trilogyの映画日誌

映画を愛する私trilogyが見た映画の感想をどうぞ。

マリー・アントワネット

2007-01-23 21:42:21 | 未分類の日誌
見てから一日たってます。疲れてて寝ちゃったので。
映画見てる場合なのか?って感じで睡眠不足&やること多数なんですが行っちゃった、見ちゃったものはしょうがない。
予告見たときから気になってた作品、

マリー・アントワネット

を見てきました。ソフィア・コッポラ監督ってことで話題になってますね。
彼女の前監督作、「ロスト・イン・トランスレーション」は割とお気に入りの作品です。正直あんまり覚えてないけど、とにかくビル・マーレーが良かったのは確か。マシュー南も出てるし(笑)
果たして今回はどうだろうか。まあ他の伝記物と一線を画しているのは明らかですが…。
ちなみに私はマリー・アントワネットに関する知識はほぼないに等しいです。世界史昔勉強したのにね。「だったらケーキを食べれば良いじゃない!」ってのは知ってるけど。


マリー・アントワネット
MARIE ANTOINETTE

上映時間 123分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (東宝東和=東北新社)
初公開年月 2007/01/20
ジャンル ドラマ/ロマンス/歴史劇

キャッチコピー
恋をした、朝まで遊んだ、
全世界に見つめられながら。

14歳で結婚、18歳で即位、豪華なヴェルサイユ宮殿に暮らす孤独な王妃の物語

監督: ソフィア・コッポラ
出演:
キルステン・ダンスト
ジェイソン・シュワルツマン
リップ・トーン
ジュディ・デイヴィス


「ヴァージン・スーサイズ」「ロスト・イン・トランスレーション」のソフィア・コッポラ監督が、世界一有名な王妃マリー・アントワネットを主人公に描く歴史ドラマ。わずか14歳でフランス王家に嫁ぎ、以後24時間衆人環視の不自由な日常に晒されることになる一人の少女の苦悩と孤独に焦点を当て、ヒロインの心の軌跡をコッポラ監督ならではのガーリー・テイスト全開のおしゃれでポップなタッチで綴ってゆく。フランス政府の協力の下、実際のヴェルサイユ宮殿での大規模な撮影が実現したことでも話題に。主演は「スパイダーマン」シリーズのキルステン・ダンスト。
 14歳のオーストリア皇女アントワーヌは、母マリア・テレジアの意向によりフランス王太子のもとへと嫁ぐことに。フランスへ渡り、王太子妃マリー・アントワネットとして、ヴェルサイユ宮殿での結婚生活に胸をふくらませるマリーだったが、その実態は朝から晩まで大勢のとりまきに監視され、悪意に満ちた陰口に傷つく日々だった。さらに、15歳の夫ルイはまるで彼女に興味を示さず、世継ぎを求める声がプレッシャーとなってマリーにのしかかる。そんな孤独や不安を紛らわそうと、おしゃれや遊びに夢中になり贅沢三昧を繰り返すマリーだったが…。



さて、感想。
うん、まあまあでした。正直予備知識無かったから、なんか勉強してる気分。

予想通り、普通の伝記物や歴史物とは違う描き方です。当時は全く存在しなかったカラフルなお菓子やロックの音楽など、監督の個性爆発ですね。ロックの音楽はこの映画の描き方にあってたと思いますよ。お菓子も。

本当マリー・アントワネット一人に焦点を当てて描いた感じ。常に画面にキルスティン・ダンストでてます。なんかかわいい、かわいくないでよく物議を醸す彼女ですが、私は美人だと思いますよ。彼女のファンにはたまらない映画かもしれませんね。
でも14歳のマリーを演じるのは無理があったのではないかな(笑) というか、マリーの成長の様子(精神面ではなく、老けるって事)が全く感じられませんでした。演技の問題なのかは良くわからん。

今回は監督のこだわりからか、マリーを一人の身近な「女性(少女)」として描いています。そこに賛否両論あるみたいですが、私は良かったと思います。すごい親しみもてたし。わずか14歳で無理矢理海外連れられ、周りからのプレッシャーに囲まれた生活。本当かわいそうです。いくら王妃であるとはいえ、一人の女性であることには変わりない。ギャンブルやお菓子、豪華な服などに逃げ場を求める姿が楽しそうなのに孤独って感じでした。オペラ(なのか?)に一人拍手する姿が印象的。一度目は周りがそれに習い、最後には皆が白い目で…ってのが孤独感を思いっきり表現してましたね。印象的。
逆にそんな風に「一人の身近な女性」って感じで描いているため、彼女が礼儀正しい行動とかする場面に若干違和感覚えました。最後側近たちに逃げることを頼まれるときに、「私は夫と共にいます」っていう素晴らしく感動するであろう場面があるんですが、そこでも急にかしこまった様な感じがしていまいち本心に聞こえない。暴徒と化した民衆に頭下げる時も、なんかそれまでの明るい性格からがらりと変わっちゃった気がして。良い演出なのにね。


話全体に劇的な起承転結は無かったと思います。ここが最大の見せ場!ってのがないかな。でも飽きるってことはありませんでした。もっとも疲れで少し眠かったですけどね(笑)
どこまで彼女の一生を忠実に描いているのか、無知な私にはわかりません。パンフによると二人男の子生んだみたいだし。映画では男の子一人だったよね。


衣装はとにかく美しい、すばらしい、多種多様に変わりすぎ。お菓子は完全に監督の好みで入れた演出ですが、この衣装はどこまで史実に基づいてるんでしょうか?女性は憧れるのかね、こういう衣装。とにかくかわいい衣装がたくさん。美しかった。
あとヘアドレッサーが女っぽかったのが面白かったです。これも史実に基づいてるのか?(笑)


舞台も本物のヴェルサイユ宮殿ってことでとにかく綺麗。豪華すぎ。
当時のしきたり(これも史実に基づいてるのか私には不明)なんかも面白かったです。英語も全体的に綺麗で格調高かった(気がする)。勉強になりました。


キルスティン・ダンスト以外の俳優についてはノーコメントで。というか知ってる人がいない。ハリーポッターシリーズで「嘆きのマートル」演じた女優さんがでてるのにはすぐ気がつきましたが。声で分かった(笑)



正直賛否両論なのも分かりますが、私はどちらかと言えば賛です。絶賛!とかみなさい!ってわけではないですが。この映画で「マリー・アントワネット」という一人の偉人に興味持っただけでも監督の描き方が上手かったのではないかと思います。あの軍人の人との愛人関係はどうなったんだろう。



興味ある人は見てはどうですか?ない人は見なくてもいいかな(笑)

ラッキーナンバー7

2007-01-19 01:09:27 | 未分類の日誌
こんな鑑賞方した作品初めてかもしれません。なんとあれだけ映画館いって、あれだけ最新予告をチェックする私が、一回も予告を見ることなく本編見ることになった作品、

ラッキーナンバー7

が今日の作品。二日連続映画館ですね。日付変わってますが。
ではなぜそんな作品に興味持ったかというと、もちろんその圧倒的豪華キャスト。ポスターみて本当ビックリ。モーガン・フリーマンとベン・キングスレーが一度に楽しめるなんて!!!えっ、ブルース・ウィリスまで?しかも紅一点が大大大好きなルーシー・リューなので見ないわけが無い。
結局劇場のポスターだけしか見ないまま本編。ストーリーも本当サッパリのまま見ました。


ラッキーナンバー7
LUCKY NUMBER SLEVIN

メディア 映画
上映時間 111分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (アートポート)
初公開年月 2007/01/13
ジャンル サスペンス/犯罪

監督: ポール・マクギガン
出演:
ジョシュ・ハートネット
ブルース・ウィリス
ルーシー・リュー
モーガン・フリーマン
ベン・キングズレー
スタンリー・トゥッチ

二転三転する巧みなストーリー展開と豪華キャストの共演で贈るスタイリッシュ・クライム・アクション。不運続きの主人公が対立するギャングの抗争に巻き込まれていくさまをユーモアを織り交ぜテンポ良く綴ってゆく。主演は「パール・ハーバー」のジョシュ・ハートネット。共演にブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ベン・キングズレー、ルーシー・リュー。監督は「ギャングスター・ナンバー1」「ホワイト・ライズ」のポール・マクギガン。
 仕事をクビになり、恋人にも裏切られ、不運続きの青年スレヴンは、友人ニックを頼ってニューヨークへとやって来た。しかしニックは不在で、スレヴンはひょんなことから知り合った隣に住む女性リンジーと一緒にニックの行方を捜し始める。そして、いつしか2人は恋に落ちる。そんな矢先スレヴンは、彼をニックだと思い込んだギャングによって拉致され、親玉“ボス”の前に引き出される。ニックがつくった多額の借金の返済を迫られ、それを帳消しにする条件として、敵対するギャングの親玉“ラビ”の同性愛の息子を殺害することを強要されてしまうスレヴンだったが…。



いや~、大絶賛!ってわけでもないんですが、特にけなすわけでない、上質のサスペンス?クライムコメディ?とにかく良い出来の作品でした。満足。

というわけで、この映画、非常にジャンル分けしにくいんですよ。恋愛も絡んでくるし、ところどころにユーモアも。でもまあサスペンスって事になるのかな。


で、この映画どんでん返しをもろに売りにしてるんですよね。だから感想書きづらい。なので脚本やストーリーに触れない感想から。というわけでやっぱりキャストですよ。

全体的にかなり演技良かったと思います。アンサンブルとして非常に相性良い組み合わせだったんではないでしょうか?
ジョシュ・ハートネット。特に好きでも嫌いでもない俳優ですが、これが想像以上に良い演技。うまい。ってか役にはまってた気がします。世界一不運な男。やたら殴られる。その可哀想ッぷりが見事。でも後半は…かけない。
そしてモーガン・フリーマンとベン・キングスレー。彼らがスクリーンに現れた瞬間に画面がしまります。やっぱり圧倒的な存在感。目の演技が本当上手い。こんな二人ににらまれたらそりゃ誰だって殺人引き受けるでしょう。しかも、最後にはこの二人のガチンコ演技バトルが見れます。この二人が顔寄せ合ってひたすら会話。画面いっぱいに二人の顔です。本当圧倒的迫力。貴重なシーン。
そしてこの二人が最後には…書けない。
ブルース・ウィルスもいいんですよ。なんか年重ねるごとに良い俳優になってる気がします。年老いた役が妙に似合う。役柄的にも今回はかなり謎めいてておいしいし。でも詳しくは…もちろん書けない。
スタンリー・トゥッチ、間違いなく私の好きな俳優リストに加わるでしょう。いいです。上手いもん、本当。ってか味わい深い名脇役。

そしてそしてルーシー・リュー。私が期待するアクションは全くありませんが、かなりかわいいです(笑) やばい、今までで一番かわいいかも。背の高さ全然違うのにジョシュ・ハートネットと結構お似合いだったし。やっぱ好きな女優。誰がなんと言おうとね。




じゃあ脚本の話に移りますか。核心にこそ触れませんが、読みたくない人は抑えてください。

良く出来た脚本です。最後のどんでん返しが楽しめるような作りになっています。
でも、この映画のどんでん返しは「ソウ」や「シックスセンス」みたいな根本からひっくり返る衝撃のものではなく、映画の謎めいた場面や伏線なんかがジワジワと紐解かれていくもの。よって真相が見え始めてから映画終わるまでが結構長いです。でも飽きない。ソウの衝撃系のほうが私は好きですが、こういうのも楽しめます。
序盤の方に連続だった「?」のシーンや登場人物が徐々に明らかになって辻褄があっていきます。集中してみないといけない映画ですが、頭弱い私でもなんとか一回で理解できたと思います。
本当いたるところに伏線張られてたのにね。全然気付かなかった。


この映画のもう一つの楽しみは、セリフでしょうか。
たわいも無い会話もあれば、ベン・キングスレーのかなり意味深の発言もあり。それが好みに入るかどうかは見る人次第って感じですかね。

一応ユーモアも所々盛り込まれてます。ジョシュが何度も鼻殴られるところとか。でもこの映画には必要なかったような気もします。演技が悪いって訳では全く無いんですけどね。正直無かったら本当に全体的にクールな作品になってて私好みの作品になってたの間違いない。マフィアの子分とかまぬけだったり変な性格だったりして面白さを取り入れようとしたのかもしれないけど、かえってマフィア全体が軽く見えちゃいました。あれだけモーガン・フリーマンとベン・キングスレーが迫力を提供してるのにね。子分のせいでややぶち壊し。残念。

あと、邦題は「ラッキーナンバーセブン」じゃなくて、原題通り「スレヴン」で良かったと思う。なんだかなぁ。


でもとっても面白かったです。真相全部知ってる状態でもう一回見たくなる作品。
とりあえず満足満足。

モンスターハウス

2007-01-17 22:00:26 | 未分類の日誌
スパイダーマン3の予告の新パターンが公開されてビックリ。
といっても以前の予告を上手い事再編集したものでした。というわけで新しいシーンはなし。でも上手い作り方です。ますます見たくなった。
ってか全てのシーンが以前の予告で使われてたものだって分かる自分が怖いです。


そんなわけで映画館にて映画鑑賞。
楽しみにしてました。みないわけがないですよ、たとえアニメだとしてもね。なぜなら

ロバート・ゼメキス&スティーブン・スピルバーグ

の最強タッグが製作総指揮だから。彼ら、予告にも登場してましたよね。監督してるわけじゃないのに(笑) でも彼らプロデュースの作品ときいたらみのがさないてはないです。
そして見ないわけが無い理由がもう、一つたとえ声の出演だとしても

スティーブ・ブシェミ

です。彼がシャーロットに続き声優務めてます。どの役か知らないように頑張りました。まあストーリー聞いた時点で予想がすぐについたけど(笑)
というわけで今日の作品は

「モンスターハウス」

です。ではいつものように紹介から。


モンスターハウス
MONSTER HOUSE

上映時間 90分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)
初公開年月 2007/01/13
ジャンル アドベンチャー/コメディ

監督: ギル・キーナン
声の出演:
ミッチェル・ムッソ
サム・ラーナー
スペンサー・ロック
スティーヴ・ブシェミ

スティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスが製作総指揮を務めたフルCGアニメーション。古い一軒の屋敷が人を飲み込む生きている家だと気づいた子どもたちが、自分たちだけでその恐ろしい屋敷に立ち向かうホラー・コメディ。
 12歳の少年DJの家の向かいには、怪しげな古い家が建っていた。そこに一人で住むネバークラッカーは、近づく子どもたちをいつも大変な剣幕で怒り追い払う。ところがハロウィン前日、ネバークラッカーは心臓発作で倒れ、その家は無人に。その家の不気味な気配に怯えるDJは、親友のチャウダーに助けを求める。やがて、チャウダーがその家のチャイムを鳴らすと、なんと家が口を開けて彼らに襲いかかってきた。辛うじて逃げた2人だったが、翌日、今度は知らずに近づいた少女ジェニーが襲われそうになり、2人に助けられる。3人は警察に通報するが、大人たちはまるで相手にしてくれない。そこで彼らは、町を守るため、自分たちだけでその家を退治しようと作戦を立てるのだが…。


それでは感想。

うん、イマイチ!!!良いところもあるんだけど、なんだか全体的に振り返るとたいして面白いと感じませんね。なんでだろう。

最初のタイトル出る所は本当最高です。素晴らしいです。もろ「大人が子供心で作ったホラー!!!」って感じ。真っ黒の画面に赤い字でどでかく
「MONSTER HOUSE」
これは本当(いい意味で)古臭くて良かったです。高まる期待。

そっからオープニングへと入るわけですが、CGの出来は美しい。もうどんな映像をCGアニメで見ても驚かなくなってきました。相変わらずすごいね。
でもキャラクターを見て「かわいい!」とか「美しい!」、「リアル!」とかいう感動は特に無かったですね。むしろ全体的にキャラクターが可愛くない。

うん、この映画の悪いところは特に魅力的なキャラクターがいなかったところでしょうか。なんか全体的に個性が強すぎて…。馴染めない。愛すべき脇役って感じじゃないなぁ。メインの三人組の一人、チャウダーとか正直ウザイと思ったことも多数。まあ子供だからしょうがないけど。
あ、ネバークラッカー爺さんは別(笑) 別にブシェミが声だからとかじゃないですよ!深く語るとネタバレになるから言いませんが、愛の力は強いです。

ストーリーとしてはモンスターハウスが徐々に本性を表し暴れ始めるわけです。
このモンスターハウスの出来は素晴らしいです。家の外観が顔に鳴るところがクール。
最初は期待が高まる。でもなぁ、そっから盛り上がっていかないんですよね。なんだか惜しい。主人公達が家の中に入った後とか、もっと家の中ですごいことが起きるかと思ってました。


と思ってたら最後にすごいことになりますけどね。ちょっとネタバレはいります。


この家が動き始めて主人公たち追っかけます。こっからは迫力が結構あって面白かったかも。最後に家を爆破しようとするところとか、結構ドキドキした。スパイダーマンぽかったからかもね(笑)



細かいところでB級ホラー的な音響の盛り上がりやカメラアングルあって大人も楽しめると思うんですけどね、なぜか全体振り返るとやっぱり子供向け。


なにがいけないんだろう。う~ん、残念です。期待高めすぎただけだろうか?
やっぱキャラ設定とストーリー展開ですかね。作品のアイディアはすごい良いと思うんだけどなぁ。

でもブシェミはとりあえずブシェミだったのでよし。うん。

シャーロットのおくりもの

2007-01-09 23:40:25 | 未分類の日誌
昨年末からずっときになっていた作品、

「シャーロットのおくりもの」

を見てきました。正直最近睡眠不足で疲れたまってるんですけどね(笑)
この映画、別に予告ではたいして惹かれなかったんですが(あ、またダコタ・ファニングだ!でも動物が喋る家族向けクリスマス作品ねって感じ)、そのポスター見てビックリ。声優陣が、

ジュリア・ロバーツ!?
ジョン・クリーズ!?!?
キャシー・ベイツにロバート・レッドフォード!?
最近注目のトーマス・ヘイデン・チャーチまで!?!?

そして何より・・・

ブシェミだ!!!スティーブ・ブシェミだ!!!


はい、見ること決定(笑) やっと見れました。


シャーロットの贈り物
CHARLOTTE'S WEB

上映時間 97分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (UIP)
初公開年月 2006/12/23
ジャンル ファミリー/ファンタジー

キャッチコピー
奇跡は空からやってくる

監督:ゲイリー・ウィニック
出演:
ダコタ・ファニング
ケヴィン・アンダーソン
エシー・デイヴィス

E・B・ホワイトのロングセラー児童書をダコタ・ファニング主演で映画化したファミリー・ファンタジー。一匹の子ブタの運命を巡って、心優しい少女と聡明なクモが繰り広げる奇跡の物語をほのぼのとしたタッチで感動的に綴る。ジュリア・ロバーツ、スティーヴ・ブシェミ、ロバート・レッドフォードはじめ大物スターが声優として多数登場。監督は「13 ラブ 30」のゲイリー・ウィニック。
 ある春の夜、牧場を営むエラブル家に11匹の子ブタが生まれた。しかし母ブタの乳は10個しかなかったため、一番小さな子ブタはやむを得ずその場で処分されることに。ところが、娘のファーンは自分が面倒見ると宣言し、その子ブタを引き取るとウィルバーと名付け大切に育て始めるのだった。やがて、ウィルバーは向かいの広いザッカーマン農場に預けられ、他の個性豊かな動物たちと一緒に暮らすことに。そんなある日、ウィルバーは“春に生まれた子ブタは、冬を越せない。なぜならクリスマスのハムになるから”という話を聞いてしまう。怯えるウィルバーに対し、賢くて心優しいクモのシャーロットが“必ずあなたを守ってあげる”と約束するのだった。




はい、明らかに家族向け、心温まるハートウォーミングストーリーでしたよ。悪くはないです。まっすぐな映画!って感じです。

でも格別新しくもない。ストーリー想像通りだったし。王道ですかね。感動させるぞ!って場面でも特に感動しなかった。

なんか最初のあたり、ベイブに酷似してる気がしました。主演がブタだし、出てくる他の動物達とかも。このままだと食われちゃう!って展開とか。
途中からはくものシャーロットが大活躍するわけですが、この巣を張るシーン、かなり美しかったです。ここだけは鳥肌が立った。

オープニングはとっても可愛くてかなりしゃれてました。あとエンドロールも同様。こちらは挿入歌もよかった。

ダコタ・ファニング、毎度のことですが演技に抜け目がないです。いちいち丁寧な演技しますね。本当天才。完全にブタに食われてる役柄ですが、彼女じゃなかったら存在感がさらに薄くなっていたでしょう。
その他の俳優に関してはノーコメントで。ってか知ってる人がいない。

動き、喋る動物達はまあまあの完成度。時々「明らかにCGだな!」とか「ちょっと不自然な合成じゃない?」って思う映像もありましたが、CGにしろ人形にしろ実際の動物にしろよく頑張っていたと思います。




はい、ここまで声優陣に触れない感想。ここまでだったら格別おススメしない普通の出来の映画って感じ。



でもスティーブ・ブシェミがいいんですわ!
どの動物演じるか知らないで見たんですが、声聞いてすぐにわかる(笑)
ネズミ役です。かなりの曲者。家族向け映画なのに結構下品な単語連発するし。で、声だけでその曲者っぷりを完全に表現しています。うまい。本当良いね。ってか偏見に満ちすぎてますが(笑)
とにかく私は彼の声聞けただけで大満足。個性出しすぎです。


ポスター見てこの映画見ようと決めたわけですが、今日になったら誰が実際声やってるのか忘れてました。ブシェミとジュリア・ロバーツは覚えてたけど。
エンドクレジットで次々誰がどの動物か判明して興奮。もう一回みてもいいかなって思えるぐらいでしたね(笑) まあ見ないけど。
だってロバート・レッドフォードが馬ですよ、馬。そう知りながら見たら絶対別の楽しみ方が出来たに違いない。

ジュリア・ロバーツもまあピッタリだったと思いますよ。



結局おススメするのかしないのか良くわからん感想でスイマセン。最近このブログ、感想がまとまってませんね。反省。


まあ劇場で見なくても良いと思いますが。DVDになってからでいいのでは?
とにかくまっすぐな映画。ストレート。それをどう評価するかは個人しだい。

でもブシェミファンは見るべし!!!(笑) 彼の役柄だけはまっすぐというわけにはいかないですからね。

エグゼクティブ・デシジョン

2007-01-07 21:12:42 | 未分類の日誌
お久しぶりの更新です。パソコンの無い所に行ってましたので…。

でも正直映画見なかったので更新しようがなかったんですが。2006年はエラゴンで幕を閉じたことになりますね。

そして、2007年の私の映画ライフの幕開けはあろうことかこんな作品、

エグゼクティブ・デシジョン

です。知る人ぞ知るって感じですかね?メジャーですよね?前から気になってた作品。なぜならセガールが出ているから!!!(笑) そう、スティーブン・セガール!
正月の深夜にやってるのを根性で見ました。1月4日の2:00からだったかな(笑)
正月の深夜ってなんか無駄に豪華な映画ラインナップですよね(笑) 今年はこの一本しか見てないんですけど。


エグゼクティブ・デシジョン
EXECUTIVE DECISION

上映時間 132分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開 (WB)
初公開年月 1996/10/
ジャンル アクション

監督: スチュアート・ベアード
出演:
カート・ラッセル
スティーヴン・セガール
ハリー・ベリー
ジョン・レグイザモ

アテネ発ワシントン行きの旅客機がテロリストによってハイジャックされた。機内にガス兵器が持ち込まれている事を憂慮した国防省は、特殊部隊を空中から機に潜入させる作戦を取るが、予期せぬトラブルが隊員たちを窮地に立たせる事になった……。



いや~、なんかセガール出てるってだけでB級の香りがするのはなぜなんでしょう(笑)

でも大丈夫です。正直予想を超える面白さ。A級といっては大袈裟かもしれませんが、緊張感あり、それなりの銃撃アクションありで結構楽しめた。まあハッピーエンドは目に見えてるけどね。王道っちゃ王道かも。でも本当普通に楽しんだ作品。何しろ寝なかったしね(笑)

オープニングクレジットでビックリ。

カート・ラッセル…出てるの知ってたからね。あんまり彼について詳しくないけど。

ハル・ベリー…出てるの!!!正直全く予想してなかったのでビックリ。こりゃ期待が高まる。

ジョン・レグイザモ…あ、名前は聞いたことあるけど出演作も顔もちっとも思い浮かばないジョン・レグイザモだ!(笑)

ジョー・モートン…うわ~、知る人ぞ知る、私の大好きな映画「T2」でキーパーソンのマイルズ・ダイソン役演じた俳優ではないか!(マニアックでゴメンナサイ)


あれ?セガールは???


寝ぼけてたのでしょうか、彼の名前がオープニングクレジットに出ない。なぜだ?
これってラッセルとセガールの2ショットがパッケージの映画だったよね?


見始めてセガール登場、相変わらずの無表情っぷりと圧倒的存在感で画面を占領してますね。良かった良かった、出演してる。

ところがどっこい!あろうことか、ありえないことに、セガールが!?!?
そう、史上最強の彼が…



前半で死にます(笑)



それもかなり早く。いち早く。
それもかなりあっけなく。飛行機から放り出されるって感じで転落死。
いいね、新しい!こりゃオープニングに名前もないはずだ!

とにかくこれが衝撃的だったので私の中ではこの時点でこの映画は◎(笑)

でも冗談抜きでその後の展開もハラハラだったし(なにせセガールがいないからね…)、まあありきたりって言えばありきたりな展開だけど、楽しめた。うん、良かった。

おススメします。お暇な時にどうぞ。セガール好きにもある意味おススメ。彼の見せ場はほぼないに等しいですが…ある意味「死んじゃう」ってのがセガール史上最大の見せ場かも(笑)


以上、新年一発目、全然まとまってない感想で申し訳ないですがおしまい!