タイムドメインのある暮らし

音楽を聴く喜びを取り戻してくれた「タイムドメイン」スピーカーと、好奇心に導かれるまま綴る、日常のあれこれ。

パソコンをオーディオ機器に(まとめ)

2007年01月06日 | TimeDomain
パソコンをオーディオ機器にしようと思いたった始まりは、ONKYOのサイトで見つけたHDサウンド(24bit/96kHz)でした。

CDを遥かに超える規格であるため、再生できるポータブル機器がありません。今のところパソコンでしか再生できません。
パソコン内蔵のサウンドボード経由の音(ヘッドフォン端子)でも、びっくりするほど音が良くなったことを覚えています。

「USB経由のオーディオプロセッサーなら、PC内部の雑音から逃れられるし音も更に良くなるかもしれない!」

そして見つけたのがONKYOのSE-U55GXです。
HDサウンド対応と入力セレクターとしても使えるのが決め手でした。価格も手頃です。奇しくも小堤琴奏者さんも同時期に購入しておられ、このブログに初めてのコメントをいただきました。

それからタイムドメイン社BBSでも本ブログでもSE-U55GXの情報が飛び交い、今では多くの方がその音に接しておられます。
更に音が良くなる方法もアップされていますが、かえって基本的なところが分りにくくなったかもしれません。

そこでパソコンをオーディオ機器にする方法をまとめたいと思います。
私はMacに関しては素人ですので、Windowsマシンの場合のみとします。

パソコンをオーディオ機器にする最大のメリットは
「CDに納められているデジタルデータを誤りなくハードディスクに保存し再生することで、CDに納められていた音そのものを100%引き出す」ことにあります。

まず必要なものは

1.パソコン
  WindosXPが動くもの
  CDを無圧縮で取り込みますので、ハードディスクは空き容量が沢山あるほど良いです。
  冷却ファンの音が静かであることも大事です。このあたり無神経なメーカーもあります。

2.ソフト
  iTunes
  CDをハードディスクに取り込むために使います。
  無料でダウンロードできます。(iPodがなくても動作します)
  読み込み時は、無圧縮、エラー訂正有、48KHzの設定がポイント。

3.SE-U55GX(ONKYO製)
  電源独立であるため、パソコンを立ち上げなくても入力セレクターとして機能します。
  アナログ音源をパソコンに取り込むことができます。
  パソコンからのデジタル信号をアナログに変換します。(高音質、高S/N比)
  LINEOUTからタイムドメインと接続します。

たったこれだけでパソコンがオーディオ機器になってしまいます。基本的にはこれだけです。

さらに音を良くする方法(セッティング、コード、アクセサリー)は、タイムドメイン社BBSや本ブログのコメントに詳しく述べられていますので、ここでは割愛させていただきます。

パソコンにタイムドメインをつないでおられる方は、2.の方法でCDを取り込んでiTunesで再生してみて下さい。それだけでも音の違いが実感できると思います。
(SE-U55GXなしでもかまいません)

HDサウンドは別格ですが、CDはこんなにも音が良かったと気づかされました。その違いを再生できるタイムドメインは、やはりすごいです。

ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55GX(B) /ブラック

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ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55SX(W)

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パソコンをオーディオ機器に(3)

2007年01月03日 | TimeDomain
明けましておめでとうございます。
九州もちょっと寒いお正月です。あまり外出することもなく自宅で音楽に浸っていました。

パソコンをオーディオ機器にできるか実験していたのですが、結果は「正解」でした。タイムドメインにつなぐCDプレーヤーを買い増す必要もなくなりました。自分の持っている機材で十分に高音質な音楽を楽しめます。

私には以前から大きな疑問がありました。
デジタルで記録してあるはずのCDですが、CDそのものに緑色のポスカを塗ったり、特殊コーティングすることで音が改善されるのはどうしてだろうと。

デジタル信号をリアルタイムで読み取り再生するCDプレーヤーは、盤面の傷などで読み取りできない部分を補正して再生します。それは当然、元のデジタル信号とは異なるもので、再生音に影響を与えます。つまり、わたしたちが聴いているCDの音は録音データとは異なっているのかもしれないのです。

上記の音を良くする方法というのは、レーザー読み取りのエラーを少なくする方法です。その結果音質が改善されるわけです。

ところが、パソコンを使うと、音楽CDに納められているデジタルデータを補正なしに正確に再生できるようになります。小提琴奏者さんに教えていただいたやり方です。

iTunesでCDをパソコンのハードディスクにデジタルデータとして保存して再生するというものです。

iTunesのメニューで以下の設定を行います。
「編集」→「設定」→「詳細」→「インポート」
 インポート方法:WAVエンコーダ
 設定:カスタム(サンプルレート:48KHz、サンプルサイズ:16bit、チャンネル:ステレオ)
 「オーディオCDの読み込み時にエラー訂正を使用する」にチェックを入れます。

無圧縮とエラー訂正がポイントです。サンプルレートを48KHzにすることも忘れないで下さい。欠点は読み込みに時間がかかることですが、パソコンで他の作業しながらでも読み込みはやってくれるので、ここは我慢。

iPodと同期させて高音質な携帯CDプレーヤーにするのも良し。SE-U55GX経由で鳴らすのも良し。CDに納められていた本来の音がよみがえりました。

さて様々なCDを読み込んでみましたが、音の情報量がアップしたのがわかります。ホールトーンが鮮明になります。ボーカルに艶が加わります。ヴァイオリン奏者の息遣いまで聴こえます。
高域の繊細さは特筆すべきものがあります。小さな音でもにピントがしっかり合っている感じです。低域も豊かです。

CDには、まだこんな音が入っていたんだと驚くことばかりです。
それをきちんと再生するタイムドメインスピーカーのポテンシャルの高さは言うまでもありません。
ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55GX(B) /ブラック

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パソコンをオーディオ機器に(2)

2006年11月18日 | TimeDomain
オンキョーのサイトで見つけた、CDを上回る量子化ビット数24bit、サンプリング周波数96kHzのHDサウンド(high defintion)は、Yoshii9の潜在能力を引き出して余りあるものでした。

HDサウンドはCDを超える規格であるため、再生するにはパソコン(PC)が不可欠です。それならPCをオーディオ機器にしてしまえというわけで、見つけたのがオンキョーから発売されているUSBオーディオプロセッサーSE-U55GX

選んだ理由は、HDサウンド対応であること。入出力がデジタルとアナログ双方に対応。ジッター値を大幅に軽減する内部水晶クロック同期の採用。電源はPCから独立。価格がリーズナブル。

結論から言いましょう。これは「買い!」でした。

Yohsii9とヤフオクで手に入れたSONY PBD-V30が現在のシステムです。この音に満足していましたが、PBD-V30は生産が終了しており、現在は中古を探すしかありません。
ところが、SE-U55GXとパソコンを組み合わせることでPBD-V30以上のクオリティーが実現します。

SE-U55GXは入力がDIGITAL,LINE,USB,MICの4系統。
出力はアナログ、デジタル、ヘッドフォン。

現在の構成ですが、DIGITAL入力にはPBD-V30をデジタル光コードで接続し、これまで以上の音を楽しんでいます。

LINEにはAIWAのアナログプレーヤー。付属ソフトを使うとアナログ音源をCDにできます。実際にやってみたところ、満足のいく結果が得られました。

USBを選択するとパソコンが音源になります。HDサウンドやMIDI、MP3、CDの再生が楽しめます。付属のリモコンがなかなか便利です。

MIC端子はまだ使っていません。ステレオではなくモノラル入力です。

SE-U55GXの電源はACアダプターから供給されています。
PCの電源を入れなくても使えるメリットは大きいです。PCを使わないときはタイムドメインの入力セレクターとして機能します。今まではプレーヤーをつなぎかえるたびにプラグを抜き差ししていましたが、接点を傷めたり、汚れによる音質劣化の心配がなくなりました。

Yoshii9はもちろんですがMarty101との相性は抜群です。高域の繊細さ、低域の力強さ、表現力がさらに増しMarty101が違うスピーカーになったのかと錯覚するほど。
今さらながらタイムドメインの秘められた潜在能力に驚かされる結果となりました。

ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55GX(B) /ブラック

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パソコンをオーディオ機器に(1)

2006年11月03日 | TimeDomain
タイムドメインminiやlightをパソコンにつないで使っている人は少なくないはずですね。

ノートPCのチープな内臓スピーカーから出る音に慣れてしまった耳に、タイムドメインの音はすごく新鮮でした。安物のコンポを買うよりずっとましです。
こうなればパソコンをオーディオ機器にしてしまいましょう。

パソコンを利用するとCDを超える規格の音源を扱うことができます。
これは感動ものです。
最近見つけたのは、オンキョーのサイトです。
http://music.e-onkyo.com/
HDサウンド(high defintion)という、CDを上回る量子化ビット数24bit、サンプリング周波数96kHzの楽曲を提供しています。

「ミュージシャンのレコーディングでは24bit/96kHz以上が増えてきています。しかしCDにする段階で16bit/44.1kHzへダウンミックスすることとなり、録音マイクがかろうじて捉えることができるアーティストの息づかいや、録音スタジオの空気感など非常に細かなレベルの情報がカットされてしまいます。
当ショップではレコーディングされた音を余す事無く楽しめるようにハイクオリティーなまま楽曲を提供致します。」

デジタル録音するとき、音の波形を一秒間にどれだけ細かくスライスするかがサンプリング周波数、スライスした波の高さをどれくらいの精度で表現するかは量子化ビット数で決まります。

24bitのHDサウンドはCDの256倍という分解能をもっています。
ウィンドウズ・メディアプレーヤーで再生するようになっており、その音は「濃厚でリアル」です。高域から低域まで音が太い。なおかつ繊細である。この相反するものを、あっさりと表現していることに驚きました。

サンプルだけでも高音質ですが、ぜひ楽曲をダウンロード(1曲あたり300円から)してみてください。多分、CDに戻れなくなります。

Marty101で最初聴いて驚きました。別のスピーカーにつないだような錯覚に陥ります。HDサウンドおそるべし! Yoshii9につなぎかえてみると、驚きはさらに大きくなりました。シングルコーンでこんな音は有り得ない!
HDサウンドを表現するタイムドメインの潜在能力に驚かされる結果となりました。

HDサウンドに驚いた私ですが、パソコンでもっと良い音を聴きたいとネットを調べたところ、オンキョーからUSBオーディオプロセッサーが発売されていました。価格もリーズナブルだしHDサウンドに対応しています。これは期待できそう!

そのレポートは次回お届けします。

ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55GX(B) /ブラック

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マクセル タイムドメインスピーカー MXSP-4000.TD

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どこでもタイムドメイン light

2006年10月26日 | Hitorigoto
light専用キゃリングバッグのおかげで、タイムドメインの音をあちこちに持ち運んでいます。

先日は休日を利用して嫁さんと結婚○○年のデート旅行に車で出かけました。結婚○○年は”真珠婚”なのだそうです。
さて○○に入る数字は?(^^)

愛車ネイキッドの後部座席にTDlightを置きiPodをつないでドライブのBGM。クリアーな音が車内に広がります。電源はシガレットからのDCを市販のDC-ACコンバーターで交流100Vに変換して使用。

二人の甘い(?)会話をさえぎることなく雰囲気を盛り上げてくれました。多分、血液サラサラでストレス度も低くなっていたに違いありません。

SNSのチカラ

2006年10月12日 | Hitorigoto
SNS(ソーシャル・ネットワーク・サイト)がちょっとしたブームのようです。
最近、SNS大手のmixi(ミクシィ)が上場して一般にも知られるようになりました。

SNSは招待されないと入ることができないという仕組み(例外あり)になっていて、それが上質なコミュニケーションにつながっているような気がします。

私も昨年8月からSNSを利用するようになりました。やってみるとけっこう面白いです。
もっぱら使うのはSNSの検索機能。日記やコミュニティーを”timedomain"とか"タイムドメイン”で検索すると、けっこうひっかかります。
それが縁でネット上で友達になったり、情報交換したりしています。

タイムドメインはテレビでCMを打つわけでもないのに少しずつ知られるようになりました。それにはブログやSNSでの”口コミ”が少なからず貢献しているのだと思います。

全国的なSNS以外に地域SNSと呼ばれるものがあります。
これはローカルな限定された地域でのSNSです。地元ならではの濃い情報とか、リアルなつながりも期待できるのではないかと思います。

私は7月にオープンした熊本の地域SNS”光の玉手箱”の運用管理を行っています。興味のある方はのぞいてみてください。
今なら招待状なしで登録できます。もちろん県外お方でもOK!

光の玉手箱
https://www.hikaribako.jp/

これからネットはどのような方向へ進むのでしょうか。WEB2.0はもう古くて、次はWEB3.0なのだそうです。

ネットのおかげでタイムドメインに出会い、多くの情報を得ることのできる恵まれた時代に生きることに感謝です。これからネットが進化することによって、今まで知られていなかったスゴイ情報に出会うことができるかもしれません。

免疫力とタイムドメインの関係

2006年09月23日 | TimeDomain
タイムドメインの存在を知ったのは2002年8月。obraという雑誌の特集でタイムドメインが紹介されていました。
好奇心がもたげて、さっそくminiを注文。
びっくりするほどの早さで届いたその音を聴いて驚きました。今までのオーディオとは違う、その自然な音。こんな小さな口径でなぜ低音が再生されるのかも不思議でした。

それから眠っていたCDを次から次に聴き始め、レンタルCD屋さんに通うようになりました。とにかく音楽を聴いていたい。キモチよい温泉にゆっくりひたるように音にひたる毎日。
休日は仕事のストレスか疲れがたまっているのか、とにかく眠い。そんなとき、畳に大の字に寝転がり、ひたすら音楽を聴き続けました。

今にして思えば、それが音楽療法だったのでしょう。からだが心がタイムドメインの音を喜んでいる。そんな感覚です。

書斎にいるときは、いつもタイムドメインから音楽が流れている。それが普通の生活になりました。聴き疲れどころか、いつまでも聴いていたい音です。

インターネットでタイムドメインについての感想が色々ありますが、その中には体の変化や精神的な変化をあげる人が少なくありません。

精神的に落ち着いた。
体があたたかくなった。
病気が回復してきた。

わたし自身は、あまり疲れを感じなくなりましたし精神的にも落ち込むことが少なくなったような気がします。

普通のスピーカーではありえないような感想です。それだからこそアヤしいと感じる人もいらっしゃるようですね。

そんな方の疑問に答える本が出版されました。
別冊宝島 実践!安保免疫学 がんにならない「生活術」
音楽療法で科学的に検証した結果、タイムドメインlightから出る音を聴いた人はストレス耐性がアップし、血液もサラサラになっているのがデータと写真で掲載されていました。どうやら、免疫力もアップするらしいです。

これまで自分が体験したり聞いたりしたことの裏づけがとれました。
タイムドメインが「こころのオーディオ」とうたっているのは本当だと思います。もっと正しく言うなら「こころとからだのオーディオ」なのかもしれませんね。

TIMEDOMAIN light

TIMEDOMAIN

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亀の子アンプ

2006年09月14日 | TimeDomain
スピーカーにばかり注目が集まりがちなタイムドメインですが、今回はYoshii9エンジン(アンプ)に目を向けてみたいと思います。

単体価格は126,000円。単体販売はGS-1ユーザー限定で、一般の方がアンプだけを購入することはできません。
出力は12W+12W。電源スイッチと2系統のセレクタ、そして音量調整ツマミだけ。常識を外れた形状のアンプですが、そこから出てくる音は、本当にピュア。何も味付けしないというポリシーが徹底しています。

外見はまるで亀。重さは1キロ。
叩いてみるとゴツッと短く鈍い音がします。今までのアンプを叩く音とまったく違います。つまり余計な機械振動が内部の部品に伝わりにくい構造なのです。

アンプの部品を変えると当然出てくる音は変わりますが、プリント基盤を削ったり、基盤の一部を切り取っても音に変化があるといいます。電子部品は音波はもとより様々の振動を受けます。それがフィードバックして音に影響を与えます。

無骨なYoshii9エンジンがカブトガニ以上に頑丈な甲羅に覆われているのは、機械的振動を防ぎ、ピュアな電気信号をスピーカーに送り込むための必然的デザインだったのです。

いわゆるオーディオアンプにつきものの歪率や周波数特性などの表示は一切ありません。それは、測定値によるスペックで競わず、出てくる音がすべてであるという自信のなせるわざなのでしょう。

特異な形状のスピーカーが特徴のタイムドメインですが、Yoshii9エンジンに秘められた様々な工夫・アイディアにも要注目ですね。


ミニ、試聴できます

2006年09月04日 | TimeDomain
不思議なご縁で応援している女性二人が立ち上げた熊本の女性ポータルサイト「UP-BEAT」が、「オンナの溜まり場」というステキなスペースをオープンしました。

ここはお二人が良いと思ったものしか置かないというこだわりのスペースです。そんな二人もタイムドメインの音はお気に入り。

ここでタイムドメインminiの試聴もできます。お気に入りのCDを持参して音を楽しんでみてください。もちろん二人が選んだお気に入りのアイテムをながめたり購入したりできますよ!

音が通る

2006年08月26日 | TimeDomain
専用キャリングバッグのおかげでタイムドメインlight活躍の場が広がりました。
昨夜は、80人ほど座れる会議室でデイキャンプのビデオ映像をプロジェクターで投影し鑑賞しました。デイキャンプに参加した子どもと保護者あわせて50名ほどの人数です。

そこで活躍したのがタイムドメインLightです。時間前にゲド戦記の「テルーの唄」をかけました。澄み切ったボーカルが会場を満たし、充分すぎるほど。やがて子供達がやってきて、会場がざわついてきましたが、タイムドメインの音はクリアーに響いていました。

さて、本番。ビデオの音声出力をlightにつなぎます。ボリュームは8分目ぐらいにしました。さすがに音声のピークでは音がつぶれがちですが、小さな背景音はクリアーです。ビデオに収録された、セミの声、小鳥のさえずり、子どものはしゃぐ声が、きちんと聞き取れましたし、とても自然な音でした。タイムドメインの「音の波形が崩れない。遠くまで通る」という特徴は本当です。

タイムドメインlightには出力の記載すらありません。miniの7~8割ぐらいでしょうか。PAにとって必要なのは出力もさることながら、音の波形をそのまま伝える能力だと思います。

タイムドメインに音圧(パワー)が加われば、鬼に金棒ですが、個人的に音楽を楽しむには、今の製品でも充分すぎるくらいです。