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どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

不当表示。

2007-11-05 | Sandstorm
今、巷では「優良誤認」、「有利誤認」、あるいは「誤認されるおそれがある表示」など、不当表示の問題がクローズアップされています。
不当な原産国表示、原材料表示、添加物未表示、製造年月日の偽装などなど。。。
社会問題にもなっている「比内鶏ブランド」の偽装問題などの明らかに「優良誤認」を目的とした悪意を持ったものは”もってのほか!”
しかしながらその他には、認識不足、管理不足などによるものまで原因はさまざまあるでしょう。
それでもそこで変に保身が先に立ってしまい、世間一般に対し、嘘、偽りなどでその場を取り繕ってしまったらアウト。。。
慣れない釈明会見であせってしまう気持ちは分からないでもないですが、世間の注目度も高い昨今、たとえうっかりミスでも、その対応によっては企業にとって命取りになりかねません。


私たち消費者側の人間にとっては、”たまったものではない!”というのは当たり前のことなのですが、かといってあまりにも過敏になりすぎるのもどうかと思います。
「赤福」問題に関して、私の親戚が饅頭屋をやっているのですが”製品を冷凍して作り置きはこの業界では当たり前”なのだそうです。
ようはそこで「製造日表示」をどうするかの問題、ということなのでしょう。
あそこで社長だか誰だか知りませんが、へんな取り繕いをしてしまうから余計に問題を大きくしてしまうのです。
これまでの慣例的なやり方を素直に反省し、新たに社会が求める姿にそこから変わっていければ良かったのではないでしょうか。
他同様の悪質な不当表示によるひどい有傷患者が出る事件も起こりうる可能性がありますので、そんな社会への象徴的な警告アピールとしてこのような厳しい処分となったのでしょうが、この件に関しては品質に関しては何ら問題がないというこれまでの経験的判断があってのこと(当然!)でしょうから、このような長期の営業停止はなんともはや。。。
私個人としては、今、「赤福食べた~い!」気持ちで一杯。。。(汗)
社会的制裁は当然のこととしても、”そんなこと関係ない””今まで食べてたんだから旨けりゃいい”って人間も、大勢いることでしょう。。。
確かに、常に企業や商品に厳しい目を向けていかなければ、全く改善されていかない、全てが儲けたモン勝ち、というような悲しい世の中になってしまうことも考えられますので、そのような悪意を持った事象には、断固として対決していかなければならないとは思うのですが・・・・・。


また、原産国表示の問題にしろ曖昧な部分も多く、野菜ひとつとっても現在は全ての野菜に生産地表示が義務付けられているにもかかわらず、「調理してあるもの」(惣菜など)に関しては全てに表示の義務は無いのだとか。
ちょっと外食したって、大部分お店の料理に使われている原材料が”どこの?””いつの?”なんか、ほとんどの人が気にもしません。
過敏なのか、鈍感なのか。
ホント、不思議な社会ですね。。。





今後もしかしたら、競馬新聞についた予想印を見て、「不当表示だ!」って訴える人もいるかも知れない?・・・ですね。(笑)






それでは、また。








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