『守破離』

『つかさんダイアリー』

言葉に込められた迫力

2010年06月30日 | Weblog
本日、栃木県警察本部の本部長のお話しをうかがう機会に恵まれました。

栃木県は昨年来、足利事件で県警の対応などが非常に注目されてきました。
また、栃木県は交通事故が非常に多く「栃木は交通マナーが悪い」ことで有名です。

深い内容だったので、私の下手な文章で書くと非常に誤解を招くのでご勘弁を…

ただ、お話しをうかがって私が感じたのは、県警のトップとして、既成概念にとらわれず、ことの本質というか、人としての原則を確立されていて、誠実に意思決定をして、その通りに組織を動かしているのだということ。
とても穏やかでニコニコしている感じなのですが、言葉にものすごく深みと迫力がある。
人の命、社会の安全を守るためには、絶対妥協しないという厳しさを感じました。


栃木県警にいらっしゃる前に、月刊治安フォーラム(主に警察向け?の月刊誌)に寄稿された文章はとても力が入っていて、心に響いたので、本部長のお許しを得て、ご紹介させていただきます。

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「若い警察官に問う」

 君が警察学校を卒業して四年が経った。実務の現実に戸惑い、迷っている君。地を這う現場の苦労に喘いでいる君。下積みの中で、自分を認めてほしいと焦がれている君。君に問う。警察官を選んだ理由はなにか。あの頃の理想を思い出せるか。

 数ある職業の中から、君は警察官を選んだ。安定を求めてか。やりがいを求めてか。この道は、奉仕と犠牲の道である。社会への貢献こそ喜びがある。それを忘れたのなら、職を転ずるがよい。

 警察官は悪と戦う。そのためには、団結しなければならない。己に規律を課さねばならない。君の魂の底に「原則」はあるか。命を拓せる仲間はできたか。

 警察官は命令を待てない。突然の危機の中で、君は一人で判断しなければならない。目の前の、その人を救わなければならない。だから問う。孤独な決断をする覚悟はあるか。覚悟があるなら、努力しなければならない。職にある限り、学び続けなければならない。

 君の仕事はどんな仕事か。29万人の連帯の中で、君の努力が国家を守っている。君の努力が人々を守っている。使命感はあるか。誇りはあるか。被害者の悲しみと向き合う、熱い心はあるか。

 思いがあるなら、行動しなければならない。困難に挑み、乗り越えなければならない。逃げずに、リスクを取らなければならない。失敗したら、また挑まなければならない。

 君に問う。愛する人はいるか。いるなら、とことん愛さなければならない。いつか難局が訪れたとき、君が命を懸けて戦うとき、その人の愛が君を支えるから。

 最後に君に問う。人間の本当の価値を決めるのは、その人の能力ではなく、岐路でその人がなす選択である。自由意思が人間に尊厳と責任を与える。あの時に選んだ道を、まっすぐに歩んでいけ。

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命を懸けて、世のため人のために歩んできた人の言葉は、私の胸に熱く響きました。
自分自身に問われているんだと感じました。

警察官は社会の安全と人々の命を守る。
経営者は地域社会の繁栄と社員の命を守る。
同じ覚悟と行動が必要なんですよね。

とても素敵な出会いに心から感謝です。

社員研修 すごい特別講師!

2010年06月27日 | Weblog

宇東梱包運輸の集合研修。
幹部社員と現場のリーダー・サブリーダーが集まり、よい会社、よい職場をつくっていくためにどうしたらよいか。現場でがんばっている社員がもっと働きやすくなったり、やる気を出せるようにするためにはどうしたらよいかなどを話しあいます。

特に現場を仕切っているリーダーたちなので、重要な研修で、ここがしっかりするかどうかが鍵になってきます。

いつもは私が講師役になって、普段勉強させていただいていることをベースに、講義をしたりグループワークをしたりしていますが、今年はご縁があって、特別に講師をお招きしての勉強会といたしました。

その講師とは・・・な、な、なんと、大久保寛司さんです!!

そして、なんと大久保さんのお話しを聴きに、水戸から鬼澤先輩も参加していただいております!!
その空気に触れるだけで会社がよくなっちゃうんじゃないかとすら思ってしまいます・・・


経営者として本格的に歩み初めて10年がたちました。
大手商社に勤めていた時代に学んできた大企業のやり方は、地方の中小企業では通用しないということを思い知らされ、失敗したり悩んだりしながら、リーダーの指示命令型の組織ではなくて、人の力を活かしていくような、目的共有型、支援型の組織にしていかなければいけないなぁと、思考錯誤を続けてきました。

そんな中、2003年に青年会議所のご縁で、当時、日本JCの揚原会頭に出会い、揚原会頭のお導きで、鬼澤師匠に運命の出会いをして、経営者として進むべき方向性みたいなものがはっきりとしてきました。

その鬼澤先輩のお導きで、大久保寛司さんをはじめ多くの素晴らしい先生や経営者の方々との出会いをいただき、気づきや学びをいただきながら、経営者としてありたい姿を目指して、でこぼこ道を歩んでいます。

鬼澤先輩が師匠であれば、鬼澤先輩が師匠と呼ぶ大久保寛司さんは、大僧正とでもお呼びすればよろしいのでしょうか?もの凄い存在です。
その大久保寛司さんが弊社に来ていただけるご縁をいただいたことは、本当に今までのご縁に感謝感謝感謝です。


さて、内容ですが、本当に涙がでるくらい、心に響くお話しでした。
何が嬉しいかって、私は一番前で聴かせていただいたのですが、後ろから社員が一生懸命お話しを聴いている熱気が伝わってくる。

大久保さんのお話しのトーンは、今までとは全く違って、本当に現場社員の心に響く導き方で、しかし伝えることはやっぱり深く伝わっている。
どうもお聞きしていると、話しの内容を理解するというよりも、一人ひとりの深層心理に浸み込んでいるような感覚でした。
やっぱり講演後の社員の表情や、会話から、いかに学びが多かったかが感じとれます。


私の立場で学ばせていただいたこと、ほんの一部だけ・・・

やはり、この言葉!
「指を自分に向ける!」
何度言っても分からないのではなくて、私がその人が解るように伝えていないだけ。
人の責任にすれば楽だけど、人としては成長しない。

あるべき姿を語るのではなく、あるべき姿を実現することが、仕事である。

人を変えるのではなく、人が変わりたくなるようにする。
その人がダメなのではない、未開なだけ、時間がかかるだけ。

「自分のものさし・尺度を大きくする」
ものすごいことを成し遂げても「大したことはしていません」という人がいる。
大したことしてなくても「俺はこれだけのことを成し遂げた」と自慢する人がいる。
ものすごい過酷な問題に直面していても、不平不満を言わず生きている人がいる。
たいした問題じゃないのに、文句ばっかり言っている人がいる。
大きな尺度の人からみれば、全ての問題はたいしたことではない。
小さな尺度の人からみれば、些細なことも、大きな問題になる。
宇宙からみれは、険しい山も深い海の底も、まったく平らに見える。


行動が求められています。
明るく元気に、自分らしさを大切にして、世のため人のために頑張ります!


ブレイクスルーの瞬間

2010年06月23日 | Weblog

昨日は、黒磯那須JCさんでLOMサービスでした。

私が委員長を務める、本年度の栃木ブロック協議会「とちぎ経営委員会」では、「経営資質開発プログラム」をまとめて、栃木県内の青年会議所でセミナーを開催するというミッションがあります。

講師を務めるのは、委員会メンバー。
鬼澤先輩にご指導いただきながら、経営とはなにか、時代の変化、お客様の求める価値、戦略策定、社員のやる気を高めるリーダーシップ、JCと経営などについて、真剣に勉強して、それを県内の青年会議所メンバーに伝えに行きます。

90分のプログラムを一人でやりきります。
みんな人前で話したことなどないメンバーです。
だからと言って、忙しい経営者や後継者に集まってもらうセミナーで、素人丸出しの役に立たないセミナーなんで許されない。
セミナー慣れしているJCメンバーの目は結構シビアです。

そのために「虎の穴」と呼ばれる、プログラムの訓練を繰り返し繰り返し行い、90分のプログラムで、メンバーにしっかりと学んでいただける、質の高いセミナーを完成させていきます。


<鬼澤先輩による虎の穴風景>

今回は、私が所属する真岡JCより出向してくれた鈴木君。
実は昨年の6月に入会したという新人君。
入会前にとあるセミナーにパネラーとして登壇。 持ち時間は5分たらずでしたが、頭が真っ白になってしまい何も話すことができなかったと言います。
JCに入ったきっかけも、そのトラウマを乗り越えたい。人前でしっかり話せるようになりたい!という強い想いを持っています。

何回も深夜に及ぶ虎の穴勉強会を実施。
それだけでなく、奥様を相手に毎日のように特訓をされたようです。


<深夜に及ぶ虎の穴。 先に講師デビューした吉光寺君が指導役に回ります>


そして、当日、特訓の成果は・・・  凄い迫力でした!
応援に駆け付けた委員会メンバーの誰もが「誰?鈴木君?」と思うくらい、思いっきりブレイクスルーしてくれました!



何が凄いって、覚えたプログラムを説明しているという感じが全くしない。
腹の底から訴えたいこと、伝えたいことを熱く語っているという凄味。

黒磯那須JCのメンバーの皆さまも、最後まで真剣にうなずきながら、時には笑いながら聴いてくれて、会場全体が熱くなっていました。
アンケート結果をみても、本当に満足度が高かったようです。
そういう時って懇親会も熱くなるんですよね。
青臭いJC論議が花盛りでした。

そして最後に鈴木君からとてもうれしいコメント
「凄く楽しかったです!」
「またやりたいです。もっと内容や話し方の精度を上げて、また挑戦したいです!」


那須野ヶ原JCさんからもオファーをいただきました。
これからもまだまだオファーいただくことになるでしょう。

何人のメンバーが講師デビューするのか。
すでに講師デビューしたメンバーが今度はアドバイス役に回って、お互いに磨き合います。

みんなで響き合い、磨き合って、どんどん成長しちゃいましょう。

今年は、一人ひとりに灯を燈していく年。
栃木が熱くなりますよぉ!!!


新しい可能性?

2010年06月20日 | Weblog
インターネットラジオを始めましたが、これは結構おもしろいかも。

今までのメディアは、放送する側と、観る(聴く)側が完全に分かれていたけど、現在は、ブログやツイッターに代表されるように、私たち一人一人が放送する側に簡単になれます。
ブログもいいけど、これが音声になると、とっても臨場感あって面白いかなと思いました。

 難点は、ずっと聴いていなければならないことかな?ブログなどは、さっと斜め読みみたいなことができるけど、音声の場合はずっと聴いていなければならないので、時間がかかるということでしょうか?
特に話しの長い人の発信は気をつけないとね・・・反省・・・

と、言うことで、昨晩から、藤原事務所の21世紀リーダー養成講座で、大磯プリンスホテルにきております。
インターネットラジオといえば、「藤原直哉のインターネット放送局」!

藤原先生と、長谷川社長、樋口さんをはじめ、「ロハスで愉快な仲間たち」に、「里山ブロードキャスト」に登場していただきました!

勉強会後の懇親会でメンバーが持ち寄った日本酒をいただきながらの収録ですので、まわりの雑音もたくさん拾っていますが、これも臨場感の演出ということで・・・

理念の共有・共感の先にあるもの

2010年06月18日 | Weblog
昨日は茨城県経営品質協議会の設立10周年記念講演会に参加。
この一週間で、師匠にお会いできるのは4日目! 
行動を起こさないとバチが当たりますね・・・

講演会の方は、元リッツカールトンホテル日本代表の高野登氏の講演会、そして人と経営研究所の大久保寛司氏の講演会、そしてお二人の対談と、スペシャルゲストによる素敵な時間をいただきました。

テーマは「人が輝く組織づくり」

やはり
「人は何のために働くのか?」
「何のために会社はあるのか?」という問いに応えていくことが大切ですね。

「人は何のために働くのか?」
生活を成り立たせるため・・・
では何のためい生活しているのか?
・・・「何のために」を突き詰めると、やはり「人は幸せになるために働く」のではないか。

職場で過ごす時間は?
人の一生で見ると、働く年齢はざっと20歳から60歳とすると、これは人生において一番力がみなぎっているゴールデンアワーですよね。
一日でみてみると、基本的には8時から17時とすると、これも一日の中で、一番行動しやすい時間帯で力もみなぎっている、やはりゴールデンアワーですよね。

そうすると、人生の中のゴールデンアワー、一日の中のゴールデンアワーを、私たちは職場で過ごすことになる。
その職場で過ごす時間が輝いていなかったら、その人の人生って輝いているとは言えないんじゃないか。
やっぱり幸せになるためには、人が輝く職場を作っていくことがとっても重要だということですね。

これは、経営者が「人が輝く職場をつくるぞ!」という覚悟を決めることが最も重要です。
そして、一人ひとりの思いを輝かせるために、自分自身を磨かくことが重要。
厳しい環境や逆境が心を磨くことになるんですね。不平不満や愚痴は自分を磨くことにはつながらないということですね。

そして、「仕事は厳しいけれども、心は辛くない職場」を、経営者と社員が一丸となってつくっていくことが大切だということを強く感じました。


高野さんのお話しの中で、「理念の共有だけでは足りない」という言葉に、あぁ・・・と唸ってしまいました。
理念を共有することは大切だれども、その先に行かないとチームワークは生まれない。
その先にあるものとは・・・「共鳴」だということです。

もしかすると浅い理解かもしれませんが、思いが響き合って、「動く」ということじゃないかな?と思いました。

一人のアイディアにみんなが共鳴して、自分だったらそのアイディアにこんな協力ができるよという感じで、どんどん動いていく。そして一人では到底なしとげられないような凄い成果がうまれていく。という感じでしょうか。

どこかの組織によくありがちなのが、理念はみんな理解しているし、暗唱していて、集まるたびに念仏のように唱和している。
でも、いざ行動となると、みんなできない理由を並べたり、屁理屈いって反対したり、急に仕事が忙しくなったりして、けっこうボロボロ・・・なんて洒落になりませんね・・・
(いや最近はそんなことないですね!! 失礼!!)


理念の共有の先にあるもの!  
「共鳴」こそがこれからのキーワードになるんじゃないかと強く思いました。



それと、スペシャルゲストのはせがわ祐希さん。
”スターリィマン”の朗読は、心が洗われました・・・
「良いものに接すると、自分の中の良い部分が出てくる・・・」
まさにその通り。

んんん、ちょっとはまりそうです。
http://www.dream-hasegawa.com/about/profile.html
http://www.dream-hasegawa.com/about/history01.html


引き寄せの法則?

2010年06月17日 | Weblog

「引き寄せの法則」ってありますよね・・・

あることを強く考え始めると、その道の達人に偶然出会えたり、そういう世界への扉が自分の身の回りに開き始める・・・

これって、自分の意識がテレパシーみたいなものを出して、いろんな出会いや事象を呼び寄せているとも考えられますが、実は、今までも同じような出会いのチャンスや、事象は自分の身の回りにたくさんあったけれども、意識しないで生活していると、目の前にあっても見れなかったということじゃないかなと思います。
それで、今までもいろんなチャンスが目の前を通り過ぎていて、意識し始めた途端にのチャンスが見えるようになってくる・・・

だから、なんでも意識をもって人生を送ると、人でもことでも素敵な出会いに満ち溢れた人生になるんじゃないかなって思います。

「それってけっこう大変じゃない?」と面倒くさがる人もいるかもしれませんが、一度の人生、やっぱりできるだけ濃く生きる方がよいですよね・・・
例えば、海外旅行でハワイに3日間だけ滞在するとなると、その間、観光やショッピングや遊びなど、限られたスケジュールの中でいろんなことを詰め込んで、できるだけ濃い3日間にしますよね・・・
でも人生って長いと思うから、ついついだらだらしちゃう。

「明日命が尽きると思って生きなさい
       永遠に命が続くつもりで学びなさい」
                          マナトマ・ガンジー


おっと・・・「引き寄せの法則」からガンジーまで話しがそれてきましたが・・・

「引き寄せの法則」かな?っと思う面白いことが起きましたぁ。

里山ブロードキャスト」っていうインターネットラジオ?音声ブログ?ポッドキャスト?
を面白半分で始めてみました。
まだ初めて一週間くらいで、内容もグダグダな会話をアップしているって感じなんですが、そんなことしていたら、私自身が地元のラジオ番組に出演してしまいました。

しかも、このラジオ番組も、そうとうグダグダな内容で、強烈な栃木弁を話すおっちゃんにいじられる内容。
放送局の許可をいただき、里山ブロードキャストにもアップしてみました・・・


伊那フォーラム3日目?

2010年06月15日 | Weblog

伊那フォーラムは本当に勉強になりました。

二宮尊徳翁曰く
 人生まれて学ばざれば生まざると同じ
  学んで道を知らざれば学ばざると同じ
   知って行うこと能はざれば知らざると同じ
 
 故に人たるもの必ず学ばざるべからず
  学をなすもの必ず道を知らざるべからず   
   道を知るもの必ず行はざるべからず

行動が求められますね・・・


さて、昨日は、塚本商会の公開勉強会。
3か月に一度、鬼澤先輩に茂木町に足を運んでいただいて今年二度目の勉強会。
なんと、伊那フォーラムから3日連続で鬼澤先輩から学ばせていただいております。
ありがたや、ありがたや、ありがたや・・・

なんと贅沢なことに、伊那フォーラムの復習会みたいな感じで、行っていない人に、行った人が発表したり、改めて伊那食品工業のビデオを見たりしました。



いい会社にしたい!という想いが生まれる。

それじゃ、それは具体的にどんな会社? 目指す姿を描く。そのためには最初はお手本が必要。それが今回の伊那フォーラム。

その次に、じゃ現状はどうなっているの? というところを明確にする。

この目指す姿と、現状を明確にするのには、勇気がいる。 ある意味厳しいプロセス。
なぜなら目指す姿を明確にすると、あまりに遠くにあって、ガックリしてしまう。
また、現状を明確にすると、あまりのダメさ加減に、またガックリしてしまう。

そこをしっかり見据えて、遠い目指す姿の方向にある、近い目標を立てて具体的な行動を起こしていく。
じゃぁ、何をするの?
ということが大切ですね。

そんなお話しをいただきながら、社員のみんなの眼の色が変わってきました。

これまた、すこしバラつきがあるのがご愛敬・・・んんん、なかなか思った通りに行かないところがリーダーシップの勉強になりますね。

でもおもしろかったのが、今まであまり参加意識が高いと思っていなかった人が、伊那食品工業のビデオを見たら、凄い食いつきようで、「凄く感動しましたぁ!」って。
塚越会長のお話しが、尊敬しているおじさんが言っていることと同じだと言うこと。
人間どこにスイッチがあるかわかりませんね。
やっぱり場づくりが必要です。


懇親会では、またさらに突っ込んだお話しをいただきました。
こちらもやっぱり行動していない自分たちを向き合う時間になりました。

やっぱりまだまだやっていないことがある。
やるべきこもやっていないで「できない」と言っていることが恥ずかしくなりますね・・・

行動が求められます。


伊那フォーラム二日目

2010年06月14日 | Weblog

伊那フォーラム一日目の後は、懇親会でたくさんの人と情報交換をさせていただきました。

京都の先輩からは、大変ありがたいエールをいただき、身が引き締まる思いです。
誰かに尻を叩かれないと行動しないっていうのは、改めないといけないですね。

栃木からもたくさんの友人が参加してくれました。
同じセミナーに参加して、同じ話しを聴いて、同じ懇親会に参加しても、一人ひとり感じることや得ることは当たり前ですが違いますね。
この「違い」が大切だと思います。
だから、最後に社員と反省会をしてお互いどんなことを感じたり得たりしたのかを確認。
その後、栃木の仲間たちと合流して、同じくお互いにどんあことを感じたり得たりしたのかを確認したりしました。
(ただ三次会に行っただけだろ・・・という見方ももありますが・・・)
人の意見を聴くこと、同じ体験をしているのに違う見方をしている人の話しを聴くことで、自分の理解に広がりと深みをもたせてくれます。

栃木の仲間たちがお互い感じたことを発表し合っている様子は、「里山ブロードキャスト」にアップしました。



二日目は、信州伊那経営研究会のフォーラム
一日目は日本を代表する会社の経営者のお話し。
二日目は日本を代表する会社の社員さんのお話し。
北九州の美容室バグジーの和田さん、伊那食品工業の野沢さん濱野さん、菓匠Shimizuの西村さん、そしてコーディネーターは鬼澤先輩。



素晴らしい経営者のお話しだけでなく、その会社の現場の様子を聴けると、凄く理解が深まります。

凄い会社は社員さんも凄いなー! と思うところもあるし、
やっぱり普通の人で良かったー! と思うところもあるし、
普通の人が集まって、こんな凄い結果を出しているそのチームワークにやっぱり凄いなー! と思うところもある。

無理難題を言われた時はどうしてるんですか?
会社を辞めたいと思ったことはありますか?
なんて質問にも飾らず本音で答えてくれる。
毎年辞めたいと思っていたが、とあるきっかけで辞めようと思わなくなった西村さんのエピソードは、会場からすすり泣きの声が聞こえたほど感動的でしたねぇ・・・


今回は5名の社員を連れてきていますが、これには覚悟が要ります。
5名の社員に、素晴らしい経営者の姿や、日本で一番社員を大切にしている会社の姿を見せてしまった。
私自身が退路を断ったことになりますね・・・

その変わり日本で一番素敵な社員さんたちの姿も見せちゃいましたからねー!
お互いに頑張りましょう!


そのほか伊那の旅まだまだ続きますが、終わらないのでこの辺で・・・


伊那フォーラム

2010年06月13日 | Weblog

週末は毎年の恒例になりました伊那フォーラムに参加。
今年は塚本商会の社員を5名連れて行きました。

一日目(12日土曜日)は、伊那JCによる伊那フォーラム。
二日目(13日日曜日)は、信州伊那経営研究会によるフォーラム。
とっても実りある信州の旅となりました。

あまりに濃い二日間なので、長くなりすぎたらごめんなさい。

初日第一部は、「日本でいちばん大切にしたい会社」の日本理化学工業、大山会長のご講演。

静かな語り口ですが、内容が心の奥を揺さぶられます。
チョークのトップメーカーであり、社員の7割以上が知的障がい者の方々。
知的障がい者の社員を雇用し始めた経緯から、その社員たちが持てる能力を発揮するようになるために、経営者として企業としてどのような成長をしてきたかを、お聞かせいただきました。

人間の究極の幸せは
1.愛されること
2.ほめられること
3.人の役に立つこと
4.人に必要とされること

知的障がい者の方々が暮らす福祉施設では、この究極の幸せが得られない。
彼らは、会社で働くことで、この究極の幸せを見出し、休み時間も忘れて夢中になって仕事に取り組み、その姿勢が、健常者の社員の心を動かしたといいます。

凄く深いです。
ひるがえって私たちは、究極の幸せを見失っているのだけじゃないか凄く小さく浅いことで、いろいろ不平不満を並べて、幸せを自ら失っているのではないかと強く思いました。

実は、会社こそ、職場こそ、人々がこの究極の幸せを享受できるところなのではないかということです。


第二部は伊那食品工業の塚越会長のご講演。
こちらは、気合いの入った語り口で、心にビンビン響きました。

一番グッときたのが・・・
「社員を大切にして、地域を大切にして、文化を大切にする、そういう企業経営が絶対成功することを世に示したかった」
という塚越会長の「野心」 

一番大切なのは「利他」の精神こそ原点。
動機が正しければ必ずうまく行く。


第三部は、大久保寛司さんと鬼澤先輩の対談。
一人ひとり必ず持っている才能は、最終的には本人の中から生まれるもので、外から付け加えられるものではないということ。本人の中から出てくるようにするにはどうしたらよいかについてヒントをいただきました。



そして、懇親会、二日目の勉強会・・・
かんてんぱぱガーデンをはじめとする伊那観光・・・
一日では書ききれないので、後ほどアップします。


今回は5名の社員を連れての参加。
一人ひとりがどんなことを感じて、どんな変化や成長をするのか、楽しみです。
表情を見ていると、受け止め方がそれぞれ違うなぁということを感じます。


里山ブロードキャスト

2010年06月11日 | Weblog
藤原直哉先生のインターネットラジオ「ロハスで愉快な仲間たち」に刺激を受けて、私たちもインターネットラジオ始めてみようということになりました。

「里山ブロードキャスト」!!!!!!
http://www.voiceblog.jp/satoyama-broadcast/

ブログ更新もままならないのに、こんなこと続くのか?
という声がきこえてきそうですが、私だけじゃなくて、仲間でやりたいと思います。

かなりゆるーく始めています。


いろんな人へのインタビューもしたいと思いますので、このブログを読まれている「あなた」に登場していただくこともあります!

よろしくお願いします。