忘れな草と蒼い空

好きなものはどんな時でも ただ馬鹿みたいに大事にすること(「すみわたる夜空のような」/銀色夏生)

「あおい」

2008-10-14 20:22:05 | 読んだものメモ
あちらに、2冊読んだ、って書きましたが、
1冊は下にも書いてる「A型自分の説明書」。

もう1冊が、、、

「あおい」/西加奈子 (小学館文庫)

「さくら」って本を知ってる人が多いかもしれない
そんな私も、この人の本の初読みは「さくら」だったし。

西加奈子さんのデビュー作です☆


この人が描く人たちに映る世界は、
何て言うか・・・“そのまま”なんですよね。
きれいだとかきたないだとかじゃなくて、
目に見えたものをそのまま言葉にしてる感じ。

主人公も自由だし、ほんと、その辺に・・・周りにいそうで。
でもなんでそんなにカラッとしてるのかな~とか思っちゃうんだけど。

でもでも、
「こんな好きになった人、おらん。」
ってひとことで、感情移入できてしまった(笑)。


短編が3つ入ってるんだけど、
個人的には「サムのこと」が好きでした


少し前に、同じ作家さんの「きいろいゾウ」も読んだんですけど、
これも面白かったです♪


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