道東を発見する旅 第3の人生

土曜の夕方、足首ウォーマー、

土曜の夕方

土曜日の夕方、メガネ屋に黒縁の眼鏡をピックアップに行った。

前回、書いたと思うけど、お店のお姉さんが「ハットをかぶってきてくださいね!」と言っていたのを思い出して、自分の好きな中折れ帽をかぶっていった。

お店に入ると、そのお姉さんが飛び出してきて、うれしそうに声をかけてくれる。

それから、どう経過したか想い出そうとするのだが、まったく想い出せないのだが、すごくエキサイトしていた。

その人が眼鏡の最終調整をしますと言って、席をはずしたら、なぜか、別のお姉さんが現れて、色々話しかけてくる。

最初のお姉さんの対応でちょっと疲れてしまい、気のない返事を返していたところ、その人は、個人情報のカードを見ながら、自分の生年月日に目が止まったようだった。

そして、突然、「全然、このお年には見えないです、ホントにビックリしました」と言い出した。それには、こっちのほうが驚いてしまった。

そして「お仕事は何をされているのですか?」と聞いてきた。答えても良かったのだけど、その前の様子があまりにもオーバーだったので、うっかり医師だとか言うと、大騒ぎされそうな気がして、笑ってごまかそうとした。

すると、向こうは「ひょっとしてアパレルですか?アパレル関係のお仕事ですよね」とダメ押ししながら聞いてきた。

まさか、自分では予想もしてなかった質問に、思わず腹をかかえて大笑いしてしまった。

何でアパレル関係だと思ったのか、まったく理由は分からないが、ハットをかぶっていったのが良かったのだろうか。

いずれにせよ、アパレルなんて言われたのは生まれて初めての経験である。

そのまま、黒ブチの眼鏡をかけて店を出たのだが、2人の女性店員が見送ってくれて、3人ほどいた中年の男性店員も呆れていた様子だった。

靴下を買う

遂に手に入れた黒ブチ眼鏡をかけて自慢の中折れ帽をかぶり、自分としてはこの上もなくオシャレな恰好をしたまま、メガネ屋の隣にあるダイエーの洋品売り場に入っていった。

売り場に置いてある大きな鏡に、ちらりと映る自分の姿を確認してニンマリとしながら、モデルウォークのような気分で売り場を歩いていると、顔見知りの店員のおばさんが、いつものように「いらっしゃいませ」と声をかけてくる。

これまでとは違って、おばさんのニヤけた感じの表情もよく見える。なんせ、視力1.5になっているからな・・・と思いながら、靴下売り場に行く。

安売りワゴンの中に、オシャレさのかけらもないような無愛想な真っ黒のビジネス用靴下を見つけた。これこれ、これでいいんだとばかり2足ほど手に取った。

すると、同じワゴンのなかに「足首ウォーマー」と書かれた商品があるのを見つけた。

これは、いったい何だろう?と思いながら好奇心いっぱいで、365円という安さに思わず手を出して買ってみた。

足首ウォーマー

10月ごろ、気温が下がりだしてから、自分は早々と靴下をはいて寝ている。

夜になって、ひょっとして足首ウォーマーを履いて入れば、靴下を脱いでも寒くない筈だと考え靴下を脱いで足首ウォーマーを着用して眠ってみた。

この安売りのウォーマーは、普通の靴下の足の部分を切ってしまったというコンパクトなもので、バレエダンサーがはいている大判のものではない。

それでも、足先に寒さを感じることなく朝までぐっすりと眠ることができた。

これは新たな発見である。

足の循環改善

以前、ブログのどこかに書いてあると思うのだが、北海道の離島で自分は、「指なし手袋」をはめて寝ると手の循環が良くするという仮説を提唱したことがある。

察しのいい方は、既にお分かりと思うが、手の延長である足版を構築できるのではないかと考えている。

365円の足首ウォーマーの袋に書いてあったのは、足首は脂肪がなく皮膚のすぐ下が靭帯とか神経や血管だけなので、外気温の影響を受けやすい。

そのため、足首を温めると足全体がぬくもります、とか何んとか書いてあった。

学術的には手と同様に足にも動静脈シャントが存在する。従って、足首を温めながらも、足の指先とかと温度差をつければ動静脈シャントを支配する自律神経系を鍛えることが出来るはずだと考えている。

足の循環を良くするためのヒントが見つかったように思う。

さっそく色々試してみることにして、日曜日の夕方、今度は同じく千里中央にある「靴下屋」に行き、本格的な大判の足首ウォーマーを買ったのだが、ちょっと使いづらいようだ。また何か進展があれば報告します。

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