先日に毎月ボランティアで
お子様たちのカットをさせていただいている養護施設の方達から
お礼の品物とお花をいただきました。
保護者の方からのお手紙や卒園する子供達の作品に涙が出てきます。
毎月伺えればいいのですが行けない月もあり申し訳なく思います。
でも、かれこれ20年、父親から合わせると実は50年活動させていただきました。
少しでも僕らがお役に立っていればと思います。
また昨日、市内の中学の先生方が生徒さん達の
お礼のお手紙を持って来店していただきました。
毎年、市内にある全中学校に、2時限ほど授業をさせていただいております。
美容の仕事を通して、社会に出て働くということ、人との関わり、
仲間の大切さ、美容の仕事の素晴らしさなど
僕の経験の中で感じているまま、おこがましくも話させていただいております。
将来ある子供達に少しでも参考になるのであればと、
つたない講義ですが、一生懸命にお話ししています。
10数年この活動もさせていただいておりますが、
生徒の皆さんは本当に真剣にまじめに聞いてくれて、
僕なんかに、こんな機会を与えていただける市内全中学校の教育関係者の
皆さんに本当に感謝です。
僕達の仕事は、こうして「人のため」に働けば
周りの皆様から感謝され、評価される、 日の目をみれるお仕事です。
でも、今被災地で一生懸命に働かれている人達は
本当に何の欲も無く「命」をかけて「人のため」に働かれています。
先週、今井店長がスタッフに教えてくれた一つのブログに感動しました。
ハイパーレスキューの消防隊員の会見にも感動しましたが
被爆するかもしれない場所で、今もなお活動してくれている自衛隊の皆さん
いつかのニュースで「暴力装置」と言われた方達です。
日頃は色んな人に中傷批判されるなか厳しい訓練を受け
日の目を見ようと思って、活動しているわけじゃない方達です。
ブログに載っていた 昭和32年2月防衛大学卒業式での
吉田茂首相 の訓示です。
「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、 本当に重みのある言葉だと思います。 日陰者として「人のため」に働いていただいている皆さんに敬意を表します。 そして、日頃から皆さんに「ありがとう」と 感謝される 美容というお仕事に携らせていただけ、 恵まれている今に スタッフ共々、心の底から感謝です。
歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは、
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか、
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが、国民や日本は幸せなのだ。
どうか、耐えてもらいたい」