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Chanterai por mon corage 

(私の心のために歌いましょう)

Processionale monasticum

2007年06月29日 17時34分30秒 | 中世音楽
グレと言えば・・・・
おとといフランスのソレム修道院に注文していたprocessionale manasticumが届く。
前からずっと欲しかったのだが、クレジットカードのみの支払いだったので購入できなかった。今回夫が彼のカードで買ってくれた。と、いってもたった21ユーロである。
この本にはたくさんの行列用レスポンソリウムやヒムが収められている。昔は歌いながら道を聖堂内、修道院内を歩いた習慣があったからだ。(現在でも残しているところもある)
またこの本のレスポンソリウムにはノートルダム楽派のオルガヌムのカントゥス・フィルムスに使われているものもたくさんある。

基本的には現代のネウマ譜で書かれているが、サービス?!でいくつかのレスポンソリウムにはハルトカーのネウマも記されている。

注文したのはプロセッショナ-レだけだったが、これもまたサービスでソレム修道院の修道士達が歌うグレゴリオ聖歌のコマーシャルCDがついてきた(さわりしか歌ってないので残念)。あと修道院の冊子とかカタログとか・・いろいろ。もちろん送料はこちらもち。
CD聴いてるといろんな事が懐かしくなってきた。ソレムの歌い方ってとても音楽的で好きだ。
現代の聖歌を歌うアンサンブルなどはソレム唱法を古臭いと片付けているところもある。ソレムの理論を知らずに、または無視してグレゴリオ聖歌を専門に歌う人やグループもたくさんいる。
誰だって限界はあるし完璧でないのだから、ソレムの歌で満足できないというのもひとそれぞれだろう。古臭いのも認めざるをえないところもないわけではない。
でもやっぱりいいものはいいのです。




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