バレエ教室に通わせました。
バレエは体感を鍛えるのに良いかと、ダウン症の特徴でもある筋力が弱いこと、踊るのが好きなことからバレエを習わせようと思いました。
知り合いの方を頼りに先生に娘がダウン症であること、発表会は無理だと思いますので、バーレッスンだけでも良いので習わせて頂きたいとお願いしました。
すると先生は特別扱いは致しません、モモさんが習いたいと言うのなら構いませんとのお返事でした。
たしか5・6歳だったか幼稚園の頃だったか?年齢が定かでありませんが(物忘れが進んでます)
習い始めて2年に一度の発表会、先生が発表会出ますね!と私は「発表会は、一寸無理かと」といいましたら、先生は大丈夫です、ももさんが出たくないのなら別ですが、と言ってくださいました。
初めての発表会は花のワルツ、ハラハラドキドキでしたがなんと上手く踊ることが出来ました。(親ばかです)
発表会は2年に一度、素敵な衣装着て得意そうな顔をする娘が可愛かったです。
これはたしか2回目の発表会の時の写真かな?
これは次の発表会、少し大人になった感じ、先生と一緒に。
小学校4年生にもなると同じ年齢のお子さんたちがトウシューズを履くようになりました。
娘は筋力が弱いので足首を痛めたらとのことで無理でした、そのころには先生に足が痛いとか言うようになり、ここが限界かなと思いました。
楽しいバレエが苦痛になったら、後々辛い思い出にしかなりません。
「バレエ小さいころ習ってたんだよ、楽しかったよ」と言える所で終わりにした方がいいと思いました。
私が「バレエ楽しかったね、また出来るようになるといいね、それまで少しお休みしようか」と言ったら娘もホットしたようでうなずいていました。
あれから何年??
娘が高等養護学校卒業して家での生活になって運動もしなくなったら、まぁ太ってきました。
これはまずい、何とかしなくっちゃと、小さいころバレエを習っていた時に助手をしていた方が結婚してバレエ教室を開いたので、大人のバレエ教室で娘と一緒に習い始めました。
子供の頃習っていた先生は引退しておりました。その先生がお亡くなりになったと聞いた時、娘を引き受けて下さったときの心強いお言葉を思い出しました。
そのことを今の先生に伝えると、「先生はモモさんを受け入れるためにダウン症の事いろいろ調べていたようです」と言ってました、「助手の私にも特別扱いしないように、普通のお子さんと変わりなく接してあげてくださいね」と言われたそうです。
そんないきさつがあったとは、なにも知らないまま娘も私もバレエを習わせていただいたこと、もっともっと御礼を言いたかったと後悔しました。感謝感謝です。
そして又こうして楽しくバレエが出来ていることに感謝です。
え~~~っと 成人してから習い始めた時の写真、、、先生が撮ってくださいました。
恥ずかしいのでぼかしてみましたが、、体形が、最近はもっとふくよかになってます。(笑)
私も背中が丸くなってきたので一緒に習っていますが、膝関節変形症になってからはゆっくりと動かしています。
大人のバレエ初めてから17年が経ちました。これからも親子で楽しみながら続けていけたらなと考えています。
追
発表会?! いやいやそれは無理です!巨体をさらせだすわけにはいきませんから(笑)