映画「陽だまりの彼女」と「ベストジーニスト発表」@ 河北新報夕刊10/7( 月)

10/7(月)河北新報夕刊
evening entertainmentに、「陽だまりの彼女」と「ベストジーニスト発表」が並んで載りました。
文字起こしします。

▽【松本潤・上野樹里共演映画「陽だまりの彼女」】
【理想の恋愛ストーリー・後半、秘密が明らかに】
　
「女子が男子に読んでほしい恋愛小説ナンバーワン」のキャッチコピーで、ベストセラーとなった越谷オサムの小説「陽だまりの彼女」が、松本潤と上野樹里の共演で映画化された。12日から仙台市のMOVIX仙台などで公開される。
　恋愛に奥手な広告代理店の新人営業マン・浩介(松本)は、訪問先の女性用下着メーカーで思いがけず、中学時代の同級生・真緒(上野)と再会する。だが、真緒にとってそれは、10年間も願い続けた瞬間だった。
　明るく奔放な真緒に浩介は引かれ、やがて結婚。ところが間もなく真緒は痩せ細り、みるみる衰弱していく。真緒には誰にも言えない、とんでもない秘密があった。そしてある日、奇妙な出来事をきっかけに浩介の前から姿を消してしまう。
　ありふれた若者のラブストーリーだが、とんでもない秘密と奇跡が明らかになる後半が見どころだ。
　幾つかの場面で噴き出して笑い、このファンタジーを最後まで見てしまう。新居の窓辺や公園のジャングルジムなど、暖かな日差しに包まれた場所の映像はやわらかで、多くの人の記憶や理想と合致するはず。
　陽(ひ)だまりでのんびり絵本を開くくらいのつもりで見ると、ちょうどいいかもしれない。


▽【第３０回ベストジーニスト発表「嵐」相葉雅紀殿堂入り「記念の年にうれしい」】

　最もジーンズが似合う有名人を選ぶ第３０回「ベストジーニスト2013」の発表会が東京都内で開かれ、一般投票による一般選出部門で人気グループ「嵐」の相葉雅紀とタレントのローラが受賞した。3年連続で受賞した相葉は、永久ベストジーニストとして「殿堂入り」を果たした。
　相葉は「歴史あるこの賞を3回も頂き、しかも30回の記念の年で、僕が30歳で。本当にうれしい」と満面の笑みを見せ、「これからはジーンズのために生きていこうと思います。恩返ししたい」と力強く宣言した。
　しかし「具体的には？」と詳細な説明を求められると「メンタルな事なので、表には出ないかもしれません…」とどぎまぎしながら「でも心はジーンズスピリットで」と答えた。
　一方、主催者の日本ジーンズ協議会が選ぶ協議会選出部門では、俳優の渡辺謙らが受賞。渡辺の長女で俳優の杏も、08年に同賞に輝いており、親子2代のベストジーニストとなった。
　ほかの受賞者(いずれも協議会選出部門)はタレントのLILICO、韓国女性グループの少女時代、サッカーの香川真司選手。