最近いろんな公務員の方もしくは公務員を目指す方のブログでいろいろな意見を頂いて、コメントやトラックバックも頂いています。その中でどうしても納得のいかない部分があるのですこし触れてみたいと思います。
しかし驚いたのは、そのコメントの中で本来お客である住民に「公務員の負担が増えるから休みとってこい!取れないのはお前の会社が悪いんだ!」という物がもっともびっくりしました。
休みを取れない会社はありませんが、休みを取らないと役所で用が済ませられないのが問題なのです。なぜこんな簡単な事が理解できないのか不思議でなりません。まさに狭い世界で生きているせいでおかしくなっているのではないでしょうか?
フランスやドイツの例を挙げている方もいました。この国にもよく出張でいきますが、かの国は、国全体が土日や夜は働かない国柄だから許されるのです。民間も公務員も同じようにすごしているのです。オーストラリアなどは民間のお店が日曜休んでしまいます。しかしこのような状況がどのような社会問題を生んでいるかご存知ですか?若者が未来に悲観し、若年層の自殺が多いのが国全体の悩みであるそうです。
いぜん私のブログにも書きましたが、人間として最低なのはよいところだけを見てうらやましがることです。楽な事例を探すのではなく、自分たちより厳しい事例を探してこそ、主張に真実味と正当性が認められるのです。
中でももっとも納得いかないのが「夜の10時くらいまででもあけるべきだ。」という意見に対して「経済的ではない。」とか「費用対効果が薄い」とか言う意見を述べられている点です。シフトでやるのですから費用対効果にさほどの影響は及ぼしません。シフトでは当然時間外手当など特別な手当ての支給はなされませんしされてはいけません。民間にはそんなものありません。また先日の労働基準法の改正により、女性でも夜まで働くことは可能になりました。
実際コストに影響するのはせいぜい電気代くらいです。役所は家賃もかかりませんし、全庁をあけるわけではありません。またその時間に来庁者が増え、その間の手数料収入も見込めます。何より納税者への利便性の向上といった本来最優先されるべき事項の満足につながるわけです。もし遅くまであけるのが不経済であるのなら日本全国のスーパーが営業時間を延長する理由がわかりません。変わるのは公務員のみんなの労働環境だけです。
しかしシフトにして夜遅くと土日も窓口を空けたところで、労働条件の悪化にはなりません。ただ単に今までの働き方と変化がでるだけのことです。なにより腹立たしいのはシュミレーションも実行もせずに「不経済」「意味がない」と決め付けていることです。民間の世界ではこれを「言い訳型社員」といい「だめ」な部類の社員とされます。事実、いくつかの自治体では駅などに窓口を作っているところでは住民の評判は当然いいわけです。その窓口の職員は大変だ。という意見もいただきましたが、大間違いです。その公務員の皆さんが大変だ!といってい状態が民間では常識なのです。民間の労働条件が悪いのでは断じてありません。公務員の労働条件が「ぬるま湯」なのです。
経営的に言っても遅くまであけるメリットを考え民間企業とのコラボレーションなどを模索すれば、不経済どころか儲かる話になるといえます。夜間開いている場合の集客力も馬鹿になりません。
百歩譲って不経済だったとしましょう。ならなぜ、まずは窓口を空けても不経済にならないような方法を考えようと思わないのか?民間の会社ではこのように解決策を示さずできない理由ばかり探す社員を「人材」ではなく「人罪」といいます。
これまで公務員の皆さんの意見を黙ってみてきて、根本的な問題点が2つあります。それはやはり市民の利便性と自分たちの労働条件を天秤にかけたとき、必ず自分たちをとること。やりもしないで「できない」といいそのできない理由を探す事。です。
さまざまな公務員の方、公務員を目指す方からコメントやトラックバックをいただく中で、自分たちのふがいなさ、至らなさ、情けなさを認識した上で返答を下さった方は2名だけでした。残念なことです。以前から書いていますが、公務員は身分を保証されているだけ民間より恵まれています。それは特権ではなく、単なる悪しき習慣でしかないのです。
よく子供にゆうことですが、公務員にも通じる言葉があります。「権利を主張するなら先に義務を履行しなさい。」です。公務員の義務とはいうまでもなく市民の利便性、市民の要望にこたえることです。夜まで窓口を空けるなど、その義務の1%にも満たない簡単なことです。なぜたががシフトを嫌がるのでしょう。
公務員といえど「甘さ」を捨ててほしいものです。出ないと公務員を半分にして、首になった公務員は全員自衛隊に移動!なんてことになるかも(笑)ですよ。
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しかし驚いたのは、そのコメントの中で本来お客である住民に「公務員の負担が増えるから休みとってこい!取れないのはお前の会社が悪いんだ!」という物がもっともびっくりしました。
休みを取れない会社はありませんが、休みを取らないと役所で用が済ませられないのが問題なのです。なぜこんな簡単な事が理解できないのか不思議でなりません。まさに狭い世界で生きているせいでおかしくなっているのではないでしょうか?
フランスやドイツの例を挙げている方もいました。この国にもよく出張でいきますが、かの国は、国全体が土日や夜は働かない国柄だから許されるのです。民間も公務員も同じようにすごしているのです。オーストラリアなどは民間のお店が日曜休んでしまいます。しかしこのような状況がどのような社会問題を生んでいるかご存知ですか?若者が未来に悲観し、若年層の自殺が多いのが国全体の悩みであるそうです。
いぜん私のブログにも書きましたが、人間として最低なのはよいところだけを見てうらやましがることです。楽な事例を探すのではなく、自分たちより厳しい事例を探してこそ、主張に真実味と正当性が認められるのです。
中でももっとも納得いかないのが「夜の10時くらいまででもあけるべきだ。」という意見に対して「経済的ではない。」とか「費用対効果が薄い」とか言う意見を述べられている点です。シフトでやるのですから費用対効果にさほどの影響は及ぼしません。シフトでは当然時間外手当など特別な手当ての支給はなされませんしされてはいけません。民間にはそんなものありません。また先日の労働基準法の改正により、女性でも夜まで働くことは可能になりました。
実際コストに影響するのはせいぜい電気代くらいです。役所は家賃もかかりませんし、全庁をあけるわけではありません。またその時間に来庁者が増え、その間の手数料収入も見込めます。何より納税者への利便性の向上といった本来最優先されるべき事項の満足につながるわけです。もし遅くまであけるのが不経済であるのなら日本全国のスーパーが営業時間を延長する理由がわかりません。変わるのは公務員のみんなの労働環境だけです。
しかしシフトにして夜遅くと土日も窓口を空けたところで、労働条件の悪化にはなりません。ただ単に今までの働き方と変化がでるだけのことです。なにより腹立たしいのはシュミレーションも実行もせずに「不経済」「意味がない」と決め付けていることです。民間の世界ではこれを「言い訳型社員」といい「だめ」な部類の社員とされます。事実、いくつかの自治体では駅などに窓口を作っているところでは住民の評判は当然いいわけです。その窓口の職員は大変だ。という意見もいただきましたが、大間違いです。その公務員の皆さんが大変だ!といってい状態が民間では常識なのです。民間の労働条件が悪いのでは断じてありません。公務員の労働条件が「ぬるま湯」なのです。
経営的に言っても遅くまであけるメリットを考え民間企業とのコラボレーションなどを模索すれば、不経済どころか儲かる話になるといえます。夜間開いている場合の集客力も馬鹿になりません。
百歩譲って不経済だったとしましょう。ならなぜ、まずは窓口を空けても不経済にならないような方法を考えようと思わないのか?民間の会社ではこのように解決策を示さずできない理由ばかり探す社員を「人材」ではなく「人罪」といいます。
これまで公務員の皆さんの意見を黙ってみてきて、根本的な問題点が2つあります。それはやはり市民の利便性と自分たちの労働条件を天秤にかけたとき、必ず自分たちをとること。やりもしないで「できない」といいそのできない理由を探す事。です。
さまざまな公務員の方、公務員を目指す方からコメントやトラックバックをいただく中で、自分たちのふがいなさ、至らなさ、情けなさを認識した上で返答を下さった方は2名だけでした。残念なことです。以前から書いていますが、公務員は身分を保証されているだけ民間より恵まれています。それは特権ではなく、単なる悪しき習慣でしかないのです。
よく子供にゆうことですが、公務員にも通じる言葉があります。「権利を主張するなら先に義務を履行しなさい。」です。公務員の義務とはいうまでもなく市民の利便性、市民の要望にこたえることです。夜まで窓口を空けるなど、その義務の1%にも満たない簡単なことです。なぜたががシフトを嫌がるのでしょう。
公務員といえど「甘さ」を捨ててほしいものです。出ないと公務員を半分にして、首になった公務員は全員自衛隊に移動!なんてことになるかも(笑)ですよ。
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僕の勤めてるところは、窓口業務が企業相手なため、休日等にやるということはないですが、電子申\請でネットを通じて24時間申\請を受け付けています。役所のサービスの改善は僕も大賛成です。そのために勤務形態が変わってもいいと思います。
あと、他の人のブロクでコメントしましたが、公務員のリストラも大賛成です。事務所を見ても、いい加減な人は結構\います。そんな人はリストラして、民間人や若者をもっと採用して、組織を活性化すべきだと思います。それと、公務員は国民のために働くという意識を持たせるのと腐った根性を叩き直すために、一年間自衛隊や警察に勤務するっていうのもいいのかなと思います。
僕自身、まだまだ半人前ですが、ブログを通じて公務員がどんなことしてるか知ってもらいたいと思っています。ダラダラすみませんm(__)m
2点だけ申し上げさせていただきます。
1つは,夜まで役所を開けるべきではないと私が言うのは,公務員の負担が増えるからではありません。一般の労働者の負担が増えるからです。土日ではなく,平日に休暇を取って役所に行く,その時間が取れないのは,そのような条件を課す雇用側の運営が不適切なのです。私の知る有能な経営者は,そのような会社運営はしておりません。
もう1つは,労働基準法を最低限とした条件で働く,この労働者の権利は甘えではありません。過去に膨大な数の人がその生命を代償に勝ち取り,その後も命がけで守って来た権利です。また,文化的な生活を営むことは憲法で保障された権利でもあります。若手経営者さんは「経営者」でおられますから,労務管理のために当然その辺りのことはご存知で釈迦に説法だとは思いますが,公務員に対して感情的になりすぎて我を忘れておられるようにも見受けられますので,あえて述べさせていただきました。ただ,その先人が勝ち取った権利に甘えている人が見受けられるのも事実だと思います。しかし,それは守られるべき権利が守られることとは別問題です。
社会の利便のため,要望に応えるために働くのは公務員だけではなく,憲法で定められた,等しく全国民の義務です。憲法で公務員だけに課されている義務は,仕事相手を分け隔てしないことだけです。民間はその方針によって相手を選り好みできる,それだけが相違点です。この点,誤解されている方が多いようです。私も,公務員でなくとも,仕事の第一義は社会の役に立つことと心得ております。
結局長くなってしまいました。失礼しました。