goo blog サービス終了のお知らせ 

東洋整体研究所blog

東洋整体研究所 院長が書く健康と身体についての色々

五十肩

2018年11月12日 | 整体
五十肩とは

1 肩に痛みと運動障害があって 
2 患者さんの年齢が40歳以降 
3 明らかな原因がない ものを指します

昔は腱板損傷等も一緒くたに「五十肩」扱いされてましたが、

今では上の要件に当てはまるものというくくりになったそうです。

でも基本的に整形外科ではこれらの症状について、

対処は昔からのRICEの法則以外適用無いのです。

そもそも


肩があがらない

といったって、横・前・後ろ の方向の違いもあるし、痛みの出方もそれぞれ。

それを一緒くたに病名付ける自体がおかしいと私は思います。


では整体ではどうするのか

この症状はまず検査を特に念入りにする必要があります。

どの角度までは正常なのか。どこから痛みがでるのか。痛みが出ても動かすこと自体は可能なのか。

これらによって、問題となる筋肉の特定がキチンと出来るからです。

「わかりやすく」を心がけてこのblogは書くようにしていますが、ちょっと詳しい話を。

肩の関節というのは腕の骨(上腕骨)と肩甲骨の先の部分で関節をつくっています

肩を動かす、といいますが横に90度までは受け皿の肩甲骨は動きません。が、90度を超えると

(体幹に沿って)横にスライドするように動くことで真上近くまであげられるのです。

前にあげる際も同じ様なことがいえます。

その時に、動かす前から収縮してしまっている筋肉があると、本来の動きが出来ない訳です。

これは筋肉の問題ですから当然レントゲンには映らない訳です。

で、ここからが問題なのですが、表側の筋肉だけならマッサージや接骨院で揉んでもらえばゆるむでしょうが

1 深層の筋肉の問題ではとりされない

2 他の筋肉との競合運動がとれなくなっている場合

3 角度によって神経にあたってしまう場合

単純に筋肉をゆるめるのでは、可働制限をとりさる事が出来ないのです。

これは簡単にゆるめられる場合もあるのですが、ゆるめていく過程でも負荷がかかったり(手を使わない訳にはいきませんから)

筋肉のゆるみかたはそれぞれの部分もあるので、毎回特に気を遣いながら

可動制限と痛みの有無を診ていかなれればならないものです

しかしながら、石灰性腱炎や腱板断裂等でない限り、キチンとゆるめていけば可動制限をなくしていくことは可能で

整体の得意分野と言ってもいい範疇です。

ばね指(弾発指)

2015年06月19日 | 整体
 先日来院された方がばね指の患者さんでしたので、

整体的見地からのばね指について書いてみようと思います。

 まず、指を動かすのは当然ながら筋肉ですが、その力を指に伝えるのは「腱」です

その通り道でちゃんと動くように押さえつけているものがあります。

それが「靭帯性腱鞘」(じんたいせいけんしょう)と呼ばれるものです。

そこや腱に力がかかって、炎症を起こし、更にひどくなると引っ掛かりが生じます。

ある程度までは、動いてもそこから動かすと痛みを生じ、それでも動かすと

バキンッとバネ状に動くので「ばね指」と呼ばれます。

症状としては、動かせなくなる場合まで進んでしまう事もあります。

 整形外科では「安静」といわれる場合がほとんどです。

ひどい場合はステロイド剤を腱鞘内に注射します(3か月位は楽になる)

それでもダメになると手術で切ってしまいます。

 この「ばね指」は上の経過を辿った後、また再発したりして

延々と悩んでいる方が多い症状の一つでもあります。

 私がこの症状を見た場合、

なぜバネになっている部分(指)だけを見て筋肉の付着している肘を見ないのか?

というのが一番不思議に思う所です。

肥厚(繰り返しバキンバキンやっていると関節が厚くなってしまう)がある程度を超えた状態の

ばね指に関して言えば、整体では解決させるのが難しい事もあります。

 でもここまで二十数年やってきて、肘・肩・首・上背部(結果として脊柱と関連するので骨盤も)を

正しい状態に戻して、指を動かす筋肉に対してアプローチすれば改善することがほとんどです。

もちろん完全にとり切れないものもありますが、楽になる、とりあえず生活するには十分、という方向性に

持って行ける場合が多いです。

 では何故整形では肘を見ないのか?

という質問があるかと思うのですが、現在の保険診療では

患者さんの主訴(どこが痛い・辛い)についてだけ診るので

ばね指をおこしている腱(筋肉)の反対側について診ることは出来ないのです。

 ですので、正に木を見て森を見ないといいますか、本当の原因というのを

特定出来ません(整形では 使いすぎ と言われて終わりです)

整体は症状をみるのではなく、原因を探って、それにアプローチしていくものです。

なので、対処の仕方が全く違っているので、この様になることが多いと考えられます。

EMSコースの使い方

2014年04月11日 | 整体
 今回EMSコースを作った理由でもう一つは

筋肉トレーニングをEMSを使って行い

「バランス」を整える

ということです。

 現在、治療院には80代の方が6人通われています。

皆さんお元気な方々で、

「より健康な状態を維持したい」

と、お話を聞いて感じておりました。

所がその中のお一人の方に

「筋肉を鍛えると言ってもこの年じゃねぇ・・・・」

と言われまして、その方の相談に乗って助けたい、

また正しい情報と共により健康な方向に向かうよう勧めたい、というのが1つ

 そしてもう一つは、ダイエットをされている女性が

「動かすのはいいんだけど、筋肉ついちゃうのが嫌」

というお話があったことです。

 まず前者のお年寄りの方話です。

いくつになっても人間は適応能力があります。

筋肉が衰えたとおっしゃる方がいますが、衰えるという事は

必要がない→要らない筋肉を太らせているのは身体に良いことがない→弱くなる

という風に考えて頂くとよいかと思います。

 ただ、やはり運動はしないと筋肉だけでなく心肺機能が衰えてしまうので

「歩く」を基本に「動くことは良いこと」ですので、運動は出来るだけおすすめします。

 その中で「楽に」「無理なく」動かしたい、という希望は当然だとも思うのです。

まして、トレーニングまでいかなくても、運動の最中に思わぬ怪我というのもある

年齢だとすると。

 そういう方の為にEMSを使っての筋肉を鍛えるのと、より効果的な運動の紹介が一つ。

 そして後者のダイエットの話ですが、それは次回に




EMSコースについて

2014年03月24日 | 整体
 ご無沙汰してしまい、すみません。

昨年、キューブトロンES4を導入してから

EMSについてのお問い合わせや、

「別途料金で使用させて貰えないか」

というご要望を数多く頂いておりました。

 基本的に私の治療院では「治す」をメインに

施術を行ってきましたので、

「ダイエット」や「脂肪をもやす」

というのは別に主眼を置いていませんでした。

 しかしながら、ここまでご要望が多く、

また、いい加減だったり、解剖学的に不適当な美容施術や、

間違った知識と方法論によるダイエットの方法が

巷にあふれているのを見て、

私の治療院に縁あって来て頂いている方に

「正しい方法論と知識に基づいた美容整体」

というコンセプトで新しくコースを作ることにしました。

 EMSをしっかり使って、筋肉をもやすor脂肪をもやす 

施術は通常の施術と違い、バランスを整えるだけでなく

ほぼ無痛で「伸びる」というのが実感して頂けると思います。

 3週間ちょっとですが、既にかなりの方に体験して頂いていますので

具体的にどの様にこのコースを使われているのかも

ここで紹介していきたいと思います

美容整体(整体EMS)コース

2014年02月28日 | 整体
患者さんからのご要望が多くあり、

この度、新しいコースが出来ました

美容整体(整体EMS)コースです

 より身体を良い状態へ作り上げたい方
 
 楽に身体を鍛えたい方
 
 気になる身体の部分を引き締めたい方

   におすすめのコース(約50分)です

内容は
 ・気になることに対して、その方にあった
   最も効果的なアプローチの仕方を
    ご提案させて頂きます

 ・そしてEMS(電気的筋肉刺激)を
  20分×2セット行うことによって
  楽に筋肉を鍛えることをねらいます
  脂肪やセルライトへのアプローチをします


 ・整体で筋肉のバランスを整えます


具体的には
・普段使わない筋肉へのアプローチでバランスを良くする

・運動するのが難しい方、ご高齢の方の
  無理のない効果的な筋肉トレーニングを行う

・姿勢を矯正することで、重心線を戻し動きやすくする

・「たるみ」への直接アプローチで引き締め効果を狙う

 などを目的としたコースです。

料金は通常のコースと同じ4000円です

ご興味のある方、ご希望の方、是非ご相談下さい

詳しい経緯や内容は明日から書いていきます。