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どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

さらば3鉄。

2012-12-08 | Sandstorm




国内男子ゴルフツアーでは、同い年の43歳、藤田寛之プロが賞金王に輝いた。
40を過ぎてさらに進化を遂げたオヤジの星である。
ここ数年、飛距離もさらに伸びているのだとか。
用具の進化、技術論の進歩は認めても、「勝つ」ということに関しては、また別の話。
努力、向上心、そして何より諦めない継続心など、まさに尊敬に値するものだろう。
またそれと同時に、安定した環境に身を置けているということも重要なファクターだろうと思う。
それは家族であり、まわりからの信頼であり、支えてくれる人であり、それらが多くなればなるほど内面的にも安定するもの。
そういった生活の安定や心の安定が、本来の力を十二分に発揮させる要素となりえるのである。
それはたぶん、彼の人柄に拠るところも大きいのではなかろうか。
やはり、歳を重ねて一番の武器となるのは、そういった見えない精神的な部分なのであろう。
自分も負けてはいられない。
40も過ぎた。
ひとつ下、吉本の宮迫さんも胃がんだとか。
自分もそういう歳にもなったと思い知らされる。
そろそろ気楽に好き勝手なことをやって生きることも卒業だろうか。
楽しいことは、なかなかやめられないんだけども。。。

















ゴルフバックに、新しい顔が加わった。
とうとう、とうとう、意を決してユーティリティーを買ってしまった。
数日前、突然に失った20年愛用の3番アイアン。
修理しようか、新しい3鉄を買おうか、思い切ってユーティリティークラブに乗り換えるか、ずいぶんと悩んだ。
まわりに相談すると、ほぼ間違いなく誰もがユーティリティーのクラブを使うことを薦めてくれるのだが、それを聞けば聞くほど迷いは増すばかりで。。。
いや、心はすでに決まっていたのかもしれない。
もともとは、ユーティリティーに心動かされていたことも間違いないことである。
3鉄が健在でも、ユーティリティーはたぶん買っていた。
ただ現状、問題はクラブを2本購入する経済力がないということだけなのだ。
どちらかを選ぶというならば、新しくチャレンジできる可能性のある方を選ぶべきだろう。
それが結論。
バックから3鉄が消えるのは寂しいが、何事も古いものから新しいものに切り替えるときは名残惜しいものだ。
そして先日、いざゴルフショップへ。

















今のゴルフショップはスゴい。
どこにも試打スペースというのがあって、実際に打ってクラブを選べる。
まあ打とうと打たまいと、自分のレベルではわずかな性能の違いなどわからないのではあるが。。。(笑)
なにかそれらしく計測をされて、それらしいことを言われ、これがアナタに最適だと言われれば、そうなのかと思うくらいだ。
それが欲しかったクラブと違っていたりしたら、悩ましい選択になる。
ただ、ゴルフクラブとは、我々一般庶民にとっては高い買い物。
決断のときに、何かに背中を押して欲しいということもあるだろう。
やってみる価値はある。
まあそれよりも面白い。
自分がどんなスイングをしているのか、自分のヘッドスピードがどれだけあるのかとか、誰もが興味あるところではなかろうか。
ちなみに、自分のドライバーのヘッドスピードは、今使っているものと全く同じスペックで47km/Sであった。
ちょっと満足。
自分的には及第点の結果だった。
そして肝心のユーティリティー。
計測で何と言われようと買うのはミズノのMP-CLKの22度と決めていたのだが、なんとミズノのクラブは購入時にライ角が選べるのだとか。
試打クラブも通常のライ角、2度アップライト、2度フラットと3種類も用意されているではないか。
ミズノのコーナーでは、販促のボードでマタちゃんがそれらしいポーズで笑っていた。
う~ん、悩ましい。。。
マタちゃんではなく、クラブ選択が。(笑)
打ってみますかと言われ、3球ずつ打つと、フラットなタイプのものが一番まっすぐに出て飛距離も出た。
いや、でも・・・、ドライバーもフェアウェイウッドも、そんなこと全く考えずに買ってしまったゾ。
いきなりユーティリティーだけ、フラットなライ角にしていいものなのだろうか。。。
アップライトな方は問題外として、通常なライ角のクラブのほうが、実際ラウンドして使うときには上下のクラブとの繋がりがあって良いのではないか。
自分に最適なスペックであるとしても、バックの中のクラブ全部替えなければ意味がないのではないか・・・・・なんて頭の中でグルグルグルグル。
ただでさえ優柔不断な自分。
購入するクラブまで決めていたのに、まさかここにきて、こんな悩ましい選択があるとは!

















結局、選択したのは通常ライ角のクラブ。
最適のスペックをあえて放棄?
いやいや、その2度フラットなクラブでは平均210~220ヤードの飛距離という計測結果。
「そんなに飛んだら困るから。」
そんな選択をするのは、たぶん自分くらいなものだろう。(笑)
でも、番手による飛距離の階段も大切なクラブ選択の要素だ。
ただ通常のライ角のクラブだと出球がやや左になりがちになるので、その辺りはテクニックで何とか・・・・・いや、もともとそんな精密なショットコントロールは持ち合わせてはいないが。。。
とにもかくにも、このクラブはラウンドでは重要な役割になるような気がする。
実際に打ってみると、ウワサに違わずユーティリティーはとても打ちやすいクラブ。
高さも出しやすい。
得意クラブにでもすれば、大きなスコアアップの武器になるだろう。








結局、3番アイアンは自分のバックの中から消えることと相成ったが、ただ決して3鉄がイヤになったというわけではない。
少なからず自分のゴルフは、3鉄に鍛えられたと言っても過言ではないように思う。
一番練習したし、どのラウンドでもロングホールでは必ず使用した番手。
ずっしりと重い3鉄のヘッドに感謝を込めて。
ありがとう3鉄。
さらば3鉄。








・・・・・なんてか。。。(笑)























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