9月11日(木) 晴れ 旅150日目
【ルート】 新潟市―聖籠町―胎内市―村上市
AM4:50起床 素泊まり3,000円は決して安くないが体は十分休めたし、荷物の整理や気になっていたチェーン清掃、靴と衣類の洗濯、テントの補修などが出来た。
有意義な1日だった。
9:00にチェックアウトし県道3号で村上市を目指す。
朝の新潟駅前は人の活気で溢れていた。仕事や通学の人達の中、荷物満載の自転車を押して歩く旅人は、違和感があり目立った存在だったと思う。
10数km走って阿賀野川に掛かる長い橋を渡った。
渡り切る手前で日本一周のチャリダーとすれ違った。止まって話をしたわけではないが背中のバックパックに「日本一周中」と書いてあった。
特に沿道の景色に変化がなく、集落間を繋いでいるような意味合いの道、県道3号は漕いでいてとても退屈だった。
背中に太陽を浴びて暑くてうんざりだった。地図確認で立ち止まったのだが、無性にコカ・コーラが飲みたくなり買ってしまった。
いつもは炭酸飲料は買わずに牛乳を買うのだが、この日はどういう訳か飲みたくなった。
旅に出てから2本目のコカ・コーラは旨かった。
その後も単調な風景の中を、左前方からの向かい風を受けながら走ることになる。
急きょブレーキパッドを交換した。
なぜ昨日のうちにやらなかったのか?と言われてしまうが私が思い違いをしていたのが原因だ。
いつもパンク修理やタイヤ脱着時にバイクを逆さにする。その時にパッドは確認していた。これが間違いだった。
パッドはリムに対して必ずしも平行に当たる訳ではなく、摩耗すればするほど偏って減ってきてしまうのだ。(オートバイや車のディスクブレーキならパッドはほとんど均等に減るが)
休憩しながら何気に上から覗き込んだら、あと僅かでストッパーのピンに干渉するような状態だった。
尾道のジャイアントストアーで買ったスペアを日陰で交換した。
新潟駅から約60km離れた村上市には15:00に着いた。
この先は海沿いのR345になるので店は無さそうだ。少し早いが食材を買った。
いきなり上り坂になり、高いところから村上市を振り返った。
ここまで来ると日本海に浮かぶ粟島も近くに見えた。
海岸に空き地らしい場所が見えた。道はあるが田んぼへ続いているだけだから通る人は限られる。人家からも適当に離れているし、夕日のロケーションもバッチリだった。
走行距離 64.11km
飲食費 1,233円
野宿地 村上市 R345沿いの海辺