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永久の会墓苑だより

永久の会墓苑について

境内整備が完了致しました。

2015年11月28日 | 永久の会墓苑だより
この夏より進めてまいりました境内整備および本堂の内外装工事を無事完了致しました。

暑さ厳しい中始められた本堂内外の塗装工事と屋根瓦の葺き替え、本堂には足場が組まれ連日職人さんが汗を流しておりましたが予想外の台風襲来や雨で期日に追われる工事となりました。

積み上げられた瓦も流れるように屋根へと運ばれ、葺き替えが進んで行きます。


そして10月22日澄んだ青空が広がる中、ようやく足場が外される日がきました。


これもまた息の合ったリズムであれよあれよという間に足場が消えて行きました。


全て取り除かれると・・・すっきり!!


これで大型車の乗り入れがなくなるといよいよ参道の本格的な工事が始まりました。
アスファルトを剥がし地面をならし日が暮れても作業が続いておりました。



こうして完成致しました参道がこちらです。


永久の会墓苑会員様の「言の葉の碑」は1基分がこちらに移設されました。



参道には新たに献灯籠と玉垣が設置され・・・


僅かですが傾斜も緩やかになった参道を進むとお色直しを済ませた本堂がお出迎えしてくれます。


ここでもうひとつ! 本堂と共にそれはそれはにこやかな笑顔で皆様をお出迎えしておられる方(?)がいらっしゃいます。
どなたでしょう??

屋根を見上げてみて下さい。棟の先端に取り付けられております鬼瓦です。


鬼瓦はその名の通り怖い鬼の形相のものが多く厄除けとして広く知られておりますが、放生寺は江戸時代より「一陽来福」の御札を授与しておりますことから「鬼」ではなく「福」を鬼瓦に致しました。
参詣されます皆様もぜひ福をお授かり下さいませ。


「旅立ち勉強会」を開催致しました。

2015年10月21日 | 永久の会墓苑だより
10月18日、永久の会墓苑では「いざという時に慌てないために」をテーマに葬儀のプロ・一級葬祭デイレクター中島正幸氏迎え長年の経験から準備しておくと安心なこと、葬儀の知っておきたいポイントなどをお話し頂く「旅立ち勉強会」を開催致しました。
当日は住職も参加し皆様からの質問にもお答えする参加型勉強会として行われましたので広告を見て初めて来られた方、一度は永久の会墓苑を見学されたことがある方、そして永久の会会員の方と様々な方にご参加頂きました。



中島氏の講話中はメモをとられたり、当日お配りした諸手続きの読本をみながら確認されたりと熱心に耳を傾けておられました。
質疑応答ではそれぞれの疑問や確認したい事柄などの質問があがりました。



最後に住職の案内で永久の会墓苑の施設をご覧頂きましたがなぜか既にご存知のはずの会員様も一緒に見学されておりました。
このような時でなければ住職の案内は聞けないからでしょうかね。

終了時間が予定より遅くなり反省点も多々ございましたがお帰りの際には「十分とは言えないが参考になりました。」「安心しました。エンデイングノートを書いてみます。」などのお声を頂きました。
皆様ご参加頂きましてありがとうございました。また、当日急用や体調不良でご参加頂けなかった皆様と次回お目にかかれますことを願っております。

これからもこうした勉強会を定期的に行い、その内容も皆様のリクエストに添ったものを取り入れていきたいと考えておりますのでご希望やご意見がございましたら永久の会墓苑事務局までお寄せ下さいませ。
             

放生会並びに秋季本尊御開帳法会厳修。

2015年10月14日 | 永久の会墓苑だより
三連休の最終日にあたります10月12日体育の日、年中行事の放生会並びに秋の本尊開帳法会を厳修致しました。

前日の雨もすっかり上がり清々しい秋の晴天に恵まれました。

現在改修工事中の参道もなんとか通れるようになり、足元の悪い中大勢の方にご出席いただきました。



今年も立川らく朝師匠に健康落語をご講演いただき朝から皆さんの笑い声が響きます。



内容はメタボややめられないお酒など耳が痛い部分もありましたが声を出して笑うと身体も心も元気になれますね。

落語で元気を頂いた後は本堂に場所を移し放生会と本尊御開帳法会を厳修致しました。



放生会とは、経典の「不殺生戒」から生まれた行事でありその起源は古く中国から経典と共に伝えられ、日本では八世紀に最初に行われました。
私達の命を養うもととなった禽獣魚介を供養し、鯉の稚魚を放つことによって慈悲の実践を行い放生の浄行を致します。

「人は一人で生きているのではなく、いろいろないのちに生かされている。」命の大切さ、共に生きることの有り難さを伝える行事です。

法会が終わりますと境内の池に稚魚を放魚して行事は終了致しました。





年々こうした年中行事に永久の会(當山の永代供養墓)会員の方の参加が増えております。この日もお帰りの際に「私も寺友ができました。」と笑顔で教えて下さった方がおりました。
本当に人と人とのご縁が結ばれるのはうれしいことと存じます。
合掌

秋季彼岸会厳修。

2015年09月25日 | 永久の会墓苑だより
今年の彼岸会は五連休となったシルバーウィークの最終日でしたが、天候にも恵まれ沢山の方にご出席いただき厳修いたしました。

今年も池の周りには玉簾の花が綺麗に咲いています。



午後の法要が始まる頃には気温も上がり汗ばむほどでしたが皆さん熱心に読経されておりました。



連休が終わると共に天候も崩れ雨となりましたが、雨の中参道を歩いていると金木犀の香りが漂ってきました。
見ると小さな黄色い花がいくつも開いています。季節の移ろいを感じます。



その隣ではなぜか紫陽花が一輪色づいており殊の外この雨が嬉しげな様子でした。



他の紫陽花は葉と同じような黄緑色になっているのに・・・この紫陽花はどうなるのでしょうか?
 


猛暑の中の暁天護摩祈祷。

2015年08月02日 | 永久の会墓苑だより
8月1日午前6時、猛暑が続いております中 今年も暁天護摩祈祷を厳修致しました。

一晩中暑さが続き早朝5時の時点で気温は既に29度を示しておりました!

昨年に続き今年も暑い暑い暁天護摩供となりましたが 早朝より多くの檀信徒の方々にお集まり頂きました。



護摩壇の炎が上がり堂内の気温は息苦しいほどあがりますが皆さん汗を流しながらひたむきにお経をお唱えしておりました。

暁天護摩供が終わりますと場所を移してお写経を行います。
こちらは冷房が効いた部屋ですので皆さんほっと一息です・・・

お写経が終わりますとまたまた場所を移しまして皆さんで朝粥を頂きます。

 

朝粥を頂く頃には表は既に30度を超え 聞こえてくる蝉の声もより暑さを増幅させています。

元気一杯なのは百日紅の花と



なぜが花を咲かせた木瓜の花



余りに暑さが厳しくて花も熱中症でしょうか?

まだまだこの暑さは続きそうですので皆様くれぐれも体調にお気を付けて、熱中症対策もお忘れなくお健やかにお過ごし下さいませ。