タイムドメインのある暮らし

音楽を聴く喜びを取り戻してくれた「タイムドメイン」スピーカーと、好奇心に導かれるまま綴る、日常のあれこれ。

エージング考

2008年01月02日 | Hitorigoto
タイムドメインは、音の波形の時間変化をいかに忠実に再現するかというコンセプトで生まれたものです。
買ったばかりでは、音が固いし、評判とはずいぶん違うと感じると思います。事実、ミニのあとでYoshii9を買いましたが、ミニより低音が出ないような第一印象でした。しかし、十分にエージングが進んだ今では、豊かな低音が再生されます。

タイムドメインの本領を発揮するためには、音楽を聴く時間を多くとりたい。
スピーカーの物理的に動くパーツが、波形変化に追従するまで、ちょっと時間がかかります。車の慣らし運転と似ています。こちらは鳴らし運転ですが。

昨年購入したJupity301もエージングが進み、低域がずいぶんと柔らかくなりました。音楽の種類によってはYoshii9と比べても遜色がありません。

どれだけテクノロジーが進化しても不可能なことがあります。
たとえば植物の成長速度です。
今日、種まきをして一ヶ月後に稲刈りできるような品種はありません。
自然界は時間が上手く組み合わさって成り立っています。花が開くときに、受粉を手伝う虫がそばに存在するといった具合です。

人間の成長も同じで、急に大人になったりできません。
仕事でも即戦力が重視されますが、誰しも最初は新人です。以前は企業も人を育てる余裕がありましたが、経済重視の現在、安くて使い物になる人材!を求めています。人間もエージング(育つ期間)が必要だと思います。

タイムドメインとのお付き合いは、ゆっくり、じっくりです。
音楽を楽しみながら、エージングそのものを楽しんで下さい。

即戦力のスピーカーは沢山あります。
タイムドメインは熟成が必要なスピーカーです。
聴き手の音楽嗜好すら変わってきます。最後はスピーカーの存在を忘れ、音楽そのものの魅力に気づくことでしょう。


良い音・良い音楽

2007年10月23日 | TimeDomain
10月21日(日曜日)に上通YMCAでタイムドメイン試聴会と由井社長講演会を開催しました。

前日に私の機材をセッティングしていたのですが、当日の朝、由井社長に再セッティングをお願いしたところ、私が用意した機材は外されて、スピーカーにiPodとアナログプレーヤーだけのシンプルな構成になっていました。
色んな周辺機器をつながないと良い音がしない、と勘違いされないためなのだとか。なるほど納得!
我が家のYoshii9を持ち込んだのですが、なんか音が違う。社長自らセッティングしたYoshii9は、いつもより朗々と音を出していたみたいです。

講演会には20代女性から60代男性まで20人ほど集まり、熱心に耳を傾けておられました。
タイムドメインは聴いてもらうのが一番です。
私の知人・友人にも声をかけました。その1人、友人Kさんの日記をご本人の了解のもと転載させていただきます。ちなみにKさんは、熊本のレオナルド・ダヴィンチと私が密かに尊敬している方です。


【良い音・良い音楽】

今日は打ち合わせの後、熊本のYMCAで行われた、タイムドメインという画期的なスピーカーを開発したエンジニアでもあり社長でもある由井さんの講演会に参加してきた。 すでに結構なお年であるが奈良から車を飛ばしてきたという・・・げ、元気だ。
講演会開始直前に色々お話できたが、自社の製品に対する愛情が伝わってきて、話を聞けば聞くほど応援したくなる人物だった。

このタイムドメイン理論を基にしたスピーカーの音は、いわゆるオーディオマニアが信奉する周波数特性とか、低歪率とか、そーゆー音響理論の根底を揺るがす音がする。
たった3センチ程度の口径のスピーカーから心を揺さぶる音が出る。タイムドメインライトから流れてきた「ムーンリバー」の歌声に危うく涙しそうになった。
音の立体感、リアル感、それらが既存のシステムとは違う時点で機能している。

少し前にこんなことがあった。
ある友人が、タイムドメインミニを、インターネットで見つけて購入した。早速繋いで音を出した所に立ち会ったのだが、彼の第一声はこんなものだった。
「ん?低音が出らん。ネットでは”いい音”って書いてあったのに、こっじゃいかん。こりゃ返品ばい。」

彼は本当に返品してしまった。
実に困った話である。”いい音”というのが基本的に理解出来ていない。Hi-Fiなのがいいのではなく、ましてや不自然な誇張された低音が出るのがいいという事でない。
例えば同じ音をCDで聞いた時とアナログレコードで聞いた時でも、CDが必ずしもいい音であるわけではないのだ。事実、私のシステムでは未だレコードの方がいい音で鳴っている。

ある意味、彼のように感じてしまうのは仕方ない。我々が音楽を聞き始めた頃はレコードかカセットしかなく、ただそのまま聴いていても音が悪かった。そこで、色々工夫していい音を探したわけだが、今の若い人は、すでにCDというあまり苦労しなくてもある一定のHi-Fiの音に慣らされているので、いい音を追求した経験がない。そのため、デジタル化され、さらにはMP3などで音のニュアンスを切り捨てた音で満足している。
音の持つ原初的な心への影響力というものへの認識を失っている。

要は心に響くか?だ。昔の録音で音が悪くてもいい演奏は、いい”音”なのだ。
しかし、現在の音響理論に基づく再生システムでは、音のニュアンスを崩してしまう。重なり合い調和している音のハーモニーを再現できない。
これでは、心には響かない。タイムドメインはそれを可能にしているのだ。

惚れたぜ。

TIMEDOMAIN light

TIMEDOMAIN

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10月21日 熊本で由井社長講演・試聴会

2007年10月15日 | TimeDomain
今回のイベントはSNSの日記コメントがきっかけでした。

いつか由井社長にお会いしたいと思っていましたが、ひょんなことから実現する運びとなりました。それも地元熊本においでいただけるなんて、本当に嬉しい!!

インターネットによって多くの人が繋がるようになりました。
ホームページ、ブログ、SNS等は個人が手にした最強のメディアですね。紙媒体だったら配布する必要がありますし、目にふれる範囲に限界があります。今は動画やラジオだって個人で配信できます。
300bpsのパソコン通信時代には想像すらできない時代に生きています。

だけど、どのようにテクノロジーが発達しても、出会いは”ご縁”です。
お金の力で技術だけでどうにかなるものではありません。そこには見えない何かが働いているような気がします。

今回のイベントでは由井社長とお話しながら、Yoshii9はもとよりmini、light、Jupity301が試聴できます。お気に入りのCDや音源を持参いただくと、違いがより一層わかるかと思います。
由井社長には短い時間ですが講演をお願いしています。会場の関係で20名様限定です。こちらは私までメールでお申込み下さい。
kaze.morita@nifty.ne.jp

■■■由井社長講演・タイムドメイン試聴会■■■
日時 10月21日(日)
   試聴会 11:10~13:00、14:00~15:00
   講演会 13:00~14:00(無料・要予約)
会場 熊本市上通 上通YMCA
   なお、当日は上通YMCA祭を開催しています。
   バザー、模擬店、Wiiが当たる目方クイズ、
   英会話レッスン体験コーナー等
   ※祭の益金は、青少年育成募金へ充当されます。

皆様とお会いできることを楽しみにしています!


Jupity301がやってきた

2007年10月08日 | Jupity301
Marty101の上位機種ともいえるJupity301が我が家にやってきました!

これで我が家のタイムドメインスピーカーはYoshii9、mini、light、Marty101それにJupity301が加わって5人兄弟となったわけです。

こんなにスピーカーがあってどうするの?と友人から尋ねられますが、テレビにつないだり、書斎で聴いたり、とタイムドメインなしでの音楽生活は考えられません。(カミさんから、これ以上スピーカーは買わないでよ、と釘を刺されましたが・・・)

さて、さっそくJupity301を見てみましょう。
Marty101と形状は似ていますが、大きくかわったのはボディの材質です。プラスチックからアルミ合金になり、筐体の共振が抑えられています。重量が増したこともあり、設置時に安定感があります。

電源部はリニアACアダプター採用です。Marty101の可愛いACアダプターに比べ、かなり大きくなりました。

スピーカーユニットはMarty101と同じ口径です。

Marty101と比較してみると、低音の質感というか、厚みが違います。
タイムドメインスピーカーの特長として、小口径であっても低音楽器の存在をしっかり感じることができます。ボックスを共振させないので、低域がピンボケにならずクリアーに聴こえます。
そこに厚みが加わったのがJupity301の低音です。茶の間のテレビにつないだのですが、迫力ある低音が聴こえるようになりました。タイムドメインの自然な音、クリアーな音に、クリアーな厚みのある低音が加わったと感じました。
一般家庭のリビングや茶の間でテレビやDVDを楽しむには最適ですね。

Yoshii9とも聴き比べてみました。
これは価格差もあり、Yoshii9は別格なんだと再認識する結果になりました。
低域再生に、それがはっきり現れています。

たとえるなら、銀塩写真がYoshii9、高解像度デジタル写真がJupity301でしょうか。小さな写真だと見分けがつきませんが、引き伸ばすとその差が歴然とします。

Yoshii9の低域は包み込むような量感を伴います。Jupity301は量感こそYoshii9に及びませんが輪郭はしっかりしています。

Yoshii9は重たく大きいので、手軽に持ち運びできませんが、Jupity301なら手軽に設置場所を変えることができます。これは大きなメリットだと思います。

タイムドメインなのに低域とか高域などのFドメインにこだわるのは変ですけど、中高域の解像度も高く繊細で上質な音です。

スピーカーの存在が消えて、そこに音楽だけが現れるのは、タイムドメイン共通の性格です。

テレビ画面が大画面化し、繊細でありながら迫力ある映像を楽しめるようになりました。その反面、スピーカーは小型化し多チャンネル化して複雑になっています。Jupity301は地を揺さぶるような低域や、化粧?したみたいにキラキラした高域はありませんが、音の波形を忠実に再生することで生まれる圧倒的臨場感が特長です。

家庭で上質な音楽を好きな人と楽しみたい、DVDを臨場感たっぷりの音で観たい。
Jupity301は、そんな人にオススメのスピーカーです。

BauXar ボザール Jupity ジュピティ301 アンプ内蔵タワー型タイムドメイン・スピーカー

日本エム・イー・ティー

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JAZZの聖地を救って!

2007年09月20日 | Hitorigoto
ジャズの聖地ニューオーリンズが危機的状況にあるのを御存知でしょうか。

ハリケーン「カトリーナ」被災から2周年、ニューオーリンズの現状

ハリケーンの被害を受けたニューオリンズは今

ニューオーリンズに壊滅的な被害をもたらしたハリケーン「カトリーナ」から2年。多くの人々は他の街へ避難したまま帰ることができない状況が続いています。復興のスピードも遅く、世界の財産であるジャズのルーツが枯れようとしています。

その状況を憂いた人々によって、日本各地で支援コンサートが開かれます。
今年の秋、東京、八代、熊本、鹿児島で、米国の一流ジャズメンを招き、復興支援チャリティコンサートを開催します。

私は八代会場でお手伝いをします。
コンサートに足をお運びいただけると嬉しいです。
http://jazzhounds.blog.ocn.ne.jp/helpneworleans/


初心に帰る

2007年08月25日 | TimeDomain
このブログを立ち上げた当時、タイムドメインは知る人ぞ知るスピーカーでした。
それがインターネットや雑誌などを通じて、多くの人に知られるようになり、ネット上にも賛否両論の意見が見受けられるようになりました。

「素晴らしい」「ビルゲイツが絶賛!」「癒しの音」といった賞賛から、「低音が出ない」「高音がつぶれる」「ネットの好評価は異常」といったものまで、ネット上で、様々な意見が飛び交っています。

それはタイムドメインが市民権を得たことの証明でもあり、タイムドメインファンの1人として素直に喜んでいます。

私自身はハイエンドオーディオを体験したこともなく、コンサート会場に足しげく通ったこともない、ただの音楽好きです。
その私に音楽の素晴らしさを再認識させたのが、タイムドメインminiでした。
ただただ、音楽を聴いていたい。音楽はこんなに素晴らしかったのか、と。

私にそのような変化を与えたという事実が、このブログの出発点です。
タイムドメインが他のシステムとどのように違っているか、優位か、どこが劣っているか、などと分析することに興味はありません。

オーディオスペックを求める人にはタイムドメインは不向きでしょう。お金をかければ、どれだけでもハイエンドのシステムがあります。

普通に暮らしている中で、音楽を手軽に楽しみたいという方にこそ聴いてもらいたいと思います。今まで聴いていたCDが別物のようになります。

私に音楽を聴く喜びを取り戻してくれたタイムドメイン。その初心に帰りたいと思う今日この頃です。
TIMEDOMAIN TIMEDOMAIN mini TIMEDOMAINMINI

TIMEDOMAIN

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Mac miniがやってきた

2007年05月04日 | TimeDomain
同じminiでも、こちらはMac miniの話。

Apple製23インチのシネマディスプレイ(中古)を手に入れたまでは良かったのですが、自宅のWindowsデスクトップPCでは使えないことが判明。それじゃ、と思い切ってMac miniを購入しました。
Apple Mac mini (CoreDuo1.83GHz 512MB 80GB SuperDriveDL)
晴れてMacユーザーの仲間入りです。
これを機にYoshii9を書斎から8畳の和室に移動し、お客様にも聴いていただけるようセッティングしました。

Mac mini光デジタルオーディオ出力ポートからSE-U55GXを経由してYoshii9エンジン(アンプ)に接続しています。
Mac miniのみAC電源で、SE-U55GXとYoshii9はバッテリー駆動。まるでハイブリッドカーみたいです。

Mac miniは小さくシンプルなデザインで、静音性に優れています。(CD再生時に回転音が気になるのでiTunesにエラー補正ありで取り込むのが良いでしょう)

Apple製品は音が良いですね。パッケージの材質やデザインも秀逸。Windowsとは違う洗練されたセンスを感じました。
Apple Mac mini (CoreDuo1.83GHz 512MB 80GB SuperDriveDL)[MA608J/A]

アップルコンピュータ

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高菜漬け

2007年03月04日 | Hitorigoto
本日は久しぶりに夫婦そろっての休日でした。
朝から家庭菜園で採れた高菜を漬け込みました。

庭先にむしろを敷いて、いよいよ作業開始。

あらかじめ収穫した高菜を塩水にくぐらせて、根元の部分に塩をまぶして手で揉みます。たまに葉っぱにナメクジが潜んでいたりするので要注意です。
あとは塩を加えながら漬物樽に漬け込みます。

作業場にはタイムドメインlightとiPodを持ち込みBGMを流しました。
屋外で聴くタイムドメインlightは、離れていても音がクリアー。なんとも贅沢な時間でした。いつも会社でマウスをクリックするばかりですが、たまには土に親しむのも良いものです。

午後からは近くのホームセンターでバッテリーや充電器を物色しました。Yoshii9の脱コンセント化をちょっと試してみようと思い立った次第。
バッテリーは農機具(コンバイン)のを外して使おうと思います。稲刈りのときにしか使わないので、有効活用を図ろうというわけですが、どうなりますことやら・・・。



2月25日、吉祥寺にあの由井さんがきます。

2007年02月21日 | Marty101
一昨年の夏からmixiにハマって、今や生活の一部と化してしまいました。

タイムドメインに関するコミュにも入っていますが、とうとう自分でMarty101ファンクラブコミュを立ち上げるに至りました。
コミュのトピックでイベント告知がありましたので、皆様にもお知らせしたいと思います。

情報提供者はカクさんです。

◇吉祥寺にあの由井さんがきます。◇
 すいません。告知させてください。
 わたしも愛してやまないMARTY101。
 おもわず会社で販売することになる始末。。
 さらに由井さんもお呼びする始末。。
 お近くの方ぜひぜひ。

http://neuro-cafe.com/timedomain/
ちょっとかわったインターネットカフェ(ニューロカフェ)
 ではMARTYをフロアの角にスピーカーをおいて(計4発)
 BGM聴いております。
http://www.neuro-cafe.com/

 サラウンド感。すごいです。さらに、当日はyoshi9も登場
 聞いてない方は是非。。

ということで、お近くの方はこの機会にタイムドメインを体験してみませんか。


小音量でも変わらない音

2007年02月03日 | TimeDomain
大好きなjazzピアニスト、上原ひろみのSpiralは、ゆったりとしたピアノのソロから始まります。静けさの中に響くピアノの単音は、これから始まる大きな渦(スパイラル)を予感させるもの。やがてベースとドラムが加わり、渦は広がりはじめます。そして怒涛の渦に聴衆を巻き込んでゆくスケールの大きな曲です。

最初のピアノのメロディーはゆっくりで、単音か2音のシンプルなもの。タッチも繊細です。
従来のオーディオだったら、ボリュームを上げないと、そのニュアンスが伝わってきません。それくらい繊細なタッチをクリアーに再生するのがタイムドメインです。

タイムドメインスピーカーの大きな特徴は、小音量での再生音がクリアーであることです。
ひとつひとつの楽器が分離しており、余分な補正の必要を感じません。
その特徴は、通常の音楽再生でも十二分に発揮されます。オーケストラやバンドで埋もれがちな、音量の小さな楽器の音も、クリアーに分離再生してくれるのです。これが、タイムドメインの臨場感溢れる再生音の秘密ではないかと思います。

パソコンとONKYOのSE-U55GXの組合せで、音がより一層クリアーになったこともあり、音量を上げなくても十分に音楽を楽しむことができるようになりました。デジカメに譬えるならCCDの画素数が増えて、レンズが明るくなったと言えるでしょう。

ベースは音の動きや弦を弾く音がリアルになり、ボーカルはブレス音まで聴こえます。シンバルも音像がシャープになり、スティックの動きすら見えてくるかのよう。

家庭で音楽を楽しむなら大きなパワーアンプやスピーカーは不要です。それはスーパーカーを公道で走らせるようなもの。
家族と共に音楽を楽しむなら、リアルな再生音を小音量で実現するタイムドメインがぴったり。我が家ではタイムドメインlightをテレビにつないでいます。ドキュメンタリーや音楽番組で違いがはっきり分ります。DVD再生にも最適です。

タイムドメインスピーカーは、音の波形「カタチ」を忠実に再生する装置です。
小音量であれ、大音量であれ、不要な振動を加えず、音のカタチ(時間変化)を再生することに徹しています。

そのシンプルさが、音楽そのものの魅力を引き出してくれます。スピーカーの存在が消えて、そこにあるのは豊かな音の世界です。

TIMEDOMAIN light

TIMEDOMAIN

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