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教養学部!

記憶に頼らず記録に残す。或る高齢者の忘備録。

六道の辻

2014-01-06 | 京都歩き
京都市東山区の六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)に行きました。

このあたりは、六道の辻と呼ばれています。
葬送の地の鳥辺野(とりべの)に近く、現世とあの世の境目なのだそうです。

「今昔物語」に、とても面白い伝説が遺されています。
小野篁(おののたかむら)は、昼は朝廷に出仕し真面目に仕事をしていたのですが、夜は地獄にいき、閻魔庁の冥官として、閻魔さまの補佐をしていたというのです。
そして、小野篁が閻魔庁への出勤の為に使っていた井戸が、六道の辻にある「六道珍皇寺」の庭に残っているのです。