
週末、家族で勝山市の福井県立恐竜博物館に。恐竜博物館はこれまでも遠足などで数回訪れているが、さすが国内最大の恐竜博物館とあって、展示スペースがとてつもなく広く、見ていて飽きない。なお、福井県立博物館はかの黒川紀章氏が設計した建造物でもある。
今回は土曜日に訪れたが、これまで自分が来た中では、最も多い人手であった。駐車場の車のナンバーも多彩で、「福井」はもちろん、北陸の「石川」や「富山」のほか、「滋賀」、「京都」、「大阪」、「奈良」、「尾張小牧」、「名古屋」、「神戸」、など近畿、中京圏からの来訪もあった。館内来訪者は子供連れが多かったが、カップルやお年寄りの姿も多かったように思う。
展示のうち、恐竜の3D映像スクリーンやジオラマは、子供はもちろん大人にも人気の高い展示となっていた。また館内では、勝山で発掘された化石を展示しており、フクイサウルス(イグアノドン類、草食)やフクイラプトル(カルノサウルス類、肉食)の化石も展示してある。その近くには、昨年10月に発掘された恐竜の皮膚化石など、2007年の成果を紹介する展示スペースも設けられており、非常に興味深かった。
恐竜化石の発掘が盛んな勝山市。現在は第3次発掘調査が行われているが、すでに皮膚化石など新たな発見も報告されている。謎が多い恐竜の生態。恐竜博物館の展示を見ながら太古の情景を浮かべつつ、また新たな事実が解明されることを期待したい。