ
恥ずかしそうに、私に何度も御礼を言ってくださいました。

そして、ご夫婦揃って 熱心な私のファンになってくださいました。
しかし、幸せな新婚生活は、僅か数ヶ月で消えてしまいました。

昨年10月、私の還暦ディナーショウにも参加されず、大きな花束が
贈られてきましたが、そのまま音信が途絶えてしまいました。

やがて、K氏が難病で入院されていることを知りました。

新妻の必死の看病の甲斐なく 1年あまりの闘病生活の後
K氏は、昨日、帰天されました。

人生は、なんとはかなくて、哀しくて、理不尽なのでしょう。

悲しみのどん底から ようやく希望の光がさして
幸せな再スタートを切ったばかりというのに!

けれど一方では、こうも考えられます。

つかの間の幸せだったけれど
再び愛する人に廻り合い、甘い新婚生活を味わい
新妻に看取られて逝ったK氏は
やはり、幸せだったのだと。

そして、残された新妻にとっても、K氏とふたりで
純心な愛で生き 誠心誠意、K氏に寄り添ったこと。
それがたとえ、つかのまの期間だったとしても。

K氏は、新妻に感謝でいっぱいだったと思います。

愛するがゆえに 乗り越えなければならない
幾多の受難が待ち受けています。

けれど、絶望の先には必ず希望の光が輝いています。
受難を乗り越えた分だけ、燦然と輝く希望が待ち受けています。

K氏が、私の歌で立ちあがってくれたように 
私もまた、K氏によって 歌手活動への
大きな励みと支えを頂いていました。

その支えを失ったいま たとえようのない寂寞が
押し寄せています。

K氏の笑顔を思い浮かべながら 
思いのままを ブログにしています。

Kさん! ほんとうに ほんとうに ありがとうございました!

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

12月19日のディナーショウで、「あなたが教えてくれたこと」歌いますね!
Kさんのために歌いますね! 聴いてくださいね~~。

   *   *   *

  ~あなたが教えてくれたこと~

   作詞 椿 れい
   作曲 神山純一

  早いもので あなたが逝って
  季節はもうすぐ ひとめぐり
  時の流れに 癒されて
  悲しみ 乗り越えています

  突然の報せに 大地が揺れて
  世界が止まり  音も消えた
  コスモスの花  たたずむ 秋景色

  高い 高い 空にあなたの名を呼び
  泣き崩れた  あのとき

  生きることは 愛すること 
  愛することは 生きること

  ほんの短い わたしのいのち
  今をみつめて ゆきます
  悲しみを  微笑みにかえて
  生きてゆきます

  あなたのいない 凍てつく夜
  悲しくて 寂しくて 心細くて
  お願い あなた  傍に
  連れて行ってと

  笑みを浮かべた 写真に向かって
  泣き明かした あの頃

  人生はつかのまの 喜びと悲しみ
  寄せては返す   波のよう

  だから過去を 悔いることなく
  今をみつめて  ゆきます
  悲しみを   優しさにかえて
  生きてゆきます

  あなたが 教えて くれたこと