誓球の空 - since 2001 -

昭和43年盛夏、初めて出会った人生の師匠は云った。
未来に羽ばたく使命を自覚するとき、才能の芽は急速に伸びる。

epilogue 2016 箱根駅伝予選会(一)

2016年10月16日 | 青藍の譜2016-2021

1秒をけずれ! 最後まで諦めるな! 監督やコーチの檄が飛ぶ。
選手が顔をゆがめながら、限界突破の力走を見せる。

澄み切った秋空が、青春の挑戦を見守っていた。
実力拮抗の大混戦といわれた今年の箱根駅伝予選会
2年ぶり2度目の箱根出場を決めた創価大学の駅伝チームは、レース前半から上位に食い込む展開だった。

20キロの勝負の中で、タイムを意識して走る選手、集団走で順位を維持する選手など、
各人がそれぞれの役割を果たした。
3位という結果は、日頃の猛練習で培ったチーム力の成果だ。

結果発表が行われた広場には、昭和記念公園のシンボルであるケヤキの大樹がある。
広々とした野原に1本、堂々とそびえ立つが、その幹は複数の幹が合体したようにも見える。
個性が生かされ、合わさった時に最高の力が発揮される駅伝競技の醍醐味を象徴するかのようだ。

予選会は気温16.7度の無風だったが、真冬の本戦では烈風も厳しい坂も待っている。
だが、創大が誇る抜群のチーム力で新たな歴史を開いてほしい。

本戦まであと78日
明年1月2日、東京・大手町のスタートラインに立つ赤と青の縦縞のユニホームを楽しみに待ちつつ、
私たちも人生の最高記録に挑んでいきたい。


                                            心の琴線に触れる記事を見つけた。
                                            [ 2016.10.16 聖教新聞 (名字の言) ]  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第93回 箱根駅伝予選会 | トップ | 2016年 秋季東京都高校野球大... »

コメントを投稿

青藍の譜2016-2021」カテゴリの最新記事