日本の隅っこ

2008年2月の日本旅行のときの写真に加えて、ちょっとレトロなのも載せたりして……

富山の薬屋さん

2008年04月21日 | 富山旅行
というわけで、薬屋さんにも行ってきました。

  

大正とか昭和初期からデザイン変わってません、みたいなのから、
割とモダンふうなのまで、いろいろいっぱい並んでます。

丸薬の作り方を実際に見せてくれるコーナーもありました。



足のほうで踏み板を踏むと、写真上に写っている木の部分がぐうっと押され、
下の金属箱に入っている丸薬の材料(練った柔らかい状態)を、並んだ穴から押し出します。
それを長いナイフで切り取って、布を張った板の上に並べていくわけです。

 ずらっと並んだ丸薬のもと

で、これを丸めるわけですが、
おじさんがまずやって見せてくれて、それから私にもやらせてくれました。
よしっ、挑戦だ!



切り取って並べたものの上に、こういう木の蓋を載せて、ぐるぐるっと。
おじさんがやると、すべてが(ま、ほとんど)綺麗にそろって丸くなってるんですが、
私がやると……

 あや~~

見事に、半分以上がつぶれてしまってた……。
まあこれはまた練り直して作りなおせるので、お気楽なもんですが。
力加減が難しいんですね。

で、このお店は二階がレストランになっていて、
そこでは生薬いろいろの健康によい食事が楽しめます。

 メニューはこちら

 

 

持ってきてくれるごとに、これは何に効いて何によい、とか説明してくれます。
そういう効用を別にしても、とってもおいしかったです。

 廊下にあった版画

ハンゴンタンって、数年前の文學界新人賞受賞作品がそんなタイトルでしたね。
たまたまそれは雑誌で手に入れて読んだ覚えがあります。
もう内容はうろ覚えだけど、けっこう面白かったような。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
反魂丹 (紅茶)
2008-04-21 23:31:12
カッコイイ!
(でもけっこういいお値段)
胃腸の薬なんですね。何かもうパッケージ見ただけで効きそう。プラシーボ効果ですわ。
亀さん、何か買いましたか?
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>紅茶ん ()
2008-04-24 23:11:34
漢方ってけっこうお高いよね~、と私もこの店で初めて知りました。
私は迷いつつも結局何も買わなかったんだよね。
胃炎ももうずっとやってなかったし。
こっちに帰ってきて割とすぐに胃炎再発して、やっぱり買っときゃよかった、と後悔したよ。
友達は、なんか咳が止まらないとかで、ちゃんと薬剤師?さんのいる相談コーナーもあって、
細かく症状とか経緯を説明して、お勧めのを買ってました。

そうそう、本文に書き忘れたけど、丸薬作るの挑戦したら、
そのあとで紙風船もらえるんです!!
なんで紙風船? って私はこのときまで知らなかったんだけどね。
いろいろ楽しいお店でした。
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