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どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

名古屋グランプリを考える。

2008-12-23 | 名古屋競馬の話

このレースの中心であろうメイショウトウコンが比較的外枠に入ったことで、追い出してから前を塞がれて勢いを削がれるような心配は無くなったが、逆を言えば鞍上の藤田騎手がこれまで通りのレースをするならば”大外ぶん回し”は確定ということ。
小回り大丈夫・・・とはいえ、後ろから行く馬が不利であることには変わりはない。
それでも勝ってしまう力があることは十分承知しているが、少しでも何かあればどうしようもない状況に陥ってしまうことはありうると頭に入れておきたい。
ちなみに前回メイショウトウコンが走った「名古屋大賞典」では、武幸四郎騎手が本当に巧く乗った。
それでもついた着差は、ほんのわずかでしかなかったはずだ。
名古屋や笠松のコースバイアスは、思っている以上にデカい。
小回りもさることながら、直線がとことん短いということもある。



また馬券を考えるとき、単勝でも買わない限りは”相手の馬”のことも考えなくてはならない。
これが中央の阪神や東京などの競馬場なら、JRA馬1、2、3、4の順番当ては確定的だが、名古屋だけにそうは簡単ではないように思う。
逆に言えば、どの馬かは有利に~または不利を受けなかったとしても、その分どの馬かにその反対の不利は必ず起こるということだ。
地元の馬にも、そこに付け入る隙はある。
それでも力があまりにも違うだけに、そんな大きな崩れはないとは思うが、あまりにも過信してしまうのも危険かも知れない。
特にスローで流れて、最後の3コーナーへ各馬が殺到するような激戦になると、余計ににバイアスはきつくなるように思う。
そうなったとき、好位置につけていた馬が穴を開ける可能性がある。
それはこれまで見てきた経験からも、そうなると馬の実力はあまり関係ない。
最内の馬から4頭分外を回らされると、コーナーひとつで5馬身くらい走る距離がが違ってくるらしい。
今回は2500m戦。
コーナー8つ=180度カーブ4つ。
そこで大きくモノをいうのが、”ジョッキーの腕”ということになる。
メイショウトウコンとて、ずっと大外を回ってくるわけでもあるまい。
むしろ藤田騎手は、1周目のどこかで早め前に取り付いてくることも十分に考えられる。
そうなると地元の馬にはいかにも厳しくなるが、逆にJRAのライバル馬にとってはチャンスも生まれてくるということ。
馬券は、そこら辺の”読み”だろう。




ただ、どちらにせよ思考の中心がメイショウトウコンであることには間違いない。
どの馬が逃げるか。
どの馬が2番手につけるか。
それは内から何列の並びになるか。
そしてメイショウトウコンがどこで仕掛けるか。
考えることはそのくらい。
地方競馬の展開予想は、本当に面白い。
馬券以上に、まるで当たった試しはないが。。。







なごやうまの健闘を祈る。





















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