いみしん新聞・常陸の国

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東京で文旦が露地植えで実る ・・

2008-12-16 00:02:00 | 生活一般
2008年12月西東京地方の民家の庭先に露地植え柑橘類の文旦がある。
幹の太さ7~8cmで高さが約4mの文旦の木に鈴なりに実っている。
文旦の大きさは直径15cm以上ある。九州の市販商品と遜色ない。
日本で柑橘類の文旦の栽培は黒潮が流れる地方で九州と四国の高知が露地栽培の北限になる。

西東京地方の武蔵野で文旦が実るのは珍しい。
この民家の持ち主が60年前に出身地の鹿児島県から持ち込んだ文旦の苗を庭先に露地植えした。
植木屋さんが東京では露地植え文旦など実らないやめなさいと忠告された。
古い品種で決して日当たりはよくない北東の隅に植えて60年経過し近年はたくさん実る。
実食できると八十代の持ち主が話している。
この文旦の木は年月の割に幹が細いので風雪に耐え生き抜いて耐寒性のある品種になったのかもしれない。 
温暖化の影響か分からぬが不思議な光景この隣にキンカンと柚が結実している。
持ち主が高齢のためにいつまでこの文旦が存在するか気になるがぜひ世話されることを望みたい。
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画像サイズ(600X360)2008.12.12東京の露地植え文旦。(画像はこちら)
(次回は文旦の花へ) (トップへ戻る)   

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